健康のバロメーターともいえる便通。便意を感じたらすぐトイレに行くことは腸内環境を整える理想的な生活習慣です。しかし外出先での排便に関しては、心理的に抵抗がある人も少なくありません。その原因の一つと考えられるのがにおいです。
そこで大正製薬では、排便のにおいに関してアンケート調査を実施。なかなか人に聞くことができないお通じ事情について、どんな意識を持っている人が多いのかを探りました。その結果、男性には潔癖症の傾向が見られ、特に20代の男性で顕著に。一方女性は外出先での排便を「人に知られたくない」意識が強いことがわかりました。また、便のにおいのしくみも併せてまとめました。
健康のバロメーターともいえる便通。便意を感じたらすぐトイレに行くことは腸内環境を整える理想的な生活習慣です。しかし外出先での排便に関しては、心理的に抵抗がある人も少なくありません。その原因の一つと考えられるのがにおいです。
そこで大正製薬では、排便のにおいに関してアンケート調査を実施。なかなか人に聞くことができないお通じ事情について、どんな意識を持っている人が多いのかを探りました。その結果、男性には潔癖症の傾向が見られ、特に20代の男性で顕著に。一方女性は外出先での排便を「人に知られたくない」意識が強いことがわかりました。また、便のにおいのしくみも併せてまとめました。
自分の排便後のにおいに関して、「いつも気になる」(11.8%)、「たまに気になる」(43.0%)を合わせて、半数以上の54.8%の人が気にしています。トータルの男女比では、女性がやや多い程度で、大きな違いはありませんでした(男性51.5%、女性58.0%)。しかし自分のにおいが「いつも気になる」と答えた20~40代の男性は、同年代の女性を上回り、中でも20代の男性は、同じ20代女性の6倍(15.0%)に。意外にも(?)自分の便のにおいに敏感な男性が、若い世代を中心に多いことがわかりました。
自分の排便後のにおいに関して、「いつも気になる」(11.8%)、「たまに気になる」(43.0%)を合わせて、半数以上の54.8%の人が気にしています。トータルの男女比では、女性がやや多い程度で、大きな違いはありませんでした(男性51.5%、女性58.0%)。しかし自分のにおいが「いつも気になる」と答えた20~40代の男性は、同年代の女性を上回り、中でも20代の男性は、同じ20代女性の6倍(15.0%)に。意外にも(?)自分の便のにおいに敏感な男性が、若い世代を中心に多いことがわかりました。
他人の後に入ったトイレでにおいが気になったことがあると答えた人は、「よくある」(21.8%)、「たまにある」(50.0%)を合わせて71.8%に上りました。やはり自分のにおい以上に他人のにおいは気になるようです。また性別・年代別にみてみると、男女とも20代から50代へと年代が高くなるにつれ、“気になる率”が高まる傾向がみられました。他人のにおいについては、年齢とともに許容度が下がっていくということでしょうか。
他人の後に入ったトイレでにおいが気になったことがあると答えた人は、「よくある」(21.8%)、「たまにある」(50.0%)を合わせて71.8%に上りました。やはり自分のにおい以上に他人のにおいは気になるようです。また性別・年代別にみてみると、男女とも20代から50代へと年代が高くなるにつれ、“気になる率”が高まる傾向がみられました。他人のにおいについては、年齢とともに許容度が下がっていくということでしょうか。
外出先での排便について、「どうしても我慢できない時だけする」(34.5%)の回答を含め、「極力しない」(14.8%)、「絶対しない」(10.0%)と答えた人は約6割(59.3%)に上りました。
また、「絶対しない」「極力しない」という回答をみると、1位・20代女性(35.0%)、2位・30代女性(32.5%)、3位・20代男性(30.0%)に多く、若い世代の“外トイレ否定”傾向がうかがえる結果となっています。
外出先での排便について、「どうしても我慢できない時だけする」(34.5%)の回答を含め、「極力しない」(14.8%)、「絶対しない」(10.0%)と答えた人は約6割(59.3%)に上りました。
また、「絶対しない」「極力しない」という回答をみると、1位・20代女性(35.0%)、2位・30代女性(32.5%)、3位・20代男性(30.0%)に多く、若い世代の“外トイレ否定”傾向がうかがえる結果となっています。
外出先での排便を我慢する理由は、「外のトイレでは落ち着かないから」(45.1%)、「外のトイレの便座には座りたくないから」(32.1%)、「音やにおいが恥ずかしいから」(24.1%)の順に。
男女別では、「外のトイレの便座には座りたくないから」が男性の回答のトップで、潔癖症の一面がうかがえます。一方女性では「外のトイレでは落ち着かないから」が1位。続いて「音やにおいが恥ずかしいから」は、男性の約2.5倍。潔癖症の傾向がみられる男性に対し、女性は排便を人に知られたくない、という意識が強いようです。
外出先での排便を我慢する理由は、「外のトイレでは落ち着かないから」(45.1%)、「外のトイレの便座には座りたくないから」(32.1%)、「音やにおいが恥ずかしいから」(24.1%)の順に。
男女別では、「外のトイレの便座には座りたくないから」が男性の回答のトップで、潔癖症の一面がうかがえます。一方女性では「外のトイレでは落ち着かないから」が1位。続いて「音やにおいが恥ずかしいから」は、男性の約2.5倍。潔癖症の傾向がみられる男性に対し、女性は排便を人に知られたくない、という意識が強いようです。
外出時での自分の排便後のにおい対策では、「排便と同時に水を流す」(30.6%)が多く、次いで「人がいないトイレを探す」(13.9%)、「トイレ内の便座除菌クリーナーで拭く」(11.7%)と、人知れず工夫されている様子がうかがえます。また、「携帯消臭剤を使う」が最も多かったのが20代男性(14.3%)。「トイレ内の便座除菌クリーナーで拭く」の回答も60代男性(20.5%)と20代男性(20.0%)が多く、女性を上回っています。実は潔癖の傾向が高く、積極的なにおい対策を行っている男性が多いことがわかりました。
外出時での自分の排便後のにおい対策では、「排便と同時に水を流す」(30.6%)が多く、次いで「人がいないトイレを探す」(13.9%)、「トイレ内の便座除菌クリーナーで拭く」(11.7%)と、人知れず工夫されている様子がうかがえます。また、「携帯消臭剤を使う」が最も多かったのが20代男性(14.3%)。「トイレ内の便座除菌クリーナーで拭く」の回答も60代男性(20.5%)と20代男性(20.0%)が多く、女性を上回っています。実は潔癖の傾向が高く、積極的なにおい対策を行っている男性が多いことがわかりました。
便のにおいがきつくなる原因は何だと思うかを聞いたところ、「腸内の悪玉菌が増えているから」(36.3%)が最多。「乳酸菌・ビフィズス菌が不足しているから」(10.0%)と合わせると、半数近くの人(46.3%)が便のにおいと腸内細菌の関わりを認識していることがわかります。さらに「肉類など動物性たんぱく質や脂肪の摂り過ぎ」(31.3%)、「食事のバランスが悪いため」(25.5%)という答えが続き、食べた物が便のにおいに影響していると考えている人は多くみられます。ただ、男性では全年代で「わからない」の回答が最も多く、腸活への関心度・理解度では女性がやや上回っているようです。
便のにおいがきつくなる原因は何だと思うかを聞いたところ、「腸内の悪玉菌が増えているから」(36.3%)が最多。「乳酸菌・ビフィズス菌が不足しているから」(10.0%)と合わせると、半数近くの人(46.3%)が便のにおいと腸内細菌の関わりを認識していることがわかります。さらに「肉類など動物性たんぱく質や脂肪の摂り過ぎ」(31.3%)、「食事のバランスが悪いため」(25.5%)という答えが続き、食べた物が便のにおいに影響していると考えている人は多くみられます。ただ、男性では全年代で「わからない」の回答が最も多く、腸活への関心度・理解度では女性がやや上回っているようです。
今回の調査で特徴的だったのが20代男性です。外出先での排便では「極力しない」「絶対しない」の回答が3割を占め、男性陣トップ。トイレを我慢する理由では、「人に分かってしまうのがいやだから」と考えている人が4人に1人以上いて(26.9%)、男性で最も多く、年代によっては女性よりも多くなっています。におい対策で「携帯消臭剤を使う」人は男女全年代で最も多い14.3%。「人がいないトイレを探す」という回答も2割を超え(22.9%)、40代女性と並んでトップでした(表9参照)。自分の個性を重視する人が多いといわれるZ世代。ファッション、メイク、スキンケアなどと同様、生活スタイルでも自分らしさを大切にする“潔癖男子”が多いのかもしれません。
今回の調査で特徴的だったのが20代男性です。外出先での排便では「極力しない」「絶対しない」の回答が3割を占め、男性陣トップ。トイレを我慢する理由では、「人に分かってしまうのがいやだから」と考えている人が4人に1人以上いて(26.9%)、男性で最も多く、年代によっては女性よりも多くなっています。におい対策で「携帯消臭剤を使う」人は男女全年代で最も多い14.3%。「人がいないトイレを探す」という回答も2割を超え(22.9%)、40代女性と並んでトップでした(表9参照)。自分の個性を重視する人が多いといわれるZ世代。ファッション、メイク、スキンケアなどと同様、生活スタイルでも自分らしさを大切にする“潔癖男子”が多いのかもしれません。
【『排便のにおいに関する調査』調査概要】
調査地域:全国、調査期間:2023年12月、調査方法:インターネットでのアンケート調査
調査対象:20歳~69歳までの男女
有効回答:400名(男性:200名、女性:200名)、調査会社:株式会社クロス・マーケティング
【『排便のにおいに関する調査』調査概要】
調査地域:全国
調査期間:2023年12月
調査方法:インターネットでのアンケート調査
調査対象:20歳~69歳までの男女
有効回答:400名(男性:200名、女性:200名)
調査会社:株式会社クロス・マーケティング
食べたものは胃や腸などで消化・吸収されて、残ったものが便として出されます。
では便とは何なのでしょうか。
食べたものは胃や腸などで消化・吸収されて、残ったものが便として出されます。
では便とは何なのでしょうか。
監修
監修
小林メディカルクリニック東京院長
小林 暁子先生
小林メディカルクリニック東京院長
小林 暁子先生
1996年順天堂大学医学部卒業。同大学医学部附属順天堂医院に勤務。2006年便秘外来、皮膚科、女性専門外来など全身の不調に対応するクリニックを開院。便秘外来では、1万人以上を診療し、高い実績を上げている。
1996年順天堂大学医学部卒業。同大学医学部附属順天堂医院に勤務。2006年便秘外来、皮膚科、女性専門外来など全身の不調に対応するクリニックを開院。便秘外来では、1万人以上を診療し、高い実績を上げている。
体内で必要な栄養を吸収された後に、「食べ物のカスが便になる」と思われがちですが、実は便の主成分の約80%は「水分」です。残りの約20%は固形物で、食べ物のカスはその1/3。その他、1/3が腸壁から剥がれた粘膜で、あとの1/3が腸内細菌です。わずか1g(乾燥ベース)の便に、約1兆個の腸内細菌が含まれているといわれています。
体内で必要な栄養を吸収された後に、「食べ物のカスが便になる」と思われがちですが、実は便の主成分の約80%は「水分」です。残りの約20%は固形物で、食べ物のカスはその1/3。その他、1/3が腸壁から剥がれた粘膜で、あとの1/3が腸内細菌です。わずか1g(乾燥ベース)の便に、約1兆個の腸内細菌が含まれているといわれています。
この便のにおいに影響を与えるのが腸内細菌。腸内細菌には善玉菌、日和見菌、悪玉菌があり、悪玉菌は肉などのたんぱく質や脂質をエサとして好み、おなかの中で分解するときにイヤなにおいを放つ物質を作ります。
食生活がお肉や油っこいものに偏り、悪玉菌が増えて腸内細菌のバランスが崩れると、便のイヤなにおいが強くなります。
この便のにおいに影響を与えるのが腸内細菌。腸内細菌には善玉菌、日和見菌、悪玉菌があり、悪玉菌は肉などのたんぱく質や脂質をエサとして好み、おなかの中で分解するときにイヤなにおいを放つ物質を作ります。
食生活がお肉や油っこいものに偏り、悪玉菌が増えて腸内細菌のバランスが崩れると、便のイヤなにおいが強くなります。
一方、ビフィズス菌に代表される食物繊維やオリゴ糖を好む「善玉菌」が多いと、便秘の改善にもなり、便のにおいは抑えられます。離乳期前の赤ちゃんの腸内細菌は、80%が善玉菌の代表であるビフィズス菌です。赤ちゃんの便がほとんど無臭なのはそのためです。
ビフィズス菌は、加齢とともに減少していくため、意識して摂取することで、腸内環境を整え、便のにおいをある程度コントロールすることが可能になります。継続的な摂取が大切になるので、食物繊維の多い食事をとることが難しい場合、手軽に補給できる整腸薬もおすすめです。
また、腸の働きが低下すると、身体のにおいにも影響が及ぶといわれています。便秘で腸内にたまった有毒ガス(インド-ルやスカトールなど)が血液中に吸収され、有毒ガスは体内を巡り、毛穴などから放出されるのです。
くさい、汚い、恥ずかしい‥‥と、悪者扱いされがちな便ですが、実は腸の健康診断ができる重要なバロメーターなのです。トイレで流す前に、便の「形・色・量」はもちろん、「におい」もチェックする習慣を取り入れ、自分の腸内環境を確かめてみましょう!
一方、ビフィズス菌に代表される食物繊維やオリゴ糖を好む「善玉菌」が多いと、便秘の改善にもなり、便のにおいは抑えられます。離乳期前の赤ちゃんの腸内細菌は、80%が善玉菌の代表であるビフィズス菌です。赤ちゃんの便がほとんど無臭なのはそのためです。
ビフィズス菌は、加齢とともに減少していくため、意識して摂取することで、腸内環境を整え、便のにおいをある程度コントロールすることが可能になります。継続的な摂取が大切になるので、食物繊維の多い食事をとることが難しい場合、手軽に補給できる整腸薬もおすすめです。
また、腸の働きが低下すると、身体のにおいにも影響が及ぶといわれています。便秘で腸内にたまった有毒ガス(インド-ルやスカトールなど)が血液中に吸収され、有毒ガスは体内を巡り、毛穴などから放出されるのです。
くさい、汚い、恥ずかしい‥‥と、悪者扱いされがちな便ですが、実は腸の健康診断ができる重要なバロメーターなのです。トイレで流す前に、便の「形・色・量」はもちろん、「におい」もチェックする習慣を取り入れ、自分の腸内環境を確かめてみましょう!
良い便を出すためには、善玉菌はもちろん、善玉菌の餌になるオリゴ糖や食物繊維を取り入れることや、便の水分を確保してくれる水溶性食物繊維を摂ることが大切です。そしてなにより、身体全体の新陳代謝がうまくいくように、体を動かし、しっかり睡眠を取りましょう。
① 毎日朝食を食べ、繊維質が多い食事を意識する
朝起きて水を飲む、朝食を食べるなど腸に刺激を与えることで便意を促すきっかけになります。 朝、家を出る前にトイレに行く時間を設けると排便習慣も身につけられます。また、水溶性食物繊維は便をやわらかくしたり、有害物質を吸着する働きがあるため、意識して食べるのがおすすめです。
水溶性食物繊維を多く含む代表的な食品 :ニンニク、ごぼう、山芋、オクラ、芽キャベツ、アボカド、インゲン豆・大豆などの 豆類、きのこ類、さつまいも、大根など
② 水分をしっかり摂る
水分不足になると腸の内容物が腸内を通過しづらくなったり便が硬くなります。便の約 8 割は水分でできているため、こまめに水分を摂ることで便の状態を整えましょう。
③ 乳酸菌などのプロバイオティクスを摂取する
腸内フローラを整える(=腸活)ために大切なのは、善玉菌を増やすものを積極的に摂ることです。善⽟菌を増やすには、善⽟菌を含むもの(「プロバイオティクス」)と、合わせて善⽟菌のエサとなるもの(「プレバイオティクス」)※を毎日の食事に取り入れることが効果的です。
良い便を出すためには、善玉菌はもちろん、善玉菌の餌になるオリゴ糖や食物繊維を取り入れることや、便の水分を確保してくれる水溶性食物繊維を摂ることが大切です。そしてなにより、身体全体の新陳代謝がうまくいくように、体を動かし、しっかり睡眠を取りましょう。
① 毎日朝食を食べ、繊維質が多い食事を意識する
朝起きて水を飲む、朝食を食べるなど腸に刺激を与えることで便意を促すきっかけになります。 朝、家を出る前にトイレに行く時間を設けると排便習慣も身につけられます。また、水溶性食物繊維は便をやわらかくしたり、有害物質を吸着する働きがあるため、意識して食べるのがおすすめです。
水溶性食物繊維を多く含む代表的な食品 :ニンニク、ごぼう、山芋、オクラ、芽キャベツ、アボカド、インゲン豆・大豆などの 豆類、きのこ類、さつまいも、大根など
② 水分をしっかり摂る
水分不足になると腸の内容物が腸内を通過しづらくなったり便が硬くなります。便の約 8 割は水分でできているため、こまめに水分を摂ることで便の状態を整えましょう。
③ 乳酸菌などのプロバイオティクスを摂取する
腸内フローラを整える(=腸活)ために大切なのは、善玉菌を増やすものを積極的に摂ることです。善⽟菌を増やすには、善⽟菌を含むもの(「プロバイオティクス」)と、合わせて善⽟菌のエサとなるもの(「プレバイオティクス」)※を毎日の食事に取り入れることが効果的です。
※身体に良い善玉菌を含むものをプロバイオティクス、その善玉菌の栄養源となるものをプレバイオティクス、そして両方を合わせて摂ることをシンバイオティクスと呼びます。
※身体に良い善玉菌を含むものをプロバイオティクス、その善玉菌の栄養源となるものをプレバイオティクス、そして両方を合わせて摂ることをシンバイオティクスと呼びます。
④ おなかまわりのお悩み解決トレーニング
腸を動かすためにおなかの筋肉はとても大切です。おなかまわりには、横隔膜・腹横筋・腹斜筋・ 腹直筋があり、これらを動かすことで腸のぜん動運動は促されます。エクササイズや腸もみマッサージで腸の機能をサポートする大切な筋肉を鍛えて腸の動きを活発にしましょう。これらの筋肉は体幹の一部でもあるため姿勢改善にもおすすめです。
⑤ 「排便日誌」をつけ、自分なりの排便ルーティンを確立する
「時間がない」「便意がない」などの理由で、朝トイレに行かない人も少なくないのでは。便意がなくても、決まった時間に行くことが大切。毎朝のトイレが日課になるように習慣づけましょう。また、排便状態を把握するのにおすすめなのが排便日誌。回数や時間、便の硬さ、におい、また食事や水分量、服薬状況などを記入することで、身体の変化にいち早く気づくことができます。
④ おなかまわりのお悩み解決トレーニング
腸を動かすためにおなかの筋肉はとても大切です。おなかまわりには、横隔膜・腹横筋・腹斜筋・ 腹直筋があり、これらを動かすことで腸のぜん動運動は促されます。エクササイズや腸もみマッサージで腸の機能をサポートする大切な筋肉を鍛えて腸の動きを活発にしましょう。これらの筋肉は体幹の一部でもあるため姿勢改善にもおすすめです。
⑤ 「排便日誌」をつけ、自分なりの排便ルーティンを確立する
「時間がない」「便意がない」などの理由で、朝トイレに行かない人も少なくないのでは。便意がなくても、決まった時間に行くことが大切。毎朝のトイレが日課になるように習慣づけましょう。また、排便状態を把握するのにおすすめなのが排便日誌。回数や時間、便の硬さ、におい、また食事や水分量、服薬状況などを記入することで、身体の変化にいち早く気づくことができます。