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インタビュー企画

Challenger4

宇宙を目指す人が、一つに集まれる場を作りたい

一般社団法人 SPACETIDE
代表理事 兼 CEO 石田真康

2003年東京大学工学部卒。
一般社団法人SPACETIDEの代表理事 兼 CEOとして、新たな民間宇宙ビジネス振興を目的に年次カンファレンス「SPACETIDE」を主催。
グローバルコンサルティングファームKEARNEYにて宇宙業界、ハイテク業界、自動車業界を中心に15年超の経営コンサルティング経験。
内閣府 宇宙政策委員会基本政策部会、宇宙民生利用部会および宇宙産業科学技術基盤部会委員として宇宙産業振興を支援。
ITmediaビジネスオンラインにて「宇宙ビジネスの新潮流」を2014年より連載中。また著書に「宇宙ビジネス入門NewSpace革命の全貌」(日経BP社)

2020.7.13

宇宙少年が、
再び宇宙への道に進むまで

──代表の石田さんは、どのようにして宇宙ビジネスへの道に入られたのでしょうか?

実は、私自身は小さい頃から宇宙は大好きでした。小学校の頃は天文クラブにも入っていたくらいです。でもいつしか宇宙から離れて、29歳になるときまで宇宙とは縁がない生活をしていました。
ところがその年、大きな病気を経験したのです。その中で、自分に対して「何かやり残したことはないのか」という想いを切々と感じました。生と死、そして自分はどのように生きればいいか。いろいろ考えたとき、小さい頃の思いが蘇ってきたのです。

--ビジネスを立ち上げる中で、「場を提供する」ことにしたのは、どのような理由なのでしょう?

宇宙ベンチャーと仕事をし、アメリカの宇宙ベンチャー関係者と会うことも多くなりました。例えば懇親会やパーティーの席などに、有名人が普通にいて、積極的に議論にも応じてくれるのです。翻って日本にはそのような場がない。宇宙を目指す人、興味がある人が、一か所に集まって情報交換し、楽しめるような場所を作らなければ…そう思いました。

日本の宇宙ベンチャーの特徴

--日本の宇宙ベンチャー企業にはどのような特徴があるとお考えですか?

見ていて面白いのは、世代を超えて一緒に仕事をしているケースが多いようにみえますね。また、女性の参加が多いというのも特徴的だと思います。うちのSPACETIDEも女性比率が高いです。大学との連携が非常に強いことも特徴の一つかも知れません。

--日本の宇宙ベンチャーは、アメリカに比べるとまだなかなか存在感を発揮できていないようにみえます。日本の宇宙ベンチャー企業に期待することはどのようなことでしょう?

そうですね、やはりわかりやすい成功者が出てくることでしょう。スペースXのイーロン・マスクのような人です。こういう人がアイコンとなって、「オレもやってみよう」という気持ちになる人が増えてくると思います。

オンラインインタビューの様子
上段左から中上氏、寺園編集長、藤本氏、下段左から石田氏、宮川氏、佐藤氏

夢を持ち、未来へ挑む

--最後に、今日インタビューにご参加いただいているSPACETIDEの皆さまに、ご自身の夢や想いを伺いたいと思います。

石田さん…やはり、この時代だからこそ作れる産業を作りたいですね。若い世代は右肩下がりのグラフばかりをみて育っている。そうではなく、私たちの時代だから作れる産業を興して、それが日本の顔になって欲しい、そう思います。

佐藤さん…私は実はSPACETIDEを含め、4つの仕事をしているのです。1つのコミュニティだけではなく、いくつものコミュニティに属し、それぞれの経験を活かしていく。自分自身がそんな新しい生き方の実験場なのかも知れません。SPACETIDEもプロボノ中心の組織なので、ここがどう成長するかが楽しみです。

藤本さん…私は、死ぬまでに一度は宇宙に行ってみたいのです。そのためには宇宙産業が活発になる必要がある。だから、SPACETIDEのようなチャレンジ、そしてここで開かれるイベントを通じて、日本の宇宙産業をより活性化していければよいと思っています。

中上さん…宇宙を身近にする取り組みを進めたいですね。いまでも宇宙は一般の方にはやや縁遠い存在かも知れませんが、実は特別なものではなく、単なる場所です。かつて「オタクのもの」といわれたITも今やごく当たり前のものとなりました。SPACETIDEを使って、宇宙の裾野を広げていきたいです。

宮川さん…ものづくりのエンジニアがもっと増えて欲しいと思います。私自身はSPACETIDEでは広報担当となっていますが、広報を通じて、宇宙に携わる人たちにもっとスポットライトが当たるようにしていければと思います。宇宙は特別なものではありません。宇宙に出て何をするか、それがこれからは重要になってくると思います。

最後に、皆さん素敵な笑顔でファイト イッパーツ!
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「宇宙に関心を寄せる人が集まれるような場を作りたい」…代表者である石田さんの想いに共感した人たちが集まり、立派な場ができました。人々が交流し、情報を交換し、新たなテクノロジーを見出す。その先には強い意志を持ったベンチャー起業家による宇宙ビジネスの開拓が待っています。これからの展開が楽しみです。
(インタビュアー:月探査情報ステーション 編集長 寺薗淳也氏)


せりか’s eye

宇宙に関心を持つ人が世代を超えて集まり、同じ目標に向かって進むことはとても素敵なことだと思います。
これからの未来をぜひ切り拓いてください!私も応援しています。

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