生活習慣ケアコラム

高血糖について詳しく知ろう

高血糖とは血糖値が高い状態、つまり、血液中のブドウ糖の濃度、血中濃度が高い状態を言います。
血液中のブドウ糖の濃度が高いと、身体にどんな影響があるのでしょうか?

目次

高血糖とは?

血糖とは、血液中に含まれるブドウ糖のことで、その量を「血糖値」として表しています。


「ブドウ糖」は食物から得た糖質が分解されたもので、血液によって肝臓に運ばれ、グリコーゲンとして蓄えられます。
エネルギーが必要になれば再び「ブドウ糖」に姿を変えて血液中に放出され、余った「ブドウ糖」は中性脂肪として蓄えられます。


血中に放出されるブドウ糖の量、つまり「血糖値」は、すい臓から分泌されるインスリンというホルモンやほかの臓器から分泌されるインスリン拮抗ホルモンによって一定に保たれています。

高血糖状態が続くと、すい臓はインスリンを多く出そうとして次第に疲弊し、インスリンを分泌する機能が低下、インスリンが分泌されないので血液中のブドウ糖が増え過ぎ、糖尿病などにいたるのです。

高血糖の主な原因とは

高血糖の主な原因は、遺伝的な要因のほか、肥満や過食、運動不足、ストレス等、いわゆる生活習慣が関係しているといわれています。

生活習慣の乱れによって、血糖値をコントロールするインスリンの働きが悪くなり、血糖値が上がりやすくなり、高血糖となるのです。

高めの血糖値の範囲は

図中の正常値のエリアを超えると高血糖状態となり、糖尿病に注意が必要です。

糖尿病は空腹時の血糖値とブドウ糖液を飲んだ2時間後の血糖値から判定。境界型にあたる部分が耐糖能異常。
空腹時血糖値が110mg/dL以上あるとメタボリックシンドロームの要素となります。
(日本糖尿病学会)

厚生労働省が20歳以上の11,191人を対象にした2016年の「糖尿病実態調査」をもとに算出すると、糖尿病が強く疑われる人は1,000万人、糖尿病の可能性が否定できない人は1,000万人で、合計すると2,000万人という結果が出ています。

糖尿病は初期症状がほとんどないため、放っておく人が多いのですが、確実に病状は進行しますので早期治療が大切です。

高めの血糖値を改善するためには

高めの血糖値を改善するためには、食事や運動で血糖値をコントロールする必要があります。

日常生活の活動に合った適正エネルギー量で、バランスのとれた食事をとり、ウォーキングなど自分に合った運動を生活に取り入れ、習慣にしましょう。