ヒハツ由来のピペリンが血圧対策として注目されているとお伝えしましたが、では、なぜ血圧が高いと体によくないのでしょうか？
まずは、高血圧とはどのような病気なのかを見ていきましょう。

・血圧は高めのうちに対策することが大切
血圧とは、血液が血管を流れる際に血管の壁を押す圧力のことです。
「上の血圧」や「下の血圧」という呼び方をよく耳にしますが、心臓が縮んで血液を送り出した瞬間に圧力が強くかかった状態の血圧が「上の血圧」です。一方、心臓が休んで血液を貯めている瞬間は、血管内の血液量が減るため血圧は下がります。これが「下の血圧」です。

上の血圧は「収縮期血圧」や「最高血圧」、下の血圧は「拡張期血圧」や「最低血圧」とも呼ばれます。日本では、病院や健診施設で測定した上の血圧が140㎜Hg以上、下の血圧が90㎜Hg以上の時、高血圧と診断されます。

高血圧は症状からわかるものでしょうか？
血圧が非常に高い時は、頭痛やめまい、肩こりなどの症状が現れることもあります。しかし通常は、多少血圧が高くても特に自覚症状がないことが多いです。症状がないにも関わらず、知らず知らずのうちに人体へ様々な悪影響を引き起こすのが、高血圧が厄介な病気とされる理由です。

症状の有無に関わらず、定期的な血圧測定による早期発見が重要で、高めの血圧*のうちに対策することが大切です。

＊）「高めの血圧」とは、収縮期血圧が130mmHg～139mmHgまたは拡張期血圧が85mmHg～89 mmHgのことです。

・高血圧の影響と放置するリスク
高血圧を治療せずに放置すると、血管の壁には強い圧力がかかり続けます。この状態が続くと、血管が硬くなって弾力性が失われる「動脈硬化」が進行していきます。血管は全身あらゆる所に存在しているため、動脈硬化は全身に影響を及ぼします。
高血圧を放置すると、様々な病気に繋がる可能性があります。そのため、早期発見と対策が大切です。高血圧症と診断された方は、かかりつけの医師に相談して対策をしてください。

ヒハツ由来ピペリンが血圧対策に有効な理由は、「血管を拡張する作用」があるためです。
作用について、詳しく見ていきましょう。

・血管を拡張する
ヒハツ由来ピペリンは、血管を拡張することで高めの血圧*を改善すると考えられています。

血圧が高め*の方を対象に、「ヒハツ由来ピぺリン含有粉末緑茶」を摂取した際の血圧を評価した研究では、プラセボの粉末緑茶飲料を摂取した場合と比べて明らかに血圧を低下させ、正常な血圧を維持することが確認されています。また、摂取1週間後と早い段階から血圧を低下させ、正常な血圧を維持することが確認されています。

＊）「高めの血圧」「血圧が高め」とは、収縮期血圧が130mmHg～139mmHgまたは拡張期血圧が85mmHg～89 mmHgのことです。