60代は疲れ知らず?
アクティブシニアの疲れとは【500人に聞きました】

60歳で定年を迎え、のんびりと隠居生活を過ごす

――というライフスタイルは、すでに過去のものとなりました。

年金の受給年齢が引き上げられ、定年退職しても、定年延長や再雇用、再就職で第2の人生をスタートするのが60代の一般的なライフコースとなりつつあります。

年齢を重ねるほど体は衰え疲れやすくなることを考えると、60代の方たちは疲労が蓄積しているのでは、と考えがちですが、今の60代は若い世代よりずっと元気で疲れ知らずのようです。

そこで、20代~60代の男女500人に聞いた「疲れ」に関するアンケートから、60代の元気の秘訣について探っていきたいと思います。

60代は4人に1人が疲れ知らず

今どのくらい「疲れ」を感じているかについて聞いたところ、強い疲れを感じている人は若い年代ほど多く、20代が4割なのに対して、60代ではたったの1割でした。

そして驚くことに、なんと60代の4人に1人は「あまり疲れていない」「疲れていない」と回答しました。

元気で疲れ知らずな60代の姿がうかがえる結果になりました。

疲れは「ときどき」。元気なシニア女性

次に、どのくらいの頻度で疲れを感じているのか聞いてみました。

すると、こちらの質問でも他の世代に比べて60代の方は「慢性的に疲れている」と答えた方は少ない結果となりました。

また60代の男女で比べると、女性の方が疲れを感じるのは「時々」と答えているのが最も多いこともわかりました。

これは60代が、若い年代のように無理が利かない年齢であるがゆえ、疲れを溜めない工夫をしたり、ゆとりをもって日常生活を送っているからと考えられます。
特に、女性はそれが得意なのかもしれません。

ゆっくり暮らしを楽しむ。疲れ知らずの60代

では、60代の方はどのように疲れと付き合っているのでしょうか?
疲労回復の方法について聞いてみました。

60代は「入浴」「睡眠」で疲労回復を実感しており、その割合は男女とも5割を超えています。

ちょっと疲れを感じたら、ゆっくり湯舟につかったり、早めに就寝するなど疲労回復を図ることが疲れを溜めない基本と言えそうです。

また、60代男性は「趣味」や「スポーツ」にも積極的なようです。ゆっくり休息することも大切ですが、夢中なれる趣味や、スポーツで汗をかくなど、アクティブに過ごすことが心身のリフレッシュの秘訣なのかもしれません。

一方、60代女性も「趣味」でリフレッシュしたり、「マッサージ・整体」でカラダをメンテナンスすることで疲労回復を感じています。

笑ったり、話したり、といったコミュニケーションも疲労回復の秘訣なのかもしれません。

老後生活を生き生きと楽しむためには、家族だけでなく、何でも話せる友人、趣味の仲間など、人との交流も大切な要素のようです。

このさき数十年とつづくシニアライフを考えると、親やパートナーの介護、老後の生活資金、病気への不安など、心配は尽きないでしょう。

さらに年を重ねていくと、筋力が衰えて疲れやすくなったり、外へ出るのが億劫になったり……といった、要介護一歩手前の「フレイル」と呼ばれる状態が迫ります。

ですから、いかに今の元気と健康を維持するかが、今後のシニアライフを長く楽しく過ごせるかを左右することになるのです。

そのためには、睡眠や食事をしっかりとる規則正しい生活と、強い身体を維持することが欠かせません。いつまでも自分の足で歩けるように運動を習慣化し、疲れにくい身体作りする必要があります。

疲れ知らずな60代を見ていると、これまで積み上げてきた豊富な人生経験から、心配や不安を明るくポジティブに乗り切る精神的の強さを備えていて、肉体的にも、疲れをうまくコントロールする力を身に着けているように見えます。

そんな疲れ知らずな60代の強さは、若い世代のお手本であり、明るい希望とも言えそうです。

【調査概要】
疲れに関する調査
調査時期:2019年2月
調査対象:全国、1年以内に栄養ドリンクの飲用経験がある、20代~60代の男女500名
調査手法:インターネット調査

よく読まれている関連記事