カミソリでの自己処理は、肌の表面を削り過ぎて肌の「バリア機能」を低下させてしまうリスクも……。カミソリで自己処理をする際は、肌に負担がかかりにくい三枚刃のカミソリや電気シェーバーを使うなど、負担を減らしましょう。
レーザー脱毛や光脱毛の熱による肌の炎症も、かゆみの原因になります。脱毛後の肌は、照射の刺激で炎症が起こっており、この炎症がかゆみとなって現れることが少なくありません。炎症が治っていく段階で、かゆみを感じる人もいます。

脱毛後は、かゆみがあっても「かかない」ことが鉄則です。かゆみが引かない場合は、患部を冷やすと炎症が抑えられ、かゆみが軽減します。冷水に浸して絞った清潔なタオルをかゆい部分に優しく当てて冷やすとよいでしょう。保冷剤を直接肌に当てたりして冷やし過ぎるのはよくありません。市販薬を選ぶ際は、脱毛処理や下着の摩擦、汗蒸れなどによるかゆみに着目した、有効成分配合の「クリニラボ VIOLAOケア」がおすすめです。必ず、用法・用量を守って使用しましょう。

レーザー脱毛や光脱毛の熱によって肌が炎症を起こしたことが原因で起きるかゆみは、炎症が治るまでがかゆみのピークで、その後は治まっていきます。また、脱毛後の肌の乾燥や蒸れが原因の場合は、保湿クリームや塗り薬を使って適切にケアすれば、かゆみは治まっていくでしょう。
原因にかかわらず、かゆいからといって、肌をかきむしると、様々な肌トラブルを引き起こし、症状を悪化させてしまう可能性があります。かゆみを感じたら、「クリニラボ VIOLAOケア」がおすすめです。かゆみを抑える成分に加え、炎症を抑える成分も配合しています。
適切なケアをしてもかゆみが治まらない、むしろ強くなる時は、医療機関を受診して医師に相談しましょう。

デリケートな部位は、脱毛前の自己処理が難しい部位であり、シェービングで肌が傷つくことが多い部位です。そこからさらに、レーザーや光の熱を受けることで、脱毛後の肌はバリア機能が低下し、乾燥しやすくなっています。デリケートな部位は蒸れやすいのに「乾燥する」というのは不思議に思うかもしれませんが、バリア機能が低下し、肌内部の水分が保てなくなるため、表面的には蒸れを感じても、実は肌の内部は乾燥し、かゆみを生じさせることがあるのです。脱毛後は丁寧な保湿を行いましょう。最近は、デリケートな部位に着目した刺激的な設計の保湿剤も発売されているので、活用するのも一案です。
また、お風呂で洗う時に、スポンジなどでごしごしと力を入れて洗うと、バリア機能を低下させてしまうので、指で優しく洗うことも大切です。

入浴して汗や肌の汚れを洗い流した清潔な肌に薬を塗るのがおすすめです。ただし、日中、かゆみを感じた時は決してかかずに、すぐに薬を塗るように心がけてください。外出中にかゆくなった際は、トイレでサッと薬を塗るなどして、かゆみを抑えましょう。
かゆみを感じたら、「クリニラボ VIOLAOケア」がおすすめです。使い方は、１日数回、適量を患部に塗布してください。1日数回とは２、3回（朝、昼、寝る前）程度。塗布量は塗る範囲によっても異なりますが、手のひら1枚の大きさに対してパール1粒大（直径１cm弱）が目安です。詳しくは添付文書を確認しましょう。
「クリニラボ VIOLAOケア」は用法・用量を守れば、かゆい時にその都度使用できます。５～６日間使用しても症状がよくならない場合は、使用を中止し、医師や薬剤師または登録販売者に相談しましょう。

脱毛後のかゆみは、全ての方に必ず起こるわけではありません。脱毛する部位や肌のコンディション、体調などによって個人差があります。体調が悪い時や、肌が敏感になりやすい生理中などは、脱毛は避けたほうがよいでしょう。施術の予約日は生理の周期も考えて調整すると安心です。
施術前の自己処理にも注意点があります。特に、デリケートな部位専用のカミソリや、電気シェーバーなどで処理するようにしましょう。必要な角質層まで削ってしまうリスクが低く、初めてでも安全に利用できます。長い毛はあらかじめ眉バサミなどでカットしてから使うと剃りやすくなります。
肌のダメージを軽減するためにも、自己処理は施術当日ではなく、前日に行うようにしましょう。こうした自己処理の一工夫が、施術後に起こるかゆみの防止にもつながります。