忙しい時こそ“お風呂”で疲労回復!

普段、「忙しい」「面倒」という理由から、シャワーを浴びるだけでお風呂をすませていませんか?

“お風呂”の目的は、体を清潔にするだけではありません。

湯船に浸かって体を温めることで、丈夫な体を作ることができるのです。

体の健康だけでなく、湯船の中でゆったり過ごすことで得られる体への効果もあります。

寒さと忙しさで体調を崩しやすいこれからの時期に、ぜひ入浴法を見直してみましょう。

<目次>
1. 冬に起こりやすい不調・疲労とその原因
2. 入浴の効果
3. 寒い冬に効果的な入浴法
4. まとめ

<執筆者>
石原 政子(SEIKO)
食事・栄養アドバイザー、料理講師

ヨガ&薬膳de美養生「feeling」主宰。
「薬膳フードデザイナー」認定講師として日々の食の大切さ、何かに頼るのではなく自分自身の力で健康と美を手に入れられる知恵を学ぶ「薬膳フードデザイナー資格認定講座」を開講。東洋医学からみるさまざまな不調改善や美容に関するイベントや講座、体質や不調の悩みを改善へと導く「中医カウンセリング」をおこなっている。
ヨガで体を動かすことと自分に合った正しい食生活で輝かしい未来のためのライフスタイルを提案している。

HP:https://seikoyoga.wixsite.com/feeling
Blog:https://ameblo.jp/aum-namaste/

冬に起こりやすい不調・疲労とその原因

私たちの体では、自律神経のバランスが崩れることで

「疲れがとれない」
「眠れない」
「やる気が起こらない」

といった不調が起こるといわれています。

冬は寒さによって体のバランスを崩しやすくなる時期ですが、年末年始の多忙に加え忘年会や新年会などのイベントが続くと、胃腸にも負担をかけてしまうことがあるでしょう。

すると、疲労によって体の免疫力が落ち、風邪を引いてしまうなどさまざまな不調が起こりやすくなってしまいます。

このように、冬の疲労は気候だけでなく生活習慣が原因となることもあるため、しっかりとケアをしていきましょう。

入浴の効果

入浴によって得られる効果には、以下の3つがあります。

<温熱効果>
入浴すると体が温まり、体が温まることによって血の巡りがよくなります。

血の巡りがよくなると新陳代謝が活発になるため、体内の老廃物や疲労物質を取り除いてくれる効果を期待できます。

<浮力効果>
お湯の中では、体の重さが浮力によって10分の1程度になります。

軽くなることで筋肉の緊張が緩み、心身ともにリラックスすることができます。

<水圧効果>
浸かっているお湯の量が多いほど水圧が大きくなり、肺が圧迫されます。

すると、肺は空気を取り入れようとより活発に働くため、呼吸の回数が増えて心肺機能が高まります。

心肺機能が高まることで筋肉がほぐれ、リンパや血の巡りがよくなり、足の疲れやむくみを取り除いてくれます。

寒い冬に効果的な入浴法

<入浴前に脱衣所と浴室を温める>
体が冷えた状態で突然温かいお湯に触れると、心肺に負担をかけてしまいます。

入浴前にバスタブのふたを開けておいたり、壁に温かいシャワーを流しておいたり、あらかじめ蒸気で浴室を温めておくようにしましょう。

<ぬるめのお湯に長くつかる>
冬の場合、39〜40度の温度のお湯に15分ほど浸かるのが理想的です。

目安としては、うっすら額に汗が出る程度です。熱いお湯に短い時間入るよりも、入浴後の体温を維持できます。

また、ぬるめのお湯は副交感神経を優位にするため、心身をリラックスモードにしてくれます。

<お風呂上がりは1時間以内に寝る>
お風呂で温まったあとは、1時間ほどかけて体温が下がっていきます。

体が温まっている状態で寝ると深い眠りにつきやすく、成長ホルモンがたくさん出て疲労回復、細胞修復に効果的です。

十分な効果を得るためにも、入浴後は1時間以内に寝ることを心がけましょう。

<入浴法でタンパク質を増やす>
ぬるめのお湯にゆったり浸かることが大切ですが、週に1度は“やや熱め”のお湯に入ることもおすすめです。

41度ほどのお湯に20分浸かり、体の深部を温めます。

熱めのお湯につかると、熱ストレスによって体内に“ヒートショックプロテイン70”というタンパク質がつくられます。

ヒートショックプロテインは体内の細胞を保護してくれるため、病気になりにくくなるといわれています。

まとめ

忙しいときこそ、お風呂の時間をゆっくりとるように心がけましょう。

お湯に浸かり、心身の緊張を緩めてリラックスすることが大きなストレス解消・疲労回復につながります。

冬は、心も体もお風呂で温めましょう。

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