Hello Challengers! インタビュー企画 Hello Challengers! インタビュー企画
脚本家 加藤陽一 脚本家 加藤陽一

Challenger ⑪

Challenger ⑪

ほんわかしたアニメキャラクターが、
宇宙へ向かう人の気持ちに寄り添う

ほんわかしたアニメキャラクターが、
宇宙へ向かう人の気持ちに寄り添う

脚本家 加藤陽一

脚本家 加藤陽一

1979年生まれ。放送作家として情報・報道番組や音楽番組などを手がけたのち、シナリオライターとなる。
『妖怪ウォッチ』『アイカツ!-アイドルカツドウ!-』『宇宙兄弟』『デュエル・マスターズシリーズ』『ガールズ戦士シリーズ』『劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>』などのシリーズ構成・脚本を担当し、幅広い層に向けて大ヒット作品を続けて送り出している。

↓Twitter↓

https://twitter.com/yoichi_kato

1979年生まれ。放送作家として情報・報道番組や音楽番組などを手がけたのち、シナリオライターとなる。
『妖怪ウォッチ』『アイカツ!-アイドルカツドウ!-』『宇宙兄弟』『デュエル・マスターズシリーズ』『ガールズ戦士シリーズ』『劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>』などのシリーズ構成・脚本を担当し、幅広い層に向けて大ヒット作品を続けて送り出している。

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https://twitter.com/yoichi_kato

2021.5.31

2021.5.31

2021.5.31

2021.5.31

──加藤さんは、現在テレビ放映中の「宇宙なんちゃら こてつくん」をはじめ、「宇宙兄弟」など、宇宙をテーマにしたテレビアニメの構成・脚本を手がけていらっしゃいますが、宇宙に対する興味、関心などはございますか?

最初はそれほど興味があったわけではなく、普通に学校で教わったり、ニュースで見たりするくらいの関心と情報量しかありませんでした。
「宇宙兄弟」の脚本を担当したことが、宇宙の世界のことを深く知るきっかけとなり、同時に、宇宙に関わる方々のドラマにも興味が湧きました。


──この2つのアニメで似ているところ、違うところはありますか?

登場するキャラクターたちをとても大切にして、ゆるさのある人間味を含めて描いているところは共通していますね。
宇宙の知識に偏らず、身近に感じられるキャラクターとその気持ちを描くことで、宇宙を感じていく。
「宇宙なんちゃら こてつくん」も、こてつたちの人間味やゆるさを通して、「あ、自分も宇宙に行けるのかも」とか、宇宙を身近に感じてもらえたらと思います。

──加藤さんは、現在テレビ放映中の「宇宙なんちゃら こてつくん」をはじめ、「宇宙兄弟」など、宇宙をテーマにしたテレビアニメの構成・脚本を手がけていらっしゃいますが、宇宙に対する興味、関心などはございますか?

最初はそれほど興味があったわけではなく、普通に学校で教わったり、ニュースで見たりするくらいの関心と情報量しかありませんでした。
「宇宙兄弟」の脚本を担当したことが、宇宙の世界のことを深く知るきっかけとなり、同時に、宇宙に関わる方々のドラマにも興味が湧きました。


──この2つのアニメで似ているところ、違うところはありますか?

登場するキャラクターたちをとても大切にして、ゆるさのある人間味を含めて描いているところは共通していますね。
宇宙の知識に偏らず、身近に感じられるキャラクターとその気持ちを描くことで、宇宙を感じていく。
「宇宙なんちゃら こてつくん」も、こてつたちの人間味やゆるさを通して、「あ、自分も宇宙に行けるのかも」とか、宇宙を身近に感じてもらえたらと思います。

宇宙なんちゃらこてつくん 宇宙なんちゃらこてつくん

──これまでに宇宙関連以外にもアニメ作品を手がけていらっしゃいますが、アニメ作りではどのような哲学をお持ちでしょうか?

当たり前ですが、「見ればわかる」という点が重要です。
キャラクターの名前、いま何をしているのか、それぞれがどんなスタンスでどんな気持ちなのか。
いわば「ユーザーフレンドリー」というところでしょうか。
また、アニメは当然絵ですから、どのようなことでも表現できますが、たとえコメディーであれ、感情の動きには一定のリアリティーが必要です。
「ここでこのキャラクターならどのようなことを言うか」「視聴者の皆さんに気持ちよく見ていただくには、どのようにシーンをつなぐべきか」などと考えながら作っています。


──加藤さんが今後挑戦したいと思っていらっしゃることは?

自分が得意なものやよくご縁があるジャンルには引き続き挑戦していきたいですね。
一方で、全然手がけたことがないジャンルにも挑戦してみたいと思います。
答えを持っていないものや、正解がないものをどう作っていくか、それを考えるのが楽しいです。
未知なるものに惹かれるというのでしょうか。


──いま宇宙に挑戦しようという方がたくさんいらっしゃいますが、そういった方々へのメッセージをぜひお願いします。

宇宙を一生の仕事にしていくということにはものすごくロマンがあると思います。
人間の新しい可能性を切り拓くことにもつながりますし。
そこに突き進んでいこうという思いが、また素敵だと思いますね。


──ちなみに加藤さんご自身は、宇宙に行かれたいと思いますか?

安全であれば行ってみたいですね(笑)。
国際宇宙ステーションに滞在して、そこからの地球の風景などを見てみたいと思います。

──これまでに宇宙関連以外にもアニメ作品を手がけていらっしゃいますが、アニメ作りではどのような哲学をお持ちでしょうか?

当たり前ですが、「見ればわかる」という点が重要です。
キャラクターの名前、いま何をしているのか、それぞれがどんなスタンスでどんな気持ちなのか。
いわば「ユーザーフレンドリー」というところでしょうか。
また、アニメは当然絵ですから、どのようなことでも表現できますが、たとえコメディーであれ、感情の動きには一定のリアリティーが必要です。
「ここでこのキャラクターならどのようなことを言うか」「視聴者の皆さんに気持ちよく見ていただくには、どのようにシーンをつなぐべきか」などと考えながら作っています。


──加藤さんが今後挑戦したいと思っていらっしゃることは?

自分が得意なものやよくご縁があるジャンルには引き続き挑戦していきたいですね。
一方で、全然手がけたことがないジャンルにも挑戦してみたいと思います。
答えを持っていないものや、正解がないものをどう作っていくか、それを考えるのが楽しいです。
未知なるものに惹かれるというのでしょうか。


──いま宇宙に挑戦しようという方がたくさんいらっしゃいますが、そういった方々へのメッセージをぜひお願いします。

宇宙を一生の仕事にしていくということにはものすごくロマンがあると思います。
人間の新しい可能性を切り拓くことにもつながりますし。
そこに突き進んでいこうという思いが、また素敵だと思いますね。


──ちなみに加藤さんご自身は、宇宙に行かれたいと思いますか?

安全であれば行ってみたいですね(笑)。
国際宇宙ステーションに滞在して、そこからの地球の風景などを見てみたいと思います。

インタビューの様子 インタビューの様子

<編集長からの一言>
「宇宙なんちゃら こてつくん」、私はアニメ放送が始まる前からWEBまんがで楽しんでいました。
宇宙アカデミーで宇宙飛行士や技術者を目指すほんわかした登場人物(いや、動物か)を見ながら、宇宙で「ホッとする」ひとときを得られたような感じでした。
アニメ化によってさらに多くの人たちに、こてつくんたちを通して「宇宙開発の楽しさ」「宇宙を目指すことの面白さ」が伝わってほしいと思います。
(インタビュアー:月探査情報ステーション 編集長 寺薗淳也)

<編集長からの一言>
「宇宙なんちゃら こてつくん」、私はアニメ放送が始まる前からWEBまんがで楽しんでいました。
宇宙アカデミーで宇宙飛行士や技術者を目指すほんわかした登場人物(いや、動物か)を見ながら、宇宙で「ホッとする」ひとときを得られたような感じでした。
アニメ化によってさらに多くの人たちに、こてつくんたちを通して「宇宙開発の楽しさ」「宇宙を目指すことの面白さ」が伝わってほしいと思います。
(インタビュアー:月探査情報ステーション 編集長 寺薗淳也)

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