春のストレスに負けたくない。 五感を刺激して、脳の疲れをとろう!

脳が健康であれば、日々のストレスの影響を大きく受けることなく、心と身体を健やかに保つことができます。

脳の疲労回復のポイントは、「五感」に働きかけること。

脳と五感の関係や、具体的な方法について脳疲労の専門家である横倉恒雄先生に、教えていただきましょう。

<監修>
横倉恒雄先生(横倉クリニック院長)
1998年東京都港区芝に横倉クリニックを開設。健康外来サロンや脳疲労専門外来も開設し、脳科学をベースに女性のトータルヘルスを指導する。
著書に『脳疲労に克つ』(角川SSC新書)など。

現代人の多くは五感が鈍っている!?

五感とは、視覚(見る)、聴覚(聴く)、味覚(味わう)、嗅覚(嗅ぐ)、触覚(皮膚で感じる)の5つの感覚のことです。

五感は、動物が外界の情報や生命をおびやかす危険をキャッチする重要なセンサーのため、五感で得た情報は瞬時に脳へ送られ、次の指令が瞬時に下されるようになっています。

このように五感と脳は密接な関係にあり、脳が疲れていると五感が鈍くなったり、逆に五感が鈍ることによって脳の疲れを引き起こしたりというように、五感は脳の疲れにも影響しています。

実は、現代人の多くは五感が鈍っているとか。
原因は、情報過多な環境にあります。
私たちはスマホでは四六時中、情報を得ることができ、街に出れば広告や騒音に囲まれる生活をしています。

これらの情報を全てキャッチしていると、脳はパンクしてしまうため、知らないうちに五感を鈍感にすることでそれを防いでいるのです。

疲れている時こそ、五感を刺激してリフレッシュ!

では、鈍くなっている五感を刺激するには、どうしたらよいのでしょうか?

木々や緑のある自然豊かな環境に行かないとできないかと思いきや、身近なところでも、意識次第で五感は刺激できるのです。

「肌に触れる春の風の感覚、洗濯物を取り込んだ時に香るお日様の匂いなど、日常生活の中に、五感を刺激するものはたくさんあふれています」と横倉先生。

参考までに、五感を刺激する具体的な方法をご紹介します。

①視覚
五感の中で、視覚は80%を占めている感覚。文字情報ではなく、空を見上げたりして、本能の脳を刺激するようにしましょう。

②聴覚
虫の音や芝生を踏みしめる音などの控えめな音を感じることは、聴覚を刺激するのに有効です。好きな音楽を聴くのでもOKです。

③味覚
おすすめは「快食療法」。好きな物を快く食べ、脳を満足させましょう。旬の味覚を取り入れ、舌で季節を感じることも大切です。

④嗅覚
おすすめはアロマテラピーです。好きな香りを嗅ぐことで脳が瞬時にリラックスします。季節の変化も香りで感じてみましょう。

⑤触覚
肌に手を当てることは、それだけで気持ちよさにつながります。脳に一番近い頭皮のマッサージは、脳の疲れとりに有効です。

脳が疲れていると感じたら、五感を刺激して気分をリフレッシュ♪
人それぞれ気持ちよいと思うものは異なるので、自分に合った方法を見つけてみましょう!

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