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毎月生理がくるのがつらいという人に。
生理の不快症状を改善する方法とは?

生理痛をはじめ、むくみ、便秘、イライラなど、何かと不快症状を伴う生理中は、気分もブルーになりがち。

「これは生理だから仕方ない」なんて諦めないで! 工夫次第で、心身の不調を緩和することは可能です。不快症状を上手に解消するコツをご紹介します。


<監修>
高尾美穂先生(イーク表参道 副院長)

東京慈恵会医科大学附属病院産婦人科などを経て現職。文部科学省・国立スポーツ科学センター 女性アスリートの育成・支援プロジェクトメンバー、ヨガインストラクターとしても活動している。

<アロマテラピー監修>
葛和恵奈子(IFA認定アロマセラピスト AEAJアロマテラピーインストラクター)

編集者として取材で出会った植物の豊かな力に魅せられ、アロマ&ハーブによる健康術&生活術を学ぶ。専門学校講師として、また地域の女性達に生活の知恵となるアロマライフスタイル術を伝えている。

目次

「基礎体温」は測ってる? まずは自分の体のリズムをつかむことから

自分の生理周期をきちんと把握していますか?

女性の体は、エストロゲンとプロゲステロンという2つの女性ホルモンの影響を受けながら、毎月一定のリズムで変化を繰り返し、それに伴って生理が訪れます。

心身が好調な時と不安定な時期があるのは、このホルモンリズムによるもの。基礎体温を測って生理周期を把握しておけば、次の生理の予測ができ、生理前に起こる不快症状に対して予防や心構えができます。

基礎体温は、通常は朝起きた直後に、寝たまま舌下(舌の裏側)で測ります。使うのは、専用の婦人体温計です。

基礎体温を記録するだけでなく、月経、おりもの、生理痛などの情報や、その日の健康状態もあわせて記録しておくと、体調の把握ができて便利。現在は生理トラブルのない人でも、健康管理のために基礎体温を測る習慣をつけておくことがおすすめです。

生理後半の「アクティブ期」にはヨガがおすすめ!

通常、生理は3~7日間で終わりますが、その前半は生理痛がつらかったりして、動く気になれないことが多いですよね。

こういう時はとにかくリラックスして過ごすのが正解。人と会う約束や、外出の予定はなるべく入れず、早く家に帰るのがおすすめです。

つらい症状が少しずつ治っていく生理後半には、運動を取り入れていくとよいでしょう。
ヨガはおすすめですよ。血流改善だけでなく、心を落ち着ける効果も期待できます。

ヨガには様々なポーズがあり、中には体に負荷がかかるハードなポーズもありますが、生理後半に行うなら、体への負荷が少ないリラックス系のポーズがよいでしょう。

特に生理中は、骨盤まわりの筋肉(お腹、背中、お尻、太ももの筋肉)を意識して動かすことがポイント。骨盤まわりの血流がよくなることで、生理中に起こりがちな腰まわりの重だるさや、冷えの改善が期待できます。

入浴+アロマテラピーで生理中の不快な症状を解消!

生理中は入浴を控える人もいますが、体を温め、心身をリラックスさせる入浴は、生理痛の緩和にも効果的です。

さらに、入浴中にアロマテラピー(芳香療法)を取り入れてみてはいかがでしょう。
アロマテラピー(芳香療法)で用いる精油(エッセンシャルオイル)の中には、月経で起きる不快症状を緩和させるものもあります。

おすすめは、リラックス効果のあるラベンダーやゼラニウム、カモミール・ローマン。これをお風呂のお湯に2〜3滴垂らします。
精油は水に混ざりにくいため、湯船のお湯をよくかき混ぜてから入浴してください。
あらかじめ精油と天然塩(大さじ2杯程)を混ぜるだけの“手作りアロマバスソルト”を湯船に入れるのもよいでしょう。塩の保温作用でより体が温まります。

入浴時に精油を使う際には、天然100%のエッセンシャルオイル(精油)を選びます。「アロマ〇〇オイル」と表示していても、合成香料の場合もあるため、商品表示を確認しましょう。
天然精油のパッケージには、「100%pure natural」、「AEAJ表示基準適合認定精油」などと書かれているので、選ぶ時の目安にしてください。

生理痛や生理時の不快な症状は、工夫次第でケアできます。
自分に合ったリラックス法を見つけ、生理中も快適に過ごしましょう♪