便秘で不調が見られるときには、市販の便秘薬を使うのも1つの方法。その場合は、食事や運動、ストレス解消などの生活改善を行いながら、補助的に利用することが大切です。たくさんある便秘薬の中から適切な薬を選ぶために、便秘薬が大腸でどう働くのか、その作用についても知っておきましょう。
便秘で不調が見られるときには、市販の便秘薬を使うのも1つの方法。その場合は、食事や運動、ストレス解消などの生活改善を行いながら、補助的に利用することが大切です。たくさんある便秘薬の中から適切な薬を選ぶために、便秘薬が大腸でどう働くのか、その作用についても知っておきましょう。
〈監修〉
〈監修〉
松枝 啓(まつえだ けい)先生
松枝 啓(まつえだ けい)先生
1943年生まれ。‘69年岡山大学医学部卒業。国立国際医療センター第一消化器科医長、教育部長、国立精神・神経センター国府台病院副院長を経て、現在、独立行政法人国立病院機構さいがた病院院長。専門は炎症性腸疾患、臨床栄養、消化管運動など。
1943年生まれ。‘69年岡山大学医学部卒業。国立国際医療センター第一消化器科医長、教育部長、国立精神・神経センター国府台病院副院長を経て、現在、独立行政法人国立病院機構さいがた病院院長。専門は炎症性腸疾患、臨床栄養、消化管運動など。
便秘薬は作用によって、浸潤性下剤、刺激性下剤などいくつかのタイプがあり、作用の強さも薬によって違います。薬を選ぶポイントは、次の2点です。
・ 自分の便秘の症状や体質、生活スタイルに合ったものを選ぶ
・ 最初から強い薬を使うのは避け、なるべく効き目が穏やかなものから試す
いろいろあって迷ってしまうという人は、薬局やドラッグストアで薬剤師や、登録販売者に相談し、アドバイスしてもらいましょう
便秘薬は作用によって、浸潤性下剤、刺激性下剤などいくつかのタイプがあり、作用の強さも薬によって違います。薬を選ぶポイントは、次の2点です。
・ 自分の便秘の症状や体質、生活スタイルに合ったものを選ぶ
・ 最初から強い薬を使うのは避け、なるべく効き目が穏やかなものから試す
いろいろあって迷ってしまうという人は、薬局やドラッグストアで薬剤師や、登録販売者に相談し、アドバイスしてもらいましょう
症状がなかなか改善しないと、つい薬の量を増やしてしまいがち。便秘薬は必ず用法、用量を守って使うことが大切です。便通の改善がみられたら、徐々に薬の量を減らしたり、服用間隔をあけたりして調整し、自然な排便にもっていくようにしましょう。ただし、薬が効きにくくなってきたり、頑固な便秘が続いたりする場合は、一度医師に相談して、原因をきちんと確かめた方が安心。便秘以外に気になる症状がある人も、受診するようにしましょう。
症状がなかなか改善しないと、つい薬の量を増やしてしまいがち。便秘薬は必ず用法、用量を守って使うことが大切です。便通の改善がみられたら、徐々に薬の量を減らしたり、服用間隔をあけたりして調整し、自然な排便にもっていくようにしましょう。ただし、薬が効きにくくなってきたり、頑固な便秘が続いたりする場合は、一度医師に相談して、原因をきちんと確かめた方が安心。便秘以外に気になる症状がある人も、受診するようにしましょう。