夏こそ注意!
その習慣が疲れの原因かも!?

「夏の暑さが原因なのか、最近なんだか疲れやすい」
という人は、何気なく行っている習慣が疲れの原因になっているのかも。

生活習慣と疲れの関係について、管理栄養士の足立香代子先生に教えていただきました。

<監修>
足立香代子先生(管理栄養士)
せんぽ東京高輪(現東京高輪)病院などを経て、現在は一般社団法人臨床栄養実践協会理事長。医療現場で過剰栄養に対する指導や、入院患者の栄養管理を実践。
著書に、『日本一おいしい病院食をつくるチーム直伝!長生きごはん』(宝島社)など多数。

実はちゃんと休めていない!?ダラダラ睡眠

疲労回復で食事と同じくらい大切なのが、よい睡眠です。
よい睡眠とは時間の長さではなく、ぐっすりと熟睡感のある眠り。

朝すっきり目覚められ、空腹感があり、朝ごはんを食べ、日中に疲れを感じない人は、ぐっすり眠れている人です。

一方、目覚めが悪かったり、朝食を食べる意欲がわかなかったり、午前中から眠気を感じたりする人は、夜しっかり眠れていないといえます。

睡眠中は成長ホルモンによりダメージを受けた細胞の修復・再生が行われ、疲労を回復しています。

それが最も活発なのは、その夜最初に訪れた「深い眠り」の時です。

疲労回復に大切な「深い眠り」を得るためには、次の3つに気をつけましょう。

・寝る前にカフェインや喫煙、過度なアルコールの摂取をしない

・スマホやPC、ゲームなどは就寝1時間前まで

・テレビやオーディオなど、音や光をつけっぱなしにして寝ない

こうしたことが習慣になっている人は、睡眠による疲労のリカバリーチャンスを台無しにしているかも知れません。

就寝1時間前ぐらいからデジタル機器をオフにして、心とカラダをリラックスモードへもっていくようにしましょう。

自律神経のバランスを乱す「気温差」に要注意

昼間は冷房の効いたオフィスで過ごし、暑い夜道を歩いて帰宅、自宅では冷房をフル稼働。

こうした気温差の大きな環境下では、体は順応が難しく、自律神経のバランスが乱れて、体調不良を起こしやすくなります。

エアコンの設定温度は、25〜28度を目安にし、室外との気温差を広げ過ぎないようにすることが大切です。

節約意識からエアコンの使用をガマンしたり、設定温度が高すぎたりすると熱中症のリスクを高めてしまうことに。

就寝中はエアコンの温度設定をやや高めにし、タイマーも利用するとよいでしょう。

シャワーでは、体の中の巡りはよくならない!

この前、湯船に浸かったのはいつだっけ?
という方、結構いませんか?

夏は簡単にシャワーで済ませ、湯船に浸かるのを避けがちです。

しかし夏は、冷房、薄着、冷たいドリンクや食事など、カラダを冷やす原因が多いことから、体が冷えている人は多いのです。

冷えて血流が滞ったままだと、体内に老廃物がたまり、疲れが慢性化してしまいます。

シャワーでは体表面の汚れは流せても、カラダの中の巡りをよくすることはできません。

湯船に浸かることは、夏の冷え予防や疲労回復に効果的です。短時間でもなるべく浸かる習慣をつけましょう。

全身浴ができない時は、半身浴や足湯などの部分浴でも効果的です。

疲労回復には体を動かすことも◎

年齢を重ねると特に、夏に体を動かすのは億劫になるもの。

「夏にわざわざ汗をかく必要なんてある?」
「この暑い中、運動するなんてムリ」

という声も聞こえてきそうですが、日頃から体を動かす習慣の少ない人ほど、夏は一段と運動不足になりやすいものです。

軽い運動で筋肉と神経を刺激して全身の血流を促すと、自律神経のバランスが整い、疲労回復につながります。

涼しい場所や時間帯を選んで、ウォーキングや軽い筋トレ、ストレッチやヨガなどを行うとよいでしょう。

疲労回復におすすめのツボ押し

東洋医学では、カラダのツボを刺激することでエネルギーの通りがよくなり、不調が改善されるといわれています。
夏の疲れにおすすめのツボはこちらです。

注夏(ちゅうか)

親指の付け根にある膨らみの、手のひら中央寄りにあるツボ。
反対の手の親指の腹で、イタ気持ちいい程度に押す。

行間(こうかん)

足の甲の親指と人差し指のまたの部分にあるツボ。
人差し指の腹で優しく押す。

いかがでしたか?
カラダを動かせば自然と食欲も出て、夜も心地よく眠れ、疲労回復につながります。

しんどいなと感じたら、生活習慣をリセット。
気づきが変化を呼び込んでくれますよ♪

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