ドライアイの原因8選

ドライアイの原因8選

近年、パソコンやスマートフォンなどの長時間使用によって、目のかわきを訴える人が増えています。自分もその一人というあなたは、ドライアイの可能性があります。今回はドライアイの主な原因について、8つの具体例を挙げながら詳しく紹介していきます。思い当たる人は、無意識のうちにドライアイを悪化させる生活をしているかもしれません。コンタクトレンズを装用している人は、特に注意が必要です。

近年、パソコンやスマートフォンなどの長時間使用によって、目のかわきを訴える人が増えています。自分もその一人というあなたは、ドライアイの可能性があります。今回はドライアイの主な原因について、8つの具体例を挙げながら詳しく紹介していきます。思い当たる人は、無意識のうちにドライアイを悪化させる生活をしているかもしれません。コンタクトレンズを装用している人は、特に注意が必要です。

<監修>

<監修>

戸田郁子先生 南青山アイクリニック理事長・院長/慶應義塾大学医学部眼科学教室講師 戸田郁子先生 南青山アイクリニック理事長・院長/慶應義塾大学医学部眼科学教室講師

戸田郁子先生
南青山アイクリニック理事長・院長/慶應義塾大学医学部眼科学教室講師

戸田郁子先生
南青山アイクリニック理事長・院長/慶應義塾大学医学部眼科学教室講師

とだ・いくこ 筑波大学医学専門学群卒業。東京慈恵会医科大学眼科、慶應義塾大学眼科学教室専修医、東京歯科大学眼科を経て、1994年米国ハーバード大学・眼研究所留学。97年南青山アイクリニック院長となる。99年慶應義塾大学医学博士に。02年南青山アイクリニック理事長に就任。04年慶應義塾大学眼科学教室講師。専門分野は屈折矯正手術(近視・乱視・遠視手術)およびドライアイ。

とだ・いくこ 筑波大学医学専門学群卒業。東京慈恵会医科大学眼科、慶應義塾大学眼科学教室専修医、東京歯科大学眼科を経て、1994年米国ハーバード大学・眼研究所留学。97年南青山アイクリニック院長となる。99年慶應義塾大学医学博士に。02年南青山アイクリニック理事長に就任。04年慶應義塾大学眼科学教室講師。専門分野は屈折矯正手術(近視・乱視・遠視手術)およびドライアイ。

ドライアイの原因を知って、生活の中で改善しよう

ドライアイの原因を知って、生活の中で改善しよう

ドライアイの原因を知って、生活の中で改善しよう ドライアイの原因を知って、生活の中で改善しよう

ドライアイとは、涙の量が減ったり、涙の質が低下して、目にさまざまな症状が出たり、目の表面が傷付いたりする病気です。患者数は約2000~3000万人ともいわれる現代病で、パソコンやスマートフォンの普及とともに増加し、さらに年々増加傾向にあります。

ドライアイにはさまざまな原因がありますが、原因を知っていれば、生活の中でドライアイを改善・予防しやすくなります。ここでは主な8つの原因について詳しく解説していきます。

ドライアイとは、涙の量が減ったり、涙の質が低下して、目にさまざまな症状が出たり、目の表面が傷付いたりする病気です。患者数は約2000~3000万人ともいわれる現代病で、パソコンやスマートフォンの普及とともに増加し、さらに年々増加傾向にあります。

ドライアイにはさまざまな原因がありますが、原因を知っていれば、生活の中でドライアイを改善・予防しやすくなります。ここでは主な8つの原因について詳しく解説していきます。

(1)ドライアイの原因:ソフトコンタクトレンズ

(1)ドライアイの原因:ソフトコンタクトレンズ

ドライアイの原因:ソフトコンタクトレンズ ドライアイの原因:ソフトコンタクトレンズ

ドライアイの原因の代表的なものに、コンタクトレンズの装用があります。中でも、ソフトコンタクトレンズの使用者はドライアイになりやすいことが知られています。ではなぜ、コンタクトレンズの使用がドライアイを誘発するのでしょうか。まずは、コンタクトレンズの仕組みを知ることが大切です。

コンタクトレンズは目に直接つけているわけではありません。涙の上にレンズがのっているため、長時間装用していると、レンズが涙をどんどん吸い上げてしまい、涙の層が崩れて乾燥します。ハードコンタクトレンズに比べ、「含水率」が高いソフトコンタクトレンズは装用感が良く人気ですが、レンズの表面からは涙の蒸発が速く、乾燥して涙を吸い取りやすくなるため、ドライアイの症状を進めてしまいます。

ソフト、ハードを問わず、コンタクトレンズは目にフタをしているような状態です。通常は、まばたきをすると新鮮な涙が運びこまれて目が潤います。しかし、コンタクトレンズで角膜にフタをした状態になると、まばたきによる涙の交換率はぐっと下がってしまいます。比較的目がかわきにくいといわれるハードコンタクトレンズでも20%程度しか涙が交換されません。ソフトコンタクトレンズの場合は、涙の交換率は実に2~3%まで下がってしまいます。

コンタクトレンズを装用している限り、涙のバランスが崩れた状態が続き、よりドライアイを悪化させてしまいます。ドライアイの自覚症状がある場合は、コンタクトレンズの種類を変更する、できる限り眼鏡を使用することでも改善できます。どうしてもソフトコンタクトレンズを使い続けたい場合は、水分量を多く必要としない素材の「低含水レンズ」を選び、さらに汚れがたまるとより乾燥しやすくなるため、使い捨ての1dayタイプを選ぶとよいでしょう。

ドライアイの原因の代表的なものに、コンタクトレンズの装用があります。中でも、ソフトコンタクトレンズの使用者はドライアイになりやすいことが知られています。ではなぜ、コンタクトレンズの使用がドライアイを誘発するのでしょうか。まずは、コンタクトレンズの仕組みを知ることが大切です。

コンタクトレンズは目に直接つけているわけではありません。涙の上にレンズがのっているため、長時間装用していると、レンズが涙をどんどん吸い上げてしまい、涙の層が崩れて乾燥します。ハードコンタクトレンズに比べ、「含水率」が高いソフトコンタクトレンズは装用感が良く人気ですが、レンズの表面からは涙の蒸発が速く、乾燥して涙を吸い取りやすくなるため、ドライアイの症状を進めてしまいます。

ソフト、ハードを問わず、コンタクトレンズは目にフタをしているような状態です。通常は、まばたきをすると新鮮な涙が運びこまれて目が潤います。しかし、コンタクトレンズで角膜にフタをした状態になると、まばたきによる涙の交換率はぐっと下がってしまいます。比較的目がかわきにくいといわれるハードコンタクトレンズでも20%程度しか涙が交換されません。ソフトコンタクトレンズの場合は、涙の交換率は実に2~3%まで下がってしまいます。

コンタクトレンズを装用している限り、涙のバランスが崩れた状態が続き、よりドライアイを悪化させてしまいます。ドライアイの自覚症状がある場合は、コンタクトレンズの種類を変更する、できる限り眼鏡を使用することでも改善できます。どうしてもソフトコンタクトレンズを使い続けたい場合は、水分量を多く必要としない素材の「低含水レンズ」を選び、さらに汚れがたまるとより乾燥しやすくなるため、使い捨ての1dayタイプを選ぶとよいでしょう。

(2)ドライアイの原因:スマホやタブレット、パソコンの凝視

(2)ドライアイの原因:スマホやタブレット、パソコンの凝視

ドライアイの原因:スマホやタブレット、パソコンの凝視 ドライアイの原因:スマホやタブレット、パソコンの凝視

パソコンを使用したVDT(ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル)作業はもちろんのこと、スマホやタブレットでSNSや動画を24時間楽しむ生活が当たり前となった今、人の目はかつてないほど酷使され続けています。

スマホの見過ぎやパソコン作業がドライアイの原因となる理由は、「至近距離の凝視」にあります。目からパソコン画面の距離は約50~70cm。これでも目にとっては大きな負担なのですが、目からスマホの距離は約20~30cm!至近距離の凝視がこれほど続くことは、目にとっては初めての体験なのです。

スマホやパソコンの画面を長時間集中して見て目を酷使すると、まばたきの回数が減って涙の蒸発量が増えたり、新しい涙の供給量が減ったりして、目が乾燥してドライアイを招いてしまいます。

ドライアイを防ぐために特に注意したいのは、「画面の位置」と「こまめな休憩」です。人は画面の文字を読む際、無意識に目を大きく見開いてしまうので、画面が目線より上にあると目はよりかわきやすくなります。スマホやタブレット、パソコンの画面は必ず見下ろす位置で使うようにしましょう。さらにスマホの場合は30cm以上離して見ることを意識してください。また、こまめな休憩も大切です。1時間以上続けて見ないようにし、1時間見たら「目を1分間閉じて休める」ことを習慣にしましょう。

ほかにも、次のような心がけもドライアイの予防・改善には有効です。
◎意識してまばたきを増やす
◎保護メガネを使用する
◎加湿器を使用する

パソコンを使用したVDT(ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル)作業はもちろんのこと、スマホやタブレットでSNSや動画を24時間楽しむ生活が当たり前となった今、人の目はかつてないほど酷使され続けています。

スマホの見過ぎやパソコン作業がドライアイの原因となる理由は、「至近距離の凝視」にあります。目からパソコン画面の距離は約50~70cm。これでも目にとっては大きな負担なのですが、目からスマホの距離は約20~30cm!至近距離の凝視がこれほど続くことは、目にとっては初めての体験なのです。

スマホやパソコンの画面を長時間集中して見て目を酷使すると、まばたきの回数が減って涙の蒸発量が増えたり、新しい涙の供給量が減ったりして、目が乾燥してドライアイを招いてしまいます。

ドライアイを防ぐために特に注意したいのは、「画面の位置」と「こまめな休憩」です。人は画面の文字を読む際、無意識に目を大きく見開いてしまうので、画面が目線より上にあると目はよりかわきやすくなります。スマホやタブレット、パソコンの画面は必ず見下ろす位置で使うようにしましょう。さらにスマホの場合は30cm以上離して見ることを意識してください。また、こまめな休憩も大切です。1時間以上続けて見ないようにし、1時間見たら「目を1分間閉じて休める」ことを習慣にしましょう。

ほかにも、次のような心がけもドライアイの予防・改善には有効です。
◎意識してまばたきを増やす
◎保護メガネを使用する
◎加湿器を使用する

(3)ドライアイの原因:ストレス

(3)ドライアイの原因:ストレス

ドライアイの原因:ストレス ドライアイの原因:ストレス

ストレスもドライアイを引き起こす原因となります。人は緊張やストレスを感じている時は、自律神経のうち「交感神経」が優位になっています。交感神経が優位な時は涙の分泌が抑制され、「副交感神経」が優位な時は、逆に涙の分泌は促進されます。現代人はストレスにより交感神経が優位になっている人が多いため、涙の分泌量が低下しています。ドライアイの改善や予防のためには、リラックスする時間を意識して設けることが大切です。

適度な運動や息抜きなどをして、ストレスをためない生活を心がけましょう。また、夜間は涙の分泌が減るため、夜更かしも禁物です。

ストレスもドライアイを引き起こす原因となります。人は緊張やストレスを感じている時は、自律神経のうち「交感神経」が優位になっています。交感神経が優位な時は涙の分泌が抑制され、「副交感神経」が優位な時は、逆に涙の分泌は促進されます。現代人はストレスにより交感神経が優位になっている人が多いため、涙の分泌量が低下しています。ドライアイの改善や予防のためには、リラックスする時間を意識して設けることが大切です。

適度な運動や息抜きなどをして、ストレスをためない生活を心がけましょう。また、夜間は涙の分泌が減るため、夜更かしも禁物です。

(4)ドライアイの原因:エアコンによる乾燥

(4)ドライアイの原因:エアコンによる乾燥

ドライアイの原因:エアコンによる乾燥 ドライアイの原因:エアコンによる乾燥

エアコンもドライアイを引き起こす原因のひとつです。エアコンを長時間使用すると、肌が乾燥するのと同じで、目も乾燥します。目を守る働きをする涙は、風や湿度などの環境に大きく影響を受けます。エアコンがドライアイの原因になるのは、湿度が低下する、風があたることなどで涙が蒸発しやすくなるからです。

冬のエアコン暖房は室内が特に乾燥しやすく、注意が必要です。エアコンの効いた部屋で長時間過ごすことが多い場合は、次のことを心がけましょう。

エアコンもドライアイを引き起こす原因のひとつです。エアコンを長時間使用すると、肌が乾燥するのと同じで、目も乾燥します。目を守る働きをする涙は、風や湿度などの環境に大きく影響を受けます。エアコンがドライアイの原因になるのは、湿度が低下する、風があたることなどで涙が蒸発しやすくなるからです。

冬のエアコン暖房は室内が特に乾燥しやすく、注意が必要です。エアコンの効いた部屋で長時間過ごすことが多い場合は、次のことを心がけましょう。

① 湿度は50%をキープ

① 湿度は50%をキープ


目の乾燥を防ぐには、室内の湿度を下げ過ぎないことが重要です。加湿器を設置したり、濡れタオルを室内に干したりするなど、できれば常時50%前後はキープしたいものです。

目の乾燥を防ぐには、室内の湿度を下げ過ぎないことが重要です。加湿器を設置したり、濡れタオルを室内に干したりするなど、できれば常時50%前後はキープしたいものです。

② エアコンの風に直接あたらない

② エアコンの風に直接あたらない


エアコンの風が顔にあたることで、涙が蒸発しやすくなります。風向きを調節して、乾燥から目を守りましょう。

エアコンの風が顔にあたることで、涙が蒸発しやすくなります。風向きを調節して、乾燥から目を守りましょう。

③ 意識してまばたきをする

③ 意識してまばたきをする

エアコンの効いた部屋で1日中過ごす場合は、目の表面の涙を補充するために、意識してまばたきをしましょう。乾燥を感じる時は、目薬で涙を補うのも有効です。

エアコンの効いた部屋で1日中過ごす場合は、目の表面の涙を補充するために、意識してまばたきをしましょう。乾燥を感じる時は、目薬で涙を補うのも有効です。

(5)ドライアイの原因:加齢

(5)ドライアイの原因:加齢

年齢を重ねる毎に、涙の分泌量が減り、ドライアイになりやすくなります。分泌量の低下は40代以降、顕著に表れるといわれています。女性の場合は、更年期が原因になるケースもあります。卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌が減少し、目の表面が乾燥しやすくなる、いわゆるドライアイの症状は、男性より女性がなりやすいことが知られています。卵胞ホルモンは目の潤いを維持する役割も担っているため、更年期によって分泌が減ると、ドライアイの症状を起こしやすくなります。

年齢を重ねる毎に、涙の分泌量が減り、ドライアイになりやすくなります。分泌量の低下は40代以降、顕著に表れるといわれています。女性の場合は、更年期が原因になるケースもあります。卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌が減少し、目の表面が乾燥しやすくなる、いわゆるドライアイの症状は、男性より女性がなりやすいことが知られています。卵胞ホルモンは目の潤いを維持する役割も担っているため、更年期によって分泌が減ると、ドライアイの症状を起こしやすくなります。

(6)ドライアイの原因:マイボーム腺の詰まり (アイメイクに注意)

(6)ドライアイの原因:マイボーム腺の詰まり (アイメイクに注意)

ドライアイの原因:マイボーム腺の詰まり (アイメイクに注意) ドライアイの原因:マイボーム腺の詰まり (アイメイクに注意)

最近の研究により、多くのドライアイ患者にマイボーム腺の詰まりが見られることがわかってきました。マイボーム腺はまぶたに存在する外分泌腺で、油成分を分泌することで、涙液の蒸発を防ぐ役割を担っています。加齢など、何らかの原因でマイボーム腺が詰まると、涙の機能に重要な油が産出されにくくなり、涙の蒸発が進行して、ドライアイになってしまうというわけです。

マイボーム腺が詰まる原因のひとつとして、特に注意したいのがアイメイクです。マイボーム腺の開口部はまつ毛の生え際にかなり近いため、粘膜の部分にアイラインを引くいわゆる「インラインメイク」や、まつ毛の根元にまでたっぷりつけたマスカラやアイシャドウ、つけまつ毛の接着剤などがマイボーム腺をふさいでしまうことがあります。

アイメイクをする時はインラインメイクを避け、マスカラは根元までつけない、つけまつ毛の接着剤は粘膜につかないようにするなど注意しましょう。また、夜はクレンジングでしっかりメイクを落として目元を清潔に保つことが大切です。

最近の研究により、多くのドライアイ患者にマイボーム腺の詰まりが見られることがわかってきました。マイボーム腺はまぶたに存在する外分泌腺で、油成分を分泌することで、涙液の蒸発を防ぐ役割を担っています。加齢など、何らかの原因でマイボーム腺が詰まると、涙の機能に重要な油が産出されにくくなり、涙の蒸発が進行して、ドライアイになってしまうというわけです。

マイボーム腺が詰まる原因のひとつとして、特に注意したいのがアイメイクです。マイボーム腺の開口部はまつ毛の生え際にかなり近いため、粘膜の部分にアイラインを引くいわゆる「インラインメイク」や、まつ毛の根元にまでたっぷりつけたマスカラやアイシャドウ、つけまつ毛の接着剤などがマイボーム腺をふさいでしまうことがあります。

アイメイクをする時はインラインメイクを避け、マスカラは根元までつけない、つけまつ毛の接着剤は粘膜につかないようにするなど注意しましょう。また、夜はクレンジングでしっかりメイクを落として目元を清潔に保つことが大切です。

(7)ドライアイの原因:まばたきが不完全(瞬目不全)

(7)ドライアイの原因:まばたきが不完全(瞬目不全)

マイボーム腺から産出される油層は、まばたきをすることで均一にコーティングされます。まばたきが不完全だと、目の表面に涙が十分に行き渡らないため、ドライアイになりやすくなります。長時間のパソコン作業をする人やスマホを見る時間が長い人、1日中エアコンの効いた部屋で過ごす人は、特に意識してまばたきをする習慣を付けましょう。

マイボーム腺から産出される油層は、まばたきをすることで均一にコーティングされます。まばたきが不完全だと、目の表面に涙が十分に行き渡らないため、ドライアイになりやすくなります。長時間のパソコン作業をする人やスマホを見る時間が長い人、1日中エアコンの効いた部屋で過ごす人は、特に意識してまばたきをする習慣を付けましょう。

(8)ドライアイの原因:涙が出ない疾患

(8)ドライアイの原因:涙が出ない疾患

シェーグレン症候群やスティーブンスジョンソン症候群などの自己免疫疾患では、涙腺が破壊されて涙が分泌されないため、ドライアイの症状が強く出ることがあります。涙が出ない疾患が原因の場合は、病気の治療が必要ですので、眼科医に相談しましょう。

 

パソコンやスマートフォンの使用、エアコンの使用、加齢など、ドライアイの原因はさまざまです。コンタクトレンズ装用者の増加に伴い、ドライアイの患者数は増える一方ですが、日常生活のちょっとした工夫で目の乾燥を改善することは可能です。まずは、ドライアイになりやすい生活要因を取り除くことから始めてみてはいかがでしょうか。

シェーグレン症候群やスティーブンスジョンソン症候群などの自己免疫疾患では、涙腺が破壊されて涙が分泌されないため、ドライアイの症状が強く出ることがあります。涙が出ない疾患が原因の場合は、病気の治療が必要ですので、眼科医に相談しましょう。

 

パソコンやスマートフォンの使用、エアコンの使用、加齢など、ドライアイの原因はさまざまです。コンタクトレンズ装用者の増加に伴い、ドライアイの患者数は増える一方ですが、日常生活のちょっとした工夫で目の乾燥を改善することは可能です。まずは、ドライアイになりやすい生活要因を取り除くことから始めてみてはいかがでしょうか。