ヒハツは、甘い香りとまろやかな辛みが特徴です。ピペリンは、油に溶けやすいので、肉料理や油料理に使うのがおすすめです。

沖縄では、八重山そばやチャンプルーにかけて食べるのが主流です。また、葉を天ぷらにしたり炊き込みごはんに混ぜたりと、実以外も活用します。コショウ同様に肉の臭い消しにも効果的です。簡単に取り入れたいなら、紅茶やコーヒーなどのドリンクに入れるのもよいでしょう。

・ヒハツを使った簡単アレンジレシピ
ここでは、ヒハツを使ったアレンジレシピを紹介しますので、ぜひ取り入れてみてください。コショウの代わりに使うようにすると使いやすいですよ。

【焦がし玉ねぎとヒハツのドレッシング】

【材料】
玉ねぎ　1/4
オリーブオイル　大さじ2
酢　大さじ1
ヒハツ　小さじ1/4
醤油　小さじ1
レモン果汁　小さじ2

玉ねぎをみじん切りにして、オリーブオイルできつね色がつくまで炒めましょう。他の材料をボウルに混ぜ合わせたら、粗熱を取った玉ねぎを加えます。ヒハツの量は、好みで調整しましょう。

サラダは好みのものでアレンジしてください。ヒハツはコショウの代わりとして利用できるので、他のドレッシングに加えてもよいでしょう。
ヒハツは、トマトと相性がよいので、アジア系のサラダをつくる時にもおすすめです。

【ヒハツチャーハン】

ヒハツは油との相性がよく、炒め物にも向いています。ヒハツを使ったチャーハンを紹介します。

【材料】
ごはん　150g（お茶碗1杯程度）
焼き豚もしくはチャーシュー　25g角切り
ねぎ　粗刻み　15g
人参みじん切り　15g（人参の輪切り5cm程度）
たまご　1個
米油　大さじ1
ごま油　好み
ヒハツ　少々
塩 小さじ　1/5

フライパンに溶き卵とご飯を入れ、火を入れます。パラパラになってきたら、焼き豚とねぎ、人参を入れて炒めます。塩とヒハツを加え、味を整えましょう。最後に、お皿に盛ってでき上がりです。

肉の臭い消しにもなるので、チャーハンの香辛料としても最適なヒハツ。まずは、炒め物で気軽に使ってみてください。

【ヒハツを使った簡単チャイ】

コショウの代わりにヒハツを使ったチャイもおすすめです。

【材料】
紅茶ティーバック　2袋
水　200ml
生姜　1切れ
カルダモンパウダー　小さじ1/4
ヒハツ　小さじ1/2
牛乳　200ml
砂糖　5g（小さじ1と1/2）

鍋に水を入れて、ティーバックと生姜1切れを入れて煮ます。紅茶が濃いめに出たらティーバックを取り出し、その他の材料を入れます。軽く温めて完成です。

カルダモンと合わせると爽快感あるチャイが楽しめるでしょう。チャイは、クローブやシナモンとも相性がよいです。好みの香辛料を加えて、アレンジしてみてください。

ここでは、ヒハツの摂り方について紹介します。

・ヒハツを摂るタイミング
ヒハツを摂るタイミングは、食事の前や食事中がおすすめです。料理に香辛料として使うとよいタイミングで摂ることができるでしょう。ヒハツのように辛みがある香辛料は、夏などで食欲が落ちている際にも試してみるとよいでしょう。

ヒハツを使う習慣がなく、つい忘れてしまうという人は、ヒハツの入ったサプリメントなどを利用してもよいでしょう。サプリメントを利用する際は、摂り過ぎに注意してください。