シャワーでもOK!? お風呂が疲れに効果的な理由

疲れているのになかなか眠れない、眠れても浅くなってしまう……。

そんな経験ありませんか?
その原因は、入眠直前の交感神経や体温にあります。

睡眠のお悩みを克服するには、リラックス効果と身体を温める効果がある入浴がおすすめです。

しかし、忙しくてゆっくり入浴の時間を作れない...
疲れすぎてとりあえずシャワーで済ませる...
という人も多いのではないでしょうか?

そこで、今日から始められるおすすめの入浴方法を、睡眠の専門家がご紹介します。

<監修者>
見波 利幸
日本メンタルヘルス講師認定協会 代表理事 メンタルヘルスがまだ一般的でない時期より1日研修を実施するなど、日本のメンタルヘルス研修の草分け的な存在で多くの著書をもつ。
健康を保つための1つとして、上級睡眠健康指導士の資格を持ち、睡眠への造詣が深い。

シャワーだけでもOK? 良質な睡眠に効果的なシャワーの浴び方

「忙しくて湯船につかっている時間がない」「夏は暑くてお風呂に入りたくない」といった経験はありませんか?

湯船につかるほどの効果は期待できないものの、シャワーを浴びるだけでも良質な睡眠をとるために効果があります。

シャワーを浴びて汚れや汗を流した爽快感は、眠りに必要なリラックス作用がある副交感神経の働きを高めることができます。

冬場であれば少し高めの温度で、いつもより少し長い時間、全身にシャワーをかけるのがおすすめです。

表面体温が一時的に高まることで、その後の放熱作用で深部体温(身体の内部や脳の温度)を低下させることが出来、よりぐっすり眠れる効果が期待できるからです。

お風呂に入れない場合も眠る環境を整えて

とはいえ、「疲れて帰ってきてシャワーすらままならない」「朝起きてから入浴するのが定着してしまった」という人には、お風呂以外にも睡眠の質を高める方法があります。

それは、ベッドや布団などの寝床の環境の改善です。寝床内が暑すぎたり、湿度が高すぎたりすると、眠るために必要な体温の変化が起きにくくなってしまい「寝付けない」という現象が起こりやすくなります。

快適な寝床にするには、夏季は室温26℃、湿度50~60%がちょうど良いとされています。

冬季は寝具によっても変わりますが、室温16~19℃、湿度は夏季と変わらず50~60%が最も寝心地が良くなります。
寝床環境を改善して良質な睡眠につなげましょう。

サウナや岩盤浴は睡眠にも効果あり?

シャワーや湯船につかることと同じように、サウナや岩盤浴でも、いつ入浴したかが重要です。

サウナや岩盤浴に入っても、寝るまでに数時間も経ってしまうと、睡眠に大きな影響はありません。

ベストなのは、寝る前の1~2時間程度前にサウナや岩盤浴をすること。

入浴のタイミングを気にすれば、入浴後に得られる「副交感神経の高まり」と「深部体温の低下」によって、「眠気」と「深い睡眠」の効果を最大限に期待できます。

日頃は忙しくついシャワーで済ませてしまう人も多いと思います。
シャワーで済ませる場合は、浴び方を少し工夫するだけで、良い睡眠に繋げることが出来ます。

また、シャワーを浴びる際は、楽しいことを考える時間にすることもおすすめです。

仕事の課題や翌日の段取りなどは、帰宅する通勤時間の中で終わらせて楽しいことだけを考えて、お風呂の時間はゆっくりくつろぎましょう。

「今日はこの仕事を終えた」と達成感を味わったり、「今度の週末はあれをして楽しもう」とワクワクする気持ちをお風呂場で体験したりすることで、お風呂場がオンとオフの切り替えを明確にしてくれる役割も果たしてくれるようになります。

まずは1つだけでも入浴法に工夫して、身体と心を労わってあげましょう。

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