睡眠不足によるお疲れ事情
【500人に聞きました】

あなたは毎朝、スッキリと目覚めることができていますか?

「よく眠れた!」

と満足して起きることができる日は、週にどのくらいあるでしょうか?

実は、日本人の睡眠時間は世界的にみても少なく、欧米先進諸国と比べても1時間ほど短い「睡眠不足大国」と言われています。

睡眠は疲労回復に欠かせない大切な要素です。

そこで、20代~60代の男女500人に、睡眠不足がもたらす疲れへの影響や対処方法を聞いてみました。

若い女性は睡眠不足で疲れ気味

睡眠不足で疲れを感じがちなのは、男性より女性の方がやや多く、年齢が若いほど多いのが特徴的です。

特に20代・30代の女性がやや多くなっています。

明日の朝も早く起きなければいけないとわかりつつも、気分をリフレッシュしてから眠りたいとテレビやネットを見てしまうなど趣味を優先し、ついつい夜更かししてしまう方も多いのかもしれませんね。

睡眠不足と疲労の密接な関係

疲れ具合を見てみると、睡眠不足による疲れを感じている人の4割は、「非常に疲れている」と強い疲れを感じている状態です。

また、疲れを慢性的に引きずりがちという方も4割と、全体より多くなっています。

睡眠そのものが慢性的に不足していると、疲れが解消されず、疲れがさらにたまる…といった悪循環におちいってしまうのかもしれません。

身体にも、心にも、疲れをもたらす睡眠不足

睡眠不足による疲れを感じている人は、肉体的・精神的ともに疲労度が高い傾向が見られます。

しっかり睡眠がとれないと、翌日の体力に影響してしまうイメージがありますが、精神的な疲労を強く感じている人も多く、睡眠不足が気力におよぼす影響も強いことがわかります。

日中、「なんとなくやる気が起きない」「物事をサッと決断できない」というようなとき、実は睡眠不足で脳がしっかり休息できていないことが原因という場合もありそうです。

寝たのにまだ眠い…睡眠不足の影響とは?

睡眠不足による疲れは、具体的にどのような影響を及ぼしているのでしょうか?

疲れを感じる身体のサインを見てみると、「身体がだるい」や「肩や首のこり」「イライラする」などは半数以上が感じており、感じている疲れのサインも全体的にかなり多いようです。

また、身体的なサインだけでなく、「イライラする」をはじめ、「記憶力・集中力が続かない」「根気が続かない」など、メンタル面にあたえる影響も大きくなっています。

これでは疲れのたまった身体にむち打って、なんとか仕事や家事をがんばっても、効率やパフォーマンスが上がらず、いつもより時間や手間がかかってしまう、という悲しいことにもなりそうです。

そしてもう一つ気になる点は、「寝ているのに眠い」と感じている方が半数近くもいること。

疲れを回復すべく、休日などにいつもより長く眠る、いわゆる「寝だめ」をしても、睡眠不足や疲れが解消できていない、ということも考えられます。

心地よい眠りにいざなう疲労回復法

日本人が睡眠不足に陥りやすいのは、長時間の労働や通勤時間、スマートフォンの使いすぎなどによる睡眠時間の短さが原因と言われています。

スマートフォンの使用時間を決めたり、寝る時間を決めたりすることで、睡眠時間の改善をはかることもできますが、努力しても短時間睡眠が避けられない場合もあるでしょう。

そうした場合におススメなのは、寝つきを良くしたり、睡眠の質を高めたりすることで疲労回復を促す方法です。

睡眠不足による疲れを感じる方たちが、疲労回復のために行っていることを聞いたところ、入浴に関する疲労回復法が多くあがりました。

・何も考えずにお風呂でボーっとする。(40代女性/会社員)
・湯船につかって雑誌を読む。(40代女性/専門職)
・好きな香りの入浴剤を入れたお風呂に入る。(50代女性/パート・アルバイト)

――など、いつもより長めに入浴しながら、リラックスする時間を大切にしているようです。

人は身体の内部が温まり、徐々に冷めていくときに自然な眠気を感じると言います。

寝つきを良くするには、寝る30分~1時間前までにぬるめのお風呂に浸かり、軽く体温を上げておくと良いようです。

・風呂上がりにレモンサワーを飲む。(50代女性/専業主婦)
・酒に溺れる。(30代男性/会社員)

――といった、お酒の力を借りて疲労回復する方法も見られましたが、就寝前の過度な飲酒は睡眠の質を低下させます。

たくさんお酒を飲むと眠気を感じ、すぐに寝入ることができると思っている方も多いかもしれません。

しかし、眠りが浅くなったり、睡眠時間が減ったりするので、質の良い睡眠のためには逆効果なのです。寝酒は控えるように気をつけましょう。

また、寝る直前まで活発に動いて脳が興奮状態にあると、睡眠を妨げる原因となります。

寝る1時間前からは、テレビやパソコン、スマートフォンなどは見たりせず、リラックスできる環境にしましょう。

読書や音楽鑑賞、軽いストレッチなど、刺激の少ない時間を過ごすことが理想的です。

寝室の温度や湿度を快適にしたり、暗い暖色系の照明にするなど、眠る環境を整えるのも良い睡眠の助けとなります。

心と身体の疲れを回復させる質のよい睡眠のために、お休み前の習慣を見直してみてはいかがですか?

【調査概要】
疲れに関する調査
調査時期:2019年2月
調査対象:全国、1年以内に栄養ドリンクの飲用経験がある、20代~60代の男女500名
調査手法:インターネット調査

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