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インタビュー企画

Challenger12

誰にでも手が届く宇宙開発を目指して

リーマンサット・プロジェクト
ファウンダー(立ち上げメンバー)
(一社)リーマンサットスペーシズ理事
RSP-01プロジェクトマネージャー

三井龍一

東京理科大学理学部物理学科卒。
リーマンサット・プロジェクトのファウンダーであり、一般社団法人リーマンサットスペーシズの理事及びRSP-01プロジェクトマネージャーを務める。
趣味による宇宙開発を実現させることで日本の宇宙業界を盛り上げ、いつか日本から有人ロケットが打ち上げることを目指し活動している。

リーマンサット・プロジェクト
 三井龍一 (ファウンダー、RSP-01プロジェクトマネージャー)
 堀江優莉香 (広報部イベント課リーダー)
 齋藤淳 (広報部宇宙ポスト課リーダー)
 田中良輔 (技術部、RSP-01プロジェクトメンバー)
(敬称略)

2021.7.19

■リーマンサット・プロジェクトの発足のきっかけは?

(三井)「有人ロケット研究会」に参加していた仲間と新橋の居酒屋で飲んだことがきっかけとなり、「宇宙好きだけではなく、興味がある人が気軽に参加できるプロジェクト」という構想を描いたのが始まりでした。


--リーマンサット、というのは特徴的な名前ですね。

(三井)「私たちと同じように宇宙開発に興味がある人はきっといる」と思ったのです。
そこで、なるべく多くの人に広まるよう、キャッチーな名前を考えました。
もっとも今ではサラリーマンだけではなく、学生や定年退職された方も加わり、これまでの延べ人数で1,000人以上の方が参加されています。

リーマンサット・プロジェクト集合写真(2019年01月27日撮影)

■活動内容はどのようなものでしょうか?

(堀江) リーマンサット・プロジェクトは大きく技術部と広報部に分かれます。
技術部では人工衛星や月探査ローバーの開発などを手がける一方、広報部では「宇宙ポスト」プロジェクトやクラウドファンディング、広報や渉外などの活動も行っています。

--人工衛星といいますと、先日RSP-01が無事宇宙空間に放出されましたね。

(田中) RSP-01は「自撮り機能」という面白い機能を持っています。
地上からの指令を受けてアームを伸ばし、地球や宇宙を背景に自分自身を撮ります。
その他にも、衛星にメッセージを投げるとメッセージを返してくれるAIチャット機能を搭載しています。

2021年3月14日に無事宇宙空間に放出されたRSP-01

■これまで大変だったことにはどのようなことがありますか?


(三井) とにかく衛星開発の経験がありませんから、全てがチャレンジでしたね。
例えば、いまお話ししたRSP-01の自撮り用アーム。
実は伸縮するアームの開発は結構大変で、開発に苦労しました。
伸ばすというのは宇宙機にはよくあるのですが、「縮む」という機能は通常使いません。
そのため完全オリジナルでの開発になりました。
その他にも、打ち上げ安全審査や周波数の調整など、様々な苦労がありました。

オンラインインタビューの様子
上段:左から齋藤さん、三井さん、下段:左から堀江さん、田中さん

■これから挑戦してみたいことはどのようなことでしょうか?


(三井) 人工衛星の打ち上げを継続していくことですね。
RSP-02、03…と続けていくことです。
そして、リーマンサット・プロジェクトを全国に展開していくことです。

(堀江) 私も全国制覇に挑戦したいですね。
さらにいえば地球上のどこからでも参加できるようになるといいと思います。

(田中) 私がリーマンサット・プロジェクトに加わったのは22か23歳のときで、当時のメンバーの中では一番年下でした。
今はRSP-01で中心メンバーとなっています。
学んできたことを活かしつつ、エンジニアとして成長していきたいです。

(齋藤) 「宇宙ポスト」(一般の方から集まったお願いごとを集め、宇宙に届けるプロジェクト)は、宇宙開発への興味をもつきっかけや、このプロジェクトの入り口的存在になっているように思います。
ぜひ、もっともっと広がりをもたせていきたいですね。


■最後に、みなさんへのメッセージをお願いします。


(三井) RSP-01の開発、そして打ち上げを通して、素人であっても宇宙開発に加わることができるのだ、ということを自分たちで証明してきました。
宇宙開発をやってみたい!という気持ちがあれば、ぜひ私たちと一緒にチャレンジしてみてください。

(田中) リーマンサット・プロジェクトでは、自分たちがやりたい宇宙開発を行うことができます。
ぜひプロジェクトに加わってくださいね。

(堀江)これまで宇宙開発は、特別な人が特別な機会でしかできないものと思われてきましたが、いまは宇宙開発に様々な人が様々な形で携わることができるようになっています。
仕事としてではなく、趣味としてでも加われます。
宇宙開発を特別なことと思わないで、ぜひ気軽に参加してみてください。

(齋藤) 私自身、実は経済学部卒業なのです。理系ではありません。
宇宙開発と無縁だった人が興味を持つことによって、少しだけではありますがその世界の中へと入り込むことができた。
こういった活動が、日本全体、そして世界中へと広まっていくといいなと思います。


<編集長からの一言>
飲み屋での語り合いから始まったリーマンサット・プロジェクト。
インタビューも、まるで私が飲み屋にいて、皆さんと一緒に語り合っているかのような雰囲気で進みました。
夢や希望、そしてちょっとだけ愚痴をみんなで話し合うことが、未来へとつながる。
リーマンサットの未来は壮大ですが、そのビジョンには必ず「ワイワイ」とした雰囲気が貫かれているように思います。


真壁’s eye

有志で宇宙を目指すリーマンサットのみなさんの話を聞いて、だだっ広い施設の一角でモヤモヤしていた自分を思い出しました。
私の場合は宇宙飛行士選抜試験があったから、当時のモヤモヤを払拭できましたが、自分たちの手できっかけを作り、宇宙へ飛び出そうとするリーマンサットのみなさんは本当にすごい!
私も初心に戻って、かぺりたいと思います!

Next Challenger

そらビ代表/宇宙キャスター
榎本 麗美

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