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疲れについて

一時的に感じる疲れは体が休養を求めているサインで、休養や栄養の補給で適切に対処すれば回復しますが、
無理を重ねると健康を害することにもなります。

疲れを仕方がないと放置せず、理解したうえで、チェックし、早く疲労回復できるよう心がけましょう。

疲れの早期回復には十分な休養と適切な栄養補給が大切です。

十分に休養しても疲れが続く場合は、疲労の原因に病気が隠れているケースもありますので、医師にご相談ください。

疲れの原因

身体への負担は同じ程度の活動でも、イヤイヤやるのと楽しくやるのとでは疲れの感じ方が違うことが分かっています。

精神的なストレスで心が疲れると身体も疲れを感じやすくなりますし、精神的なストレスが原因で生活が乱れた結果、身体が疲れる、ということもあります。

心の疲れと身体の疲れが複雑に関係しあって疲労は発生します。

身体の疲れの原因として一番に考えられるのは、激しい運動や肉体労働による筋肉の疲労でしょう。

身体を動かすとエネルギーを消費し、身体に負担がかかります。

その他には、長時間労働、拘束されることによるストレス(立ちっぱなし、座りっぱなしでの作業など)、過酷な環境(気温など)栄養バランスの偏った食事、睡眠不足、不規則な生活、内臓の異常などが主なものとして考えられます。

最近は、パソコンやスマートフォンなどの使用によるストレスが原因とみられる疲れが増えています。

心の疲れの原因として考えられるのは、人間関係のトラブル、度を越えた頭脳労働や長時間の集中による緊張状態の持続、心配事や不安、イライラや怒り、不快な環境(騒音など)などによるストレスです。

ストレスが多い状態であることを自覚できずに無理をし続けると、さらに強いストレスを心身に受けてしまうことがあるので、注意しましょう。

疲れた時に出る症状は?疲れ具合をセルフチェックしよう

疲れが溜まって身体が休養を求めている時の心身の疲労症状について、以下にまとめました。

疲れのない普段の状態に比べて、疲労の元となる病気がないのに以下のような症状を感じる場合は、休息や栄養補給など適切な対処を行ないましょう。

  • 身体がだるい
  • 肩や首のこり
  • 目が疲れやすい
  • 食欲がない
  • 腰痛
  • 風邪をひきやすい
  • 記憶力や集中力にかける
  • イライラする
  • 睡眠をとっているのに眠い
  • 根気が続かない

疲労が続く場合は、病気の可能性もありますので医師にご相談ください。

あなたはどのくらい疲れがたまっているでしょうか?
疲労度をセルフチェックして、休息が必要かどうかの判断に活用しましょう。

タウリンの
疲労回復効果

疲労回復の方法は?

疲れた時の対処法としては、まずは十分な睡眠をとって栄養を補給し、気分を切り替えることが重要になります。

運動や肉体労働による身体の疲れを解消する方法は、睡眠をとり栄養補給をすることです。

消費したエネルギー源を回復することにより、身体の疲れの解消につながります。

しかし、精神的なストレスによる疲れは、原因が取り除けない場合が多いので気分の切り替えが重要になります。

気分を切り替えるためには、今の自分がどのようなストレスにさらされているかを知っておくことが大切です。

仕事のストレスで疲れている場合は、家に帰ったら仕事のことは忘れるようにし、趣味の時間を持つなどして、自分がリラックスできる方法で過ごしましょう。

ストレスフルな状態だったり、過度に身体を使った後は、『寝ようとすればするほど目がさえて眠れない…』ということもあります。そのような場合は気分がたかぶっているので、まずは、気分をリラックスさせる必要があります。

お風呂に入ったり、飲み物を飲んだり、本を読んだりして気分を切り替えると、リラックスできて眠りやすくなります。

疲れに効く栄養素は、
ビタミンB群とタウリン

運動や肉体労働などによる身体の疲れの回復には、十分な睡眠や気分的なリフレッシュに加え、適切な栄養補給をすることが大切です。

疲れをとるためには、主に糖質(炭水化物)やビタミンB群のような栄養素を意識して摂るとよいでしょう。

糖質(炭水化物)は、肉体の疲労回復を早める効果があり、エネルギー産生(代謝)を促すビタミンB群と一緒に取るようにすると効果的です。

糖質(炭水化物)ばかりではバランスが悪い食事になりますので、糖質(炭水化物)は摂取カロリーのうち50~65%程度にするのがバランスの良い摂り方です。

ビタミンB群には、ビタミンB1、B2、B6などがあり、糖質や脂質、タンパク質をエネルギーに変換しています。ビタミンB群は水溶性のため、余った分は体外に排泄されるので、毎日取り続けることが必要です。

これらに加えて、タウリンを意識して摂取しましょう。

タウリンは、主に筋肉に多く含まれていますが、身体のあらゆるところに存在しており、体内で大変重要な働きをするアミノ酸の一種です。

タウリンも、ビタミンB群と同じく、多量に摂取しても、余剰分は体外に排出されますので、不足しないように毎日摂り続けましょう。

タウリンについて

リポビタンDの原点ともいえる「タウリン」。この栄養成分がもつパワーに魅せられ、大正製薬では早くから研究に着手。

今も尚、多面的に研究が進められています。早速、タウリンと大正製薬の長きにわたる関わりを振り返ってみます。

人間の生命維持に
不可欠な「タウリン」

「リポビタンD」の主成分であるタウリンは、人間の心臓、脳、肺、肝臓、骨髄、目、骨格筋など、あらゆる臓器や組織に分布する生体内物質です。

体内に存在する量は、体重の0.1%相当と言われています。

成分としてはアミノ酸の一種ですが、タンパク質を構成するアミノ酸とは構造が異なり、ほかのアミノ酸とは結合せずに体内で遊離した状態で存在します。

この特性から、体内の機能が働きすぎると制御したり、低下すると改善させたりするなど、身体が常に一定の生理作用の中で働くようにバランスを取ります。

このホメオスタシス(恒常性維持)作用を保有していることから、タウリンは生命を維持するために必要不可欠な物質と言われているのです。

性質としては水に溶けやすく、無味無臭。分類上は含硫アミノ酸と呼ばれます。

通常、人間は体内でタウリンを作れますが、不足分は外から補うことになります。

食べ物であれば、イカやタコ、カキなどがタウリンを多く含む食材として知られています。

発見されたのは、
今から約200年前

そもそもタウリンが発見されたのは、今から約2世紀も前の1827年のこと。

ドイツの研究者が、牛の胆汁からタウリンの分離抽出を成功させたことによります。

因みにタウリンという名称は、ギリシャ語の牛(タウロス)を語源としているそうです。

成分の存在が発見されたとはいえ、人間の体内においてどのような働きをしているかについては、まだまだ分からないことばかりでした。

しかしその後の研究で、生薬のゴオウ(牛黄)にもタウリンが含まれていることが判明。

しかもゴオウは、中国最古の薬学書と言われる『神農本草経』に記載があることから、大昔からタウリンの効能・効果は知られていたと考えられます。

昭和15年には、
大正製薬で研究・開発に着手

タウリンの薬効について本格的に研究されるようになったのは、発見からずっと後のことになります。

ここでは、日本におけるタウリンの活用方法に目を向けてみましょう。中でも注目したいのが、第二次世界大戦末期のこと。日本海軍において、兵士の疲労回復にタウリンを用いていたというのです。

しかも、当時のタウリンは、カキやタコの煮汁から抽出した天然タウリンだったそうです。

大正製薬は、海軍がタウリンを使用していたという情報を大戦末期に入手していましたが、社内記録によると、それ以前の1940(昭和15)年頃には研究・開発に取り組んでいたと考えられます。

1948(昭和23)年頃には、元軍医の開業医師から、終戦後もタウリンを治療に用いていたと聞き、「当社の開発に自信を与えた」という記録が残っています。

タウリンを用いた製品の開発は、戦後、ますます活発化し、幾多の試作や商品化を経て、1962(昭和37)年にリポビタンDを上市。

当時を知る者は、「発売後も、効き目や品質の向上を目指し、処方の改善を研究・実施していた」と語ります。

発売から9年後の1971(昭和46)年に、承認済みの医薬品について、最新の基準に沿って有効性・安全性を見直す医薬品再評価がスタート。

これに先駆け、1967(昭和42)年頃より、社内で本格的な薬理研究が行われることになりました。

さらに、1975(昭和50)年にはアメリカで開催された第1回国際タウリンミーティングに参加。1978(昭和53)年には、タウリンの研究拡大のため、大正製薬のサポートのもと「含硫アミノ酸研究会」を組織。研究会の開催や研究誌発刊により、タウリンの薬理研究に貢献するとともに、国際タウリンミーティングとも連動し、研究の活性化に寄与します。研究成果については、1991(平成3)年に学術セミナーを開催し、専門家による学問的な裏付けを広く紹介しています。また、1994~2000(平成6~12)年には、タウリンの栄養・生理機能に関する研究を組織し、複数の新しい薬効を発見。その成果は国際タウリンミーティングでの発表や、11冊もの報告書・小冊子にまとめています。

最良のタウリンを求めて
生産にもこだわる

タウリンの生産に関する研究にも力を注ぎ、リポビタンDの発売当初とは生産方法がまったく異なります。当時は社内で天然タウリンを作り、当時を知る者の中には、「毎日、たくさんのタコが運び込まれ、薪を燃やして煮出す作業から始まりました。製薬会社に入社したはずなのに、魚屋かと錯覚するほど」とこぼす者もいたそうです。

その後、合成によるタウリン生産の研究が行われ、1964(昭和39)年には、タウリン工場を建設。自社工場での化学合成を経て、1993(平成5)年に国内唯一のタウリンメーカーである子会社「大正エム・ティ・シー」を設立。

良質なタウリンを製造し、安定供給を確保しています。

タウリンの研究活動

リポビタンD発売30年(1991(平成3)年)を記念した学術セミナーの様子

疲労回復とタウリンの関わり

活動エネルギーの不足や乳酸などの疲労物質の蓄積、ビタミン・ミネラルなどの不足によって、疲労は起こると考えられます。

対処法には睡眠や栄養補給などがありますが、身体の状態を良好に保つためにもタウリンは摂取したい栄養成分です。

エナジーサイクルのメカニズム

三大栄養素である糖質・脂質・タンパク質を燃焼することでエネルギーは生成されます。

これらのエネルギー変換にビタミンB群等が関わっているのですが、タウリンは脂質(脂肪)の燃焼に関与していることが分かっています。

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