発熱、せきや鼻水などのつらい症状が続いていると、なかなか寝つけなかったり、眠りが浅くなったりしがちです。少しでもラクに寝つくことができ、なるべくぐっすり眠れるようにするには、どんなケアをしてあげるといいのでしょう。
発熱、せきや鼻水などのつらい症状が続いていると、なかなか寝つけなかったり、眠りが浅くなったりしがちです。少しでもラクに寝つくことができ、なるべくぐっすり眠れるようにするには、どんなケアをしてあげるといいのでしょう。
取材・協力/みくりキッズくりにっく(世田谷区上野毛)岡田 悠先生
取材・協力/みくりキッズくりにっく(世田谷区上野毛)岡田 悠先生
熱が高いときは手足を触ってみてください。冷たいようなら温かくしてあげて、かっかと熱くなっていたら、少し薄着にして冷やしてあげると眠りやすくなります。
鼻水が出ているときは、横になると鼻水がのどにまわってのどがゴロゴロします。はなをかめる子なら寝る前にはなをかみます。または、嫌がらなければ鼻水の吸引をするとスッキリして眠りやすくなります。たんがからんでいるときは、たて抱きにして少し背中をトントンして、たんを出しやすくしてあげましょう。
せきが出るときに平らな布団にあお向けの姿勢で寝かせると、苦しくなることがあるので、肩甲骨のあたりにバスタオルなどを当てて、肩を少し高くしてあげましょう。頭は少し肩より下がるくらいのほうが、気道が確保できて呼吸しやすくなります。逆に枕で頭を高くすると、子どもは首が短いため、のどをふさいでしまいがちなので気をつけて。
室内の空気が乾燥しすぎていると、せきや鼻詰まりが余計にひどくなります。空気清浄機などで湿度をコントロールできる場合は除湿のしすぎにも注意。湿度は50~60%くらいに保ちましょう。乾燥している場合は、ぬれたバスタオルを室内に干すなどでも加湿できます。
熱が高いときは手足を触ってみてください。冷たいようなら温かくしてあげて、かっかと熱くなっていたら、少し薄着にして冷やしてあげると眠りやすくなります。
鼻水が出ているときは、横になると鼻水がのどにまわってのどがゴロゴロします。はなをかめる子なら寝る前にはなをかみます。または、嫌がらなければ鼻水の吸引をするとスッキリして眠りやすくなります。たんがからんでいるときは、たて抱きにして少し背中をトントンして、たんを出しやすくしてあげましょう。
せきが出るときに平らな布団にあお向けの姿勢で寝かせると、苦しくなることがあるので、肩甲骨のあたりにバスタオルなどを当てて、肩を少し高くしてあげましょう。頭は少し肩より下がるくらいのほうが、気道が確保できて呼吸しやすくなります。逆に枕で頭を高くすると、子どもは首が短いため、のどをふさいでしまいがちなので気をつけて。
室内の空気が乾燥しすぎていると、せきや鼻詰まりが余計にひどくなります。空気清浄機などで湿度をコントロールできる場合は除湿のしすぎにも注意。湿度は50~60%くらいに保ちましょう。乾燥している場合は、ぬれたバスタオルを室内に干すなどでも加湿できます。
市販薬を夜に飲ませるのは、これまでに何度か使ったことがあって、これは効く!とわかっているものがいいでしょう。
気をつけたいのは小児科で処方してもらった薬を日にちがたってから自己判断で使うこと。とくに小さなお子さんの場合は処方時とは体重も変わっていますし、別の症状に対して処方された、という場合もありますので、日中早めに受診して、現在の症状に合った薬を処方してもらう、または、薬局で相談するなどして購入しておくといいでしょう。
また、急な発熱に備えて解熱鎮痛剤を処方してもらう場合は、保管法や使用期限なども確認しておきましょう。
市販薬を夜に飲ませるのは、これまでに何度か使ったことがあって、これは効く!とわかっているものがいいでしょう。
気をつけたいのは小児科で処方してもらった薬を日にちがたってから自己判断で使うこと。とくに小さなお子さんの場合は処方時とは体重も変わっていますし、別の症状に対して処方された、という場合もありますので、日中早めに受診して、現在の症状に合った薬を処方してもらう、または、薬局で相談するなどして購入しておくといいでしょう。
また、急な発熱に備えて解熱鎮痛剤を処方してもらう場合は、保管法や使用期限なども確認しておきましょう。
横になって、目を閉じているだけでも疲れはとれて、ある程度体力を回復させることができます。
眠れないときは、あまり無理に寝かしつけようと頑張らず、「コロンしようね~。おめめをつぶっているだけで、ばいきんをやっつけられるよ~」と、やさしくお話ししながら寄り添ってあげましょう。病気のときは、子どもを安心させてあげることがとても大事です。
敏感な子は、眠らせようとママがあせると、それを感じ取って、かえって眠れなくなってしまいます。横になっていれば体を休ませることができる、と思って、ママも一緒に眠ってしまうくらいのほうが、子どもも安心して眠りにつけます。
横になって、目を閉じているだけでも疲れはとれて、ある程度体力を回復させることができます。
眠れないときは、あまり無理に寝かしつけようと頑張らず、「コロンしようね~。おめめをつぶっているだけで、ばいきんをやっつけられるよ~」と、やさしくお話ししながら寄り添ってあげましょう。病気のときは、子どもを安心させてあげることがとても大事です。
敏感な子は、眠らせようとママがあせると、それを感じ取って、かえって眠れなくなってしまいます。横になっていれば体を休ませることができる、と思って、ママも一緒に眠ってしまうくらいのほうが、子どもも安心して眠りにつけます。