1963年に台湾デビューを果たすと、東南アジアを中心に輸出を開始。1983年には初の現地法人・香港大正製薬を設立。1992年にはマレーシアのバンギ工場、2013年には上海大正新工場が竣工。自社生産体制を整えてリポビタンを世界に届けています。

リポビタンが世界に広がると共に、各国地域に根差した活動も活発化。新型コロナウイルス感染症に対応しているマレーシアやフィリピンの医療従事者にリポビタンを寄付しました。またベトナムでは、売り上げの一部で健康器具を購入し、屋外の運動場（スポーツゾーン）を設置するなどの支援を実施。海外においても、「人に寄り添う存在でありたい」と願う心は同じです。

日本のリポビタンは茶瓶の容器で慣れ親しまれていますが、ベトナム等では缶で販売しています。また日本では100mLの容量で販売していますが、海外では150mLで販売している国もあります。

風味も国によって嗜好があり、甘さを好む人が多い東南アジアでは、とても甘い風味としています。ほかにも、タイの「LIPO-PLUS」は蜂蜜入り、中国の「力保健 伊人装」は鉄分入り、アメリカはビタミンC入りやノンシュガーなどがあり、国によっては炭酸入りも！　種類の多さはニーズの表れ。それほど愛される存在となった海外のリポビタンを、これからも大切に育んでいきます。