OPEN CLOSE

食事を変えると頭痛が防げる!?
自分に合った頭痛の予防法を見つけよう!

秋が深まり朝晩の冷え込みも強くなってきました。急激な気温の変化は頭痛を誘引する原因の1つ。そういえば、最近頭痛が起きやすいという人もいるのではないでしょうか?

今回は、頭痛を防ぐセルフケアをご紹介します。
その悩ましい頭痛は食事などのライフスタイルを変えることで予防できるかもしれませんよ。

<監修>
五十嵐久佳先生(富士通クリニック頭痛外来)

いがらし・ひさか 1979年北里大学医学部卒業。医学博士。北里大学医学部内科学講師、神奈川歯科大学附属横浜クリニック内科学講座教授を歴任。81年より頭痛医療に携わり、現在に至る。日本頭痛学会理事・専門医・指導医。

目次

規則正しい生活リズムで頭痛を防ごう!

普段の生活を振り返ってみてください。寝不足の日や寝過ぎの日が多かったり、朝食や昼食を抜いたりする日が多かったりしませんか?こうした生活リズムの乱れは頭痛の引き金になってしまいます。

頭痛を防ぐライフスタイルのポイントは3つあります。

1つ目のポイントは、「毎朝決まった時間に起きること」。毎日同じ時間に起床して朝日を浴びることで、体内時計のずれをリセットすることができます。

体内時計のずれは体の不調の原因となるため、前夜の就寝時間が遅くなってしまっても、起きる時間はできるだけ変えないようにしましょう。

また、寝不足や寝過ぎが頭痛を引き起こしている場合があります。頭痛の予防のためにも、正しい睡眠リズムを習慣づけるよう心がけてください。

2つ目のポイントは、「食事を3食決まった時間に食べること」です。間隔が空きすぎないように3食の時間を設定し、忙しいからといって安易に食事を抜かないようにしましょう。食事の間隔が空いてしまうと、頭痛を引き起こす原因になることがあります。

3つ目のポイントは、「軽い運動を習慣づけること」です。特に、就寝1、2時間前のストレッチやヨガなどの軽い運動を取り入れるのがおすすめ。体を動かすことで血行が促進され、心身のリフレッシュに。質の良い睡眠にもつながります。

食事で頭痛予防!?頭痛を防ぐ食材とは?

頭痛にお悩みの方は、食事の内容にも工夫してみてください。積極的に摂りたい栄養素が、頭痛予防に有効な、マグネシウム、ビタミンB2です。

マグネシウムは海藻や納豆などの大豆製品、玄米などに多く含まれます。みそ汁や納豆など、和食にはマグネシウムを含む食材多く使われるので、和食のメニューを意識するとよいでしょう。

マグネシウムはナッツ類にも多く含まれているので、おやつをナッツに変えてみるのもいいですね。

ビタミンB2は肉や魚、牛乳などに多く含まれます。これらの食材は、食べているようで意外と必要量が摂れていないものです。毎食しっかり摂るようにしましょう。

マグネシウムを含む食材と、ビタミンB2を含む食材を合わせて調理することで効率的に摂る方法もあります。例えばサバにはビタミンB2、みそにはマグネシウムが含まれるので、サバのみそ煮にすると2つの栄養素を同時に摂ることができるのでおすすめです。

ちなみに、玄米や納豆、ホウレンソウは、マグネシウムとビタミンB2のどちらも含んでいる便利な食材です。

頭痛が起こるのはどんな時?自分に合った予防法を見つけよう!

どんな時に頭痛が起こりやすいかを知ることも大切です。

アルコールの摂取によって頭痛が起こる場合もあります。赤ワインやチョコレートなどに含まれるポリフェノールは片頭痛を誘発するといわれていますが、チョコレートを食べて頭痛が起こる人は多くはありません。

頭痛を誘発する食材は人それぞれ。特定の食品を摂った時に頭痛が起こる場合には、その食材を避けてくださいね。

空腹時に頭痛が起こる人は、飴やナッツなどの軽い間食をとり、空腹にならないように気をつけましょう。

頭痛予防のためとはいえ、急に生活を変えるとそれがストレスになってしまう場合もあります。頭痛が起こりにくくなるよう、自分に合った予防法を見つけ、少しずつ生活に取り入れていきましょう。