OPEN CLOSE

毎日の健康生活コラム

健康診断で中性脂肪が高いと言われたら?

「健康診断」はちょっとドキドキするイベントという方もいらっしゃるかもしれません。特に、少し太り気味であったり、血圧が高い、お酒の量が多い…といった方は「健康診断」と聞くと、何とも言えない心配な気持ちになられる方も多いかもしれませんね。 今回は、健康診断のちょっと気になる項目の中から、中性脂肪についてお話ししたいと思います。 <監修>
佐藤 圭吾
獨協医科大学医学部卒業。
同大学埼玉医療センターのこころの診療科や越谷クリニックに勤務し、精神科や健康診断に携わる。

そもそも中性脂肪って?

中性脂肪はトリグリセリド(TG)とも呼ばれています。この値が高いと血中に中性脂肪が多い状態です。 中性脂肪は脂質異常症(高脂血症)の診断の1つで、一般的には血中30mg/dL~149mg/dLが基準値とされています。これを超えるものは中性脂肪が高い状態とされます。
同じように中性脂肪が高いといっても、軽度なものから深刻なものまで程度はさまざまです。(血圧や血糖値も数値が高くても程度がそれぞれなのと同じです。)
・150mg/dL~300mg/dL:要観察
・300mg/dL~:より細かい検査や治療の対象
さらに、1dL当たり1000mgを越えてくる場合には、すぐに治療を開始することが望ましいと考えられます。

中性脂肪が高くなる一番の原因は…?

一般的に中性脂肪が高値を示す原因で最も多いものは、生活習慣です。
・食べすぎ
・アルコールの飲みすぎ
・太りすぎ
・運動不足
このような生活習慣が続くと、中性脂肪が高くなりがちです。 成人し、社会人になるとどうしても付き合いなどで飲酒や外食の機会も増え、カロリー摂取も多くなるのに、運動の機会は激減…という方が多いものです。
それに伴って、体重も右肩上がり、スカートがきつくなったり、以前のジーパンが入らなくなったり…といった見た目の変化も起こります。

医師からのアドバイス

ご本人やご家族が健康診断などをきっかけに、お薬などの治療ではなく生活習慣の改善を勧められることもあるかもしれません。その場合は腹八分目を心がけ、少しでも生活に運動する習慣を取り入れましょう。 お酒も週2回程度は休肝日を設定して、飲酒量も控えましょう。肥満のある方は無理のない運動を取り入れて減量も大切です。

一覧に戻る