ここまでヒハツ由来ピペリンの機能について解説しました。ではピペリンはどのように摂取すればよいのでしょうか。
ピペリンはヒハツに含まれますので、ヒハツを取り入れることによって摂取できます。ヒハツはコショウと同じ使い方で様々な野菜料理や肉・魚料理に活用できますが、ヒハツ独特の甘くスパイシーな香りをいかして飲み物に入れるのもおすすめです。ヒハツを使ったレシピは「ヒハツとは？高めの血圧対策に注目のスパイス！レシピも公開」の記事で紹介していますので、ぜひこちらもあわせて参考にしてみてください。

ピペリンは大量に摂取してもその作用は変わりません。多く摂ることよりも、適量を毎日継続することが大切です。
辛みや刺激が苦手な場合はサプリメントで摂ることもできます。

定番の塩コショウや醤油などは定期的に購入すると思いますが、ピペリンを多く含むヒハツのようなちょっと変わったスパイスを買うと、使用頻度が少なくなかなか賞味期限内に使いきれないという人も多いようです。
そこで、ヒハツを日々の食事でうまく取り入れられるよう、ヒハツを使った簡単なドリンクをご紹介します。
なお、冷たいドリンクの場合はヒハツが混ざりにくいため、温かい飲み物にプラスするのがおすすめです。

【寒い季節におすすめ「ピリッとショウガ紅茶」】

【材料　1杯分】
お湯　マグカップ1杯分
紅茶のティーバック　1袋
ショウガチューブ　3cm（お好みで）
お好みでハチミツ
ヒハツ　ひとつまみ（耳かき1～3杯程度）

マグカップに紅茶のティーバックを入れ、沸かしたお湯を注ぎます。
ショウガとお好みでハチミツを入れ、仕上げにヒハツをひとつまみふりかけます。

【ヒハツ入りホットココア】

【材料　1杯分】
ココアパウダー　小さじ2杯
牛乳　180ml
お好みで砂糖
ヒハツ　ひとつまみ（耳かき1～3杯程度）

牛乳を鍋で沸かして、沸騰する前にココアパウダーを入れてかき混ぜます。
お好みで砂糖を加えてカップに注ぎます。仕上げにヒハツをひとつまみふりかけます。

秋冬は季節の変わり目に体調を崩す人も多い時期です。温かいドリンクにヒハツをかけて、体を中から温まってみてはいかがでしょうか。