監修者:米井嘉一先生/同志社大学大学院生命医科学研究科アンチエイジングリサーチセンター教授
まとめ
血糖値コントロールがダイエットのポイント
筋肉をつけて糖を消費しやすい体づくりを
美容面にも期待!ダブルでうれしい運動効果
ダイエットには、運動してカロリーを消費するのが一番!
もちろんそれも誤りではありませんが、運動にはカロリー消費の他にも、うれしいダイエット効果があるんです。
それは「血糖値」が下がりやすくなること。
血糖値がダイエットとどのように関係しているのか、詳しく見てみましょう。
監修者:米井嘉一先生/同志社大学大学院生命医科学研究科アンチエイジングリサーチセンター教授
まとめ
血糖値コントロールがダイエットのポイント
筋肉をつけて糖を消費しやすい体づくりを
美容面にも期待!ダブルでうれしい運動効果
ダイエットには、運動してカロリーを消費するのが一番!
もちろんそれも誤りではありませんが、運動にはカロリー消費の他にも、うれしいダイエット効果があるんです。
それは「血糖値」が下がりやすくなること。
血糖値がダイエットとどのように関係しているのか、詳しく見てみましょう。
<目次>
血糖値は食事を摂ると上がり、空腹時には下がるという変動を繰り返しており、この変動の波が穏やかであれば正常。
しかし空腹時に大量の糖質を摂ったりすると、血液中に含まれる糖の量(血糖値)が急激に上がり、これを下げようと膵臓からインスリンが分泌されます。
インスリンには糖質を脂肪細胞へと変化させる働きがあるため、大量にインスリンが分泌されると脂肪をつくりやすくなってしまいます。
つまり、脂肪をつきづらい体になるには、血糖値をコントロールすることがポイントなのです。
血糖値は食事を摂ると上がり、空腹時には下がるという変動を繰り返しており、この変動の波が穏やかであれば正常。
しかし空腹時に大量の糖質を摂ったりすると、血液中に含まれる糖の量(血糖値)が急激に上がり、これを下げようと膵臓からインスリンが分泌されます。
インスリンには糖質を脂肪細胞へと変化させる働きがあるため、大量にインスリンが分泌されると脂肪をつくりやすくなってしまいます。
つまり、脂肪をつきづらい体になるには、血糖値をコントロールすることがポイントなのです。
血糖値に影響を与えるのは食生活だけではありません。
ストレスや運動不足、不規則な生活も血糖値を乱しやすいことが分かっています。
中でも深刻なのが、運動不足。
私たちが食事で摂った糖の70%は筋肉で消費されています。
筋肉が少ないと体内で糖が余りやすく、血糖値も上がりやすい。
つまり、筋肉がしっかりついた体を作ることが、血糖値コントロールの第一歩になるのです。
血糖値に影響を与えるのは食生活だけではありません。
ストレスや運動不足、不規則な生活も血糖値を乱しやすいことが分かっています。
中でも深刻なのが、運動不足。
私たちが食事で摂った糖の70%は筋肉で消費されています。
筋肉が少ないと体内で糖が余りやすく、血糖値も上がりやすい。
つまり、筋肉がしっかりついた体を作ることが、血糖値コントロールの第一歩になるのです。
運動にはダンベルなどの無酸素運動から、ウォーキングなどの有酸素運動まで色々とありますが、どのタイプの運動が血糖値コントロールに向いているのでしょうか?
カギを握るのが「GLUT4(グルット4)」という筋肉の中にあるタンパク質。
これには血糖中のブドウ糖(糖質)を筋肉内に取り込む働きがあり、血糖値を下げるのに活躍してくれます。
細胞の中に待機しているGLUT4は筋肉の収縮により細胞表面に出てきてブドウ糖を取り込むため、血糖値を下げるには、筋肉を収縮させる運動が効果的といえます。
運動にはダンベルなどの無酸素運動から、ウォーキングなどの有酸素運動まで色々とありますが、どのタイプの運動が血糖値コントロールに向いているのでしょうか?
カギを握るのが「GLUT4(グルット4)」という筋肉の中にあるタンパク質。
これには血糖中のブドウ糖(糖質)を筋肉内に取り込む働きがあり、血糖値を下げるのに活躍してくれます。
細胞の中に待機しているGLUT4は筋肉の収縮により細胞表面に出てきてブドウ糖を取り込むため、血糖値を下げるには、筋肉を収縮させる運動が効果的といえます。
筋肉の収縮があれば、どんな運動でもOK。
とはいえ、運動する時間がなかなかとれないという人もいるでしょう。
そこで、おすすめしたいのが、日常生活の中に「運動」を取り込む方法。
例えば、終日デスクワークで日常的に動きが少ない人は、通勤時にいつもより15分長く歩くだけでも有効。
歩くスピードは通常より速くしましょう。
電車で通勤している人は、最寄り駅から一駅離れた駅まで歩いてみてはいかがでしょうか。
また、姿勢を正すだけでも効果があります。
電車の中や仕事中、会議中に背筋をピン!と伸ばし、疲れたら休む、を繰り返すだけでも筋肉を収縮させる立派な運動です。
習慣化して毎日実践してみましょう。
筋肉の収縮があれば、どんな運動でもOK。
とはいえ、運動する時間がなかなかとれないという人もいるでしょう。
そこで、おすすめしたいのが、日常生活の中に「運動」を取り込む方法。
例えば、終日デスクワークで日常的に動きが少ない人は、通勤時にいつもより15分長く歩くだけでも有効。
歩くスピードは通常より速くしましょう。
電車で通勤している人は、最寄り駅から一駅離れた駅まで歩いてみてはいかがでしょうか。
また、姿勢を正すだけでも効果があります。
電車の中や仕事中、会議中に背筋をピン!と伸ばし、疲れたら休む、を繰り返すだけでも筋肉を収縮させる立派な運動です。
習慣化して毎日実践してみましょう。
日々の運動の積み重ねは、ダイエット以外にもうれしい効果が。
筋肉の多い人は、少ない人に比べてDHEA(Dehydroepiandrosteroneの略)の分泌が多いことが分かっています。
DHEAは体内で性ホルモンをつくる働きがあるため、性ホルモンが減る更年期以降もDHEA由来のエストロゲン(女性ホルモンの一種)を確保することができ、女性ホルモンの働きである肌のうるおいやコシのある髪がつくられるなど、うれしい効果が期待できるのです。
日々の運動の積み重ねは、ダイエット以外にもうれしい効果が。
筋肉の多い人は、少ない人に比べてDHEA(Dehydroepiandrosteroneの略)の分泌が多いことが分かっています。
DHEAは体内で性ホルモンをつくる働きがあるため、性ホルモンが減る更年期以降もDHEA由来のエストロゲン(女性ホルモンの一種)を確保することができ、女性ホルモンの働きである肌のうるおいやコシのある髪がつくられるなど、うれしい効果が期待できるのです。
引き締まった脚に、キュッとしまったウエスト。
健康的で美しいボディラインを手に入れるには運動は必須。
そうして身につけた筋肉は、体内で糖を消費し、ダイエットの味方になってくれるのです。
ダブルでうれしい運動習慣を、今日からはじめてみませんか?
引き締まった脚に、キュッとしまったウエスト。
健康的で美しいボディラインを手に入れるには運動は必須。
そうして身につけた筋肉は、体内で糖を消費し、ダイエットの味方になってくれるのです。
ダブルでうれしい運動習慣を、今日からはじめてみませんか?