首都圏VS関西圏
疲れてるのは?【500人に聞きました】

日本の二大都市圏である、首都圏と関西圏。

同じ国の大都市圏という共通点はありますが、話し言葉や食文化だけでなく、笑いのツボからエスカレーターの乗り方にいたるまで、細かなことにも生活習慣や文化の違いがあることはご存知の方も多いでしょう。

それでは、「疲れ」の感じ方や原因にも、首都圏と関西圏で違いはあるのでしょうか?

全国20代~60代の男女に聞いた「疲れ」に関するアンケートの中から、首都圏(埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県)と関西圏(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県)の違いについて見てみると、それぞれのエリアで疲れに負けず、たくましく生き抜くヒントが見えてきました。

首都圏VS関西圏、疲れが強いのはどっち?

今どのくらい「疲れ」を感じているのかについて、首都圏と関西圏で比較しました。

「非常に疲れている」のは首都圏、関西圏ともに3割強。
「やや疲れている」でも首都圏、関西圏ともに5割強と、首都圏と関西圏で疲労の程度にほとんど差はありませんでした。

関西圏は男女で疲れ具合が大きく違う

しかし性別で見てみると、関西圏の女性は半数近くが「非常に疲れている」と強い疲労感を感じていることがわかりました。

その一方で、関西圏の男性で「非常に疲れている」のは関西圏の女性の半分以下で、強い疲労感を感じている人が少ないようです。

男女差がほとんどない首都圏に対して、関西圏では男性と女性の差がはっきりとわかる結果になりました。

首都圏VS関西圏、疲れの種類に違いはある?

続いて、首都圏と関西圏で、カラダの疲れとココロの疲れのどちらをより強く感じているのかを比較しました。

肉体的な疲労を感じているのは首都圏の方がやや多く、精神的な疲労を感じているのは関西圏の方がやや多い、という結果となりました。

関西圏の方は疲れを笑い飛ばしそうなイメージでしたが、肉体的な疲労よりも精神的な疲労を感じている方が多いようですね。

メンタルが疲れ気味の関西女性

男女別に詳しく見ていくと、首都圏男性・関西圏男性・首都圏女性は、カラダの疲れより、ココロの疲れを感じている人が約6割と、大きな差はありません。

関西圏の精神的な疲労の割合を押し上げているのは、どうやら関西圏の女性たちのようです。

関西圏の女性は、ココロの疲れをより強く感じている人が7割と、多くなっています。

関西圏の女性には陽気でエネルギッシュなイメージがありますが、いったい何が彼女たちのココロを疲れさせてしまっているのでしょうか?

エリアで違う、ココロの疲れ

では、具体的にはどんな時にココロの疲れを感じているのかを見てみましょう。

エリア別で見ると、男女とも首都圏の方の「家事のストレス」「配偶者・パートナー・恋人のこと」「病気の不安」「職場の人間関係」の割合が、関西圏の男女より高くなっています。

特に首都圏男性は仕事に限らず、「病気の不安」「家事ストレス」「親のこと」など、ほとんどの項目で関西圏男性に比べて割合が高く、家庭のことや健康など、さまざまな心配事を抱えがちのようです。

一方、首都圏女性は「配偶者・パートナー・恋人のこと」「家事のストレス」が関西圏女性に比べて高めと言う結果に。

首都圏は男女がお互いに、家事やパートナーに関することにストレスを感じている様子がうかがえます。

そして関西圏では、男性が仕事関係の項目以外で精神的な疲れを感じることが少ないのに対し、ココロの疲れを強く感じている関西圏の女性は「親のこと」の割合が高くなっているのが興味深いポイントです。

地域色が出るお疲れエピソード

「最近、最も疲れたこと」や「人から言われて疲れるひと言」を見てみると、さらにその地域ならではの特徴が見えてきます。

まず【首都圏エリア】に多いのは、通勤関連のお疲れエピソードです。

・通勤電車が、近隣路線のダイヤ乱れの影響で予想外に混雑。(40代男性/東京都/会社員)
・通勤途中の電車内。まだ着かないことに疲れた。(20代女性/神奈川県/派遣社員・契約社員)
・電車の乗り換えの時間が短くて毎朝走るのですが、会社に着くまでに疲れてしまう。(40代女性/東京都/会社員)

――満員電車だけでも疲れてしまいますが、長距離通勤や予想外の電車遅延でせっかく早起きしたのに遅刻……なんてことがあると、会社に着く前からぐったりと疲れてしまう方も多いようです。

・渋谷に行ったときに、人混みにどっと疲れた。(30代女性/埼玉県/専業主婦)

――というように、人の多さに酔ってしまったり、人混みを目にしただけでぐったりしてしまうことも、首都圏エリアの疲れの特徴かもしれませんね。

こうして見ると、首都圏エリアの方が、カラダの疲れを感じやすいのも頷けます。首都圏都心部での活動は体力勝負ということですね。タフなカラダ作りが首都圏エリアで生き抜くカギとなりそうです。

一方、【関西圏エリア】はというと、

・親、妹との生活に疲れる。(40代女性/大阪府/パート・アルバイト)
・姑が義姉(夫の姉)とお金のことで喧嘩して、とばっちりがこちらにまで回ってきた。(60代女性/兵庫県/自営業)

――といった、家族に関連したお疲れエピソードが目立ちます。

「親のこと」などが原因で、ココロに疲れを感じている関西圏の女性たちは、首都圏に比べて、嫁姑問題や関西特有の「おかんのお節介」に疲れているのかもしれません。

その反動なのか、旦那さんには容赦なく、
・給料上がらへんの。(50代男性/大阪府/会社員)

――と、言い放つ奥さまもいるようで、げんなりした旦那さんの後ろ姿が目に浮かびます。

そんな歯に衣着せぬ物言いにもめげず、陽気に笑い飛ばしてしまうようなメンタルの強さが関西圏エリアを上手に渡り歩くコツなのかもしれません。

ちなみに、お年頃の女性たちに対する、
・彼氏は?(20代女性/神奈川県/派遣社員・契約社員)
・結婚したいと思わないの?(30代女性/東京都/公務員)
・いい人いんのか。(30代女性/滋賀県/公務員)

――といった周囲からのお節介は、首都圏・関西圏のエリア関係なく、彼女たちを疲れさせるひと言ですので、くれぐれもご注意を!

【調査概要】
疲れに関する調査
調査時期:2019年2月
調査対象:全国、1年以内に栄養ドリンクの飲用経験がある、20代~60代の男女500名
調査手法:インターネット調査

よく読まれている関連記事