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AGAの初期症状

AGAの初期症状

AGA/男性型脱毛症
AGAの初期症状は?セルフチェックしてみよう AGAの初期症状は?セルフチェックしてみよう

「最近、抜け毛が増えてきた」、「額が広くなった気がする」…こんな症状があると、「もしかしてAGAでは?」と心配になるものです。実は、AGAと呼ばれる男性型脱毛症には、共通する初期症状があります。適切なケアにつなげるために、まずはAGAのセルフチェックをしてみましょう。

「最近、抜け毛が増えてきた」、「額が広くなった気がする」…こんな症状があると、「もしかしてAGAでは?」と心配になるものです。実は、AGAと呼ばれる男性型脱毛症には、共通する初期症状があります。適切なケアにつなげるために、まずはAGAのセルフチェックをしてみましょう。

<監修>
<監修>
西新宿サテライトクリニック 理事長・院長 坪井良治先生 西新宿サテライトクリニック 理事長・院長 坪井良治先生

坪井 良治先生
西新宿サテライトクリニック 理事長・院長

坪井 良治先生
西新宿サテライトクリニック 理事長・院長

つぼい・りょうじ 1980年防衛医科大学校卒業、87年順天堂大学大学院(皮膚科学)修了。ニューヨーク大学医学部研究員(細胞生物学)、順天堂大学医学部皮膚科助教授、東京医科大学皮膚科主任教授を経て現職。壮年性脱毛症、円形脱毛症など毛髪のトラブルをはじめ、水虫、爪のトラブル、スキンケア、床ずれ、アトピー性皮膚炎、皮膚がんなど専門は幅広い。

つぼい・りょうじ 1980年防衛医科大学校卒業、87年順天堂大学大学院(皮膚科学)修了。ニューヨーク大学医学部研究員(細胞生物学)、順天堂大学医学部皮膚科助教授、東京医科大学皮膚科主任教授を経て現職。壮年性脱毛症、円形脱毛症など毛髪のトラブルをはじめ、水虫、爪のトラブル、スキンケア、床ずれ、アトピー性皮膚炎、皮膚がんなど専門は幅広い。

「AGA(男性型脱毛症)」の初期症状かも?セルフチェックしてみよう

「AGA(男性型脱毛症)」の初期症状かも?セルフチェックしてみよう


「AGA(男性型脱毛症)」の初期症状かも?セルフチェックしてみよう 「AGA(男性型脱毛症)」の初期症状かも?セルフチェックしてみよう

「AGA(男性型脱毛症)」は、「androgenetic (=男性ホルモンの)alopecia(=脱毛症)」の略称で、男性ホルモンと遺伝が関連した薄毛または抜け毛のことをいいます。AGAを発症する年代や進行のパターンは人それぞれですが、初期には共通する特徴的な症状が見られます。

あなたの髪や頭皮はどのような状態ですか?当てはまるものをチェックしてみましょう。

●「髪と頭皮の状態」をチェック
□ 細い髪が多くなった
□ 産毛のような短い毛が増えてきた
□ シャンプー時の抜け毛が増えた
□ 起床時に枕につく抜け毛が増えた
□ 額の生え際が後退してきた
□ 頭頂部の地肌が透けて見えるようになった

上記の項目に該当するものが多いほど、AGAの可能性が高いといえます。特に「髪が細くなってきた」「産毛が増えてきた」、といった髪質の変化は、AGAの初期に見られる典型的なサインです。

日本人の髪の太さは、平均約0.08mmといわれています。髪の太さは遺伝などによって人それぞれですが、一生の間、同じ太さを維持しているわけではありません。一般に、男性は10~20代にかけて太く成長し、この頃に太さのピークを迎えます。そして男性は20代後半くらいから、徐々に細くなっていくのです。

「抜け毛が増えてきた」という毛量の変化も、AGAの初期症状の1つです。個人差はありますが、日本人の場合、髪の本数の平均は約10万本、1日に自然と抜ける髪は、70~80本程度といわれています。100本を超える場合は注意が必要です。

AGAは日ごろの生活習慣の影響も大きいと考えられています。あなたはAGAを進めやすい生活を送っていませんか?チェックしてみましょう。

●ふだんの「生活習慣」をチェック
□ 食事が偏っている自覚がある
□ 睡眠不足、または眠りが浅い
□ 運動習慣がない
□ ストレスがある
□ 喫煙習慣がある

偏った食事で髪の成長に必要な栄養が不足したり、睡眠不足や運動不足、ストレスなどによって自律神経が乱れて頭皮の血流が悪くなったりすると、髪が細く抜けやすくなってしまいます。喫煙も、ビタミンやミネラルなどを消耗したり、頭皮の血流を悪くしたりするため、髪の成長を妨げる原因となります。

AGAの発症の主な原因は遺伝と男性ホルモンですが、生活習慣の乱れが加わることで、薄毛や抜け毛が進行しやすくなります。「髪と頭皮の状態」×「生活習慣」で、当てはまることが多い人ほど、AGAのリスクは高まるといってよいでしょう。

「AGA(男性型脱毛症)」は、「androgenetic (=男性ホルモンの)alopecia(=脱毛症)」の略称で、男性ホルモンと遺伝が関連した薄毛または抜け毛のことをいいます。AGAを発症する年代や進行のパターンは人それぞれですが、初期には共通する特徴的な症状が見られます。

あなたの髪や頭皮はどのような状態ですか?当てはまるものをチェックしてみましょう。

●「髪と頭皮の状態」をチェック
□ 細い髪が多くなった
□ 産毛のような短い毛が増えてきた
□ シャンプー時の抜け毛が増えた
□ 起床時に枕につく抜け毛が増えた
□ 額の生え際が後退してきた
□ 頭頂部の地肌が透けて見えるようになった

上記の項目に該当するものが多いほど、AGAの可能性が高いといえます。特に「髪が細くなってきた」「産毛が増えてきた」、といった髪質の変化は、AGAの初期に見られる典型的なサインです。

日本人の髪の太さは、平均約0.08mmといわれています。髪の太さは遺伝などによって人それぞれですが、一生の間、同じ太さを維持しているわけではありません。一般に、男性は10~20代にかけて太く成長し、この頃に太さのピークを迎えます。そして男性は20代後半くらいから、徐々に細くなっていくのです。

「抜け毛が増えてきた」という毛量の変化も、AGAの初期症状の1つです。個人差はありますが、日本人の場合、髪の本数の平均は約10万本、1日に自然と抜ける髪は、70~80本程度といわれています。100本を超える場合は注意が必要です。

AGAは日ごろの生活習慣の影響も大きいと考えられています。あなたはAGAを進めやすい生活を送っていませんか?チェックしてみましょう。

●ふだんの「生活習慣」をチェック
□ 食事が偏っている自覚がある
□ 睡眠不足、または眠りが浅い
□ 運動習慣がない
□ ストレスがある
□ 喫煙習慣がある

偏った食事で髪の成長に必要な栄養が不足したり、睡眠不足や運動不足、ストレスなどによって自律神経が乱れて頭皮の血流が悪くなったりすると、髪が細く抜けやすくなってしまいます。喫煙も、ビタミンやミネラルなどを消耗したり、頭皮の血流を悪くしたりするため、髪の成長を妨げる原因となります。

AGAの発症の主な原因は遺伝と男性ホルモンですが、生活習慣の乱れが加わることで、薄毛や抜け毛が進行しやすくなります。「髪と頭皮の状態」×「生活習慣」で、当てはまることが多い人ほど、AGAのリスクは高まるといってよいでしょう。

AGAの初期に、正しく知っておきたい薄毛のメカニズム

AGAの初期に、正しく知っておきたい薄毛のメカニズム


AGAの初期に、正しく知っておきたい薄毛のメカニズム AGAの初期に、正しく知っておきたい薄毛のメカニズム

だれでも加齢によって自然に毛量は減少していきますが、AGAの場合は男性ホルモンという大きな原因があります。AGAで薄毛や抜け毛が起こるメカニズムを見ていきましょう。

毛髪には成長し始めてから抜け落ちるまでのヘアサイクル(毛周期)があり、髪が伸びる「成長期」、成長が止まる「退行期」、脱毛の準備が進む「休止期」の3段階を経て、通常3~8年で新しい毛に生え変わっています。

ところがAGAでは成長期がどんどん短くなり、毛髪は太い毛に成長しないまま退行期、休止期に移行し、抜け落ちてしまいます。

だれでも加齢によって自然に毛量は減少していきますが、AGAの場合は男性ホルモンという大きな原因があります。AGAで薄毛や抜け毛が起こるメカニズムを見ていきましょう。

毛髪には成長し始めてから抜け落ちるまでのヘアサイクル(毛周期)があり、髪が伸びる「成長期」、成長が止まる「退行期」、脱毛の準備が進む「休止期」の3段階を経て、通常3~8年で新しい毛に生え変わっています。

ところがAGAでは成長期がどんどん短くなり、毛髪は太い毛に成長しないまま退行期、休止期に移行し、抜け落ちてしまいます。

壮年性脱毛症のヘアサイクル 壮年性脱毛症のヘアサイクル

(イメージ図)

(イメージ図)

こうした症状を引き起こす原因の1つが、男性ホルモンです。

毛髪の成長は毛根の毛乳頭からの指令によってコントロールされていますが、血液中の男性ホルモン「テストステロン」が毛乳頭に入ると、毛乳頭内の酵素(5αリダクターゼ)の働きによって「ジヒドロテストステロン(DHT)」という強力な男性ホルモンに変換されます。
ジヒドロテストステロンがホルモン受容体に結合すると、毛髪を成長期から退行期へと移行させる作用があります。その結果、ヘアサイクルが乱れて抜け毛が増加し、薄毛が進行するというのがAGAのメカニズムです。

ただし、男性ホルモンの量が多い人ほどAGAになりやすいわけではなく、毛乳頭にある男性ホルモンのレセプター(受容体)の感受性の高い人が発症しやすく、それには遺伝的な要素が関係していると考えられています。

また、AGAによる薄毛の症状は、男性ホルモン受容体が多く存在する頭頂部や前頭部に起こりやすい特徴があります。

AGAの発症にはその他にも、ストレスや食生活など複数の要因が複雑に絡み合っていると考えられています。男性の場合、AGAは20代以降に発症するケースが一般的ですが、早ければ10代後半から徐々に額の生え際が後退し始めたり、頭頂部が薄くなったりする症状が現れることもあります。

こうした症状を引き起こす原因の1つが、男性ホルモンです。

毛髪の成長は毛根の毛乳頭からの指令によってコントロールされていますが、血液中の男性ホルモン「テストステロン」が毛乳頭に入ると、毛乳頭内の酵素(5αリダクターゼ)の働きによって「ジヒドロテストステロン(DHT)」という強力な男性ホルモンに変換されます。
ジヒドロテストステロンがホルモン受容体に結合すると、毛髪を成長期から退行期へと移行させる作用があります。その結果、ヘアサイクルが乱れて抜け毛が増加し、薄毛が進行するというのがAGAのメカニズムです。

ただし、男性ホルモンの量が多い人ほどAGAになりやすいわけではなく、毛乳頭にある男性ホルモンのレセプター(受容体)の感受性の高い人が発症しやすく、それには遺伝的な要素が関係していると考えられています。

また、AGAによる薄毛の症状は、男性ホルモン受容体が多く存在する頭頂部や前頭部に起こりやすい特徴があります。

AGAの発症にはその他にも、ストレスや食生活など複数の要因が複雑に絡み合っていると考えられています。男性の場合、AGAは20代以降に発症するケースが一般的ですが、早ければ10代後半から徐々に額の生え際が後退し始めたり、頭頂部が薄くなったりする症状が現れることもあります。

AGAは初期からの対策がカギ!気づいたらすぐにセルフケアを始めよう

AGAは初期からの対策がカギ!気づいたらすぐにセルフケアを始めよう


AGAは初期からの対策がカギ!気づいたらすぐにセルフケアを始めよう AGAは初期からの対策がカギ!気づいたらすぐにセルフケアを始めよう

AGAは進行型の脱毛症のため、一度発症すると何らかの対処を行わない限り、薄毛や抜け毛がどんどん深刻化してしまいます。初期症状に気づいたら、早めにセルフケアを開始することが大切です。

偏った食生活、睡眠不足、運動不足、ストレス、喫煙など、自身の生活の中で当てはまるものがあれば、できる限り改善していきましょう。

<AGA初期に、意識して改善したい生活習慣>

●食生活
食生活が乱れている場合はしっかり見直す必要があります。栄養バランスのよい食事を摂ることが、健康な頭皮や丈夫な髪をつくることにつながります。

食事の中で意識したいのがタンパク質の摂取です。タンパク質は、生命維持に必要な臓器へ優先的に運ばれてしまうため、体の中で不足すると、髪に送られるのは後回しになってしまいます。その結果、髪をつくる毛母細胞の栄養が不足し、薄毛を招いてしまうことに……。髪の健康のためにタンパク質の摂取が重要といわれるのは、このためです。

ただし、やみくもにタンパク質だけ多く摂っても、体の中で有効に利用されません。タンパク質の合成を助ける亜鉛、細胞に酸素や栄養を運ぶのに欠かせない鉄、細胞の代謝を促す働きのあるビタミンB2やB6など、幅広い栄養素を過不足なく摂ることが大切です。

●睡眠
睡眠不足は薄毛の大敵です。髪の成長を促す「成長ホルモン」がもっとも多く分泌されるのは睡眠中。特に就寝直後から約3時間の深い睡眠(ノンレム睡眠)の間にピークになるので、寝る直前までスマホやパソコンを見るなど、眠りが浅くなる生活習慣は改善しましょう。

●運動
運動をすると、成長ホルモンの放出が促されます。また、血流がよくなるので、頭皮にも安定して酸素と栄養が送り届けられ、髪の成長促進も期待できます。筋トレと有酸素運動を組み合わせて行うとよいでしょう。

●ストレスマネジメント・禁煙
過度なストレスや喫煙は、体内に活性酸素を大量に発生させて細胞を傷つけます。また、血流が悪くなり、頭皮が栄養不足に陥ってしまうので、ストレスマネジメントと禁煙は重要な対策です。

●シャンプー・頭皮マッサージ
毎日の丁寧なシャンプーで頭皮と髪を清潔に保つことも大切です。頭皮の血流をよくして健康な髪を育てるために、頭皮マッサージを行うのもよいでしょう。

AGAは進行型の脱毛症のため、一度発症すると何らかの対処を行わない限り、薄毛や抜け毛がどんどん深刻化してしまいます。初期症状に気づいたら、早めにセルフケアを開始することが大切です。

偏った食生活、睡眠不足、運動不足、ストレス、喫煙など、自身の生活の中で当てはまるものがあれば、できる限り改善していきましょう。

<AGA初期に、意識して改善したい生活習慣>

●食生活
食生活が乱れている場合はしっかり見直す必要があります。栄養バランスのよい食事を摂ることが、健康な頭皮や丈夫な髪をつくることにつながります。

食事の中で意識したいのがタンパク質の摂取です。タンパク質は、生命維持に必要な臓器へ優先的に運ばれてしまうため、体の中で不足すると、髪に送られるのは後回しになってしまいます。その結果、髪をつくる毛母細胞の栄養が不足し、薄毛を招いてしまうことに……。髪の健康のためにタンパク質の摂取が重要といわれるのは、このためです。

ただし、やみくもにタンパク質だけ多く摂っても、体の中で有効に利用されません。タンパク質の合成を助ける亜鉛、細胞に酸素や栄養を運ぶのに欠かせない鉄、細胞の代謝を促す働きのあるビタミンB2やB6など、幅広い栄養素を過不足なく摂ることが大切です。

●睡眠
睡眠不足は薄毛の大敵です。髪の成長を促す「成長ホルモン」がもっとも多く分泌されるのは睡眠中。特に就寝直後から約3時間の深い睡眠(ノンレム睡眠)の間にピークになるので、寝る直前までスマホやパソコンを見るなど、眠りが浅くなる生活習慣は改善しましょう。

●運動
運動をすると、成長ホルモンの放出が促されます。また、血流がよくなるので、頭皮にも安定して酸素と栄養が送り届けられ、髪の成長促進も期待できます。筋トレと有酸素運動を組み合わせて行うとよいでしょう。

●ストレスマネジメント・禁煙
過度なストレスや喫煙は、体内に活性酸素を大量に発生させて細胞を傷つけます。また、血流が悪くなり、頭皮が栄養不足に陥ってしまうので、ストレスマネジメントと禁煙は重要な対策です。

●シャンプー・頭皮マッサージ
毎日の丁寧なシャンプーで頭皮と髪を清潔に保つことも大切です。頭皮の血流をよくして健康な髪を育てるために、頭皮マッサージを行うのもよいでしょう。

毎日の丁寧なシャンプーで頭皮と髪を清潔に保つ 毎日の丁寧なシャンプーで頭皮と髪を清潔に保つ

まとめ

まとめ


AGAは何も対処せずに放置すれば、薄毛や抜け毛の症状がどんどん進行していきます。「髪質が変わった」、「毛量が少なくなった」など初期症状に気づいた段階で生活習慣を見直し、すぐに試すことのできるセルフケアに取り組みましょう。

AGAは何も対処せずに放置すれば、薄毛や抜け毛の症状がどんどん進行していきます。「髪質が変わった」、「毛量が少なくなった」など初期症状に気づいた段階で生活習慣を見直し、すぐに試すことのできるセルフケアに取り組みましょう。