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うんちで毎日健康チェック!

うんちで毎日健康チェック!

みなさんは、うんちを見ずにすぐに流していませんか?うんちは健康状態を教えてくれる腸からの「お便り」です。
毎日チェックして、健康管理に役立てましょう。

みなさんは、うんちを見ずにすぐに流していませんか?うんちは健康状態を教えてくれる腸からの「お便り」です。
毎日チェックして、健康管理に役立てましょう。

うんちは何からできているの?

うんちは何からできているの?


食べたものは胃や腸などで消化・吸収されて、残ったものがうんちとして出されます。
体内で必要な栄養を吸収した後だから、「食べ物のカスがうんちになる」と思われがちですが、実はうんちの主成分の約80%は「水分」なのです。

食べたものは胃や腸などで消化・吸収されて、残ったものがうんちとして出されます。
体内で必要な栄養を吸収した後だから、「食べ物のカスがうんちになる」と思われがちですが、実はうんちの主成分の約80%は「水分」なのです。

うんちは80%が水分、20%が固形物のイメージイラスト うんちは80%が水分、20%が固形物のイメージイラスト

くさい、汚い、恥ずかしい‥・と、悪者扱いされがちなうんちですが、実は腸の健康診断ができる重要なバロメーターとして注目を集めています。トイレで流す前に、うんちの「形・色・におい・量」をチェックする習慣を取り入れ、自分の腸内環境を確かめてみましょう!

くさい、汚い、恥ずかしい‥・と、悪者扱いされがちなうんちですが、実は腸の健康診断ができる重要なバロメーターとして注目を集めています。トイレで流す前に、うんちの「形・色・におい・量」をチェックする習慣を取り入れ、自分の腸内環境を確かめてみましょう!

セルフチェックしてみよう!

セルフチェックしてみよう!


形をチェック 形をチェック

うんちの形は、含まれる水分の量によって決まります。また、腸内に長くとどまると、 腸が水分を余分に吸収して硬くなってしまいます。便秘の時は水分もしっかりとって、うんちに必要な水分を確保しましょう。

うんちの形は、含まれる水分の量によって決まります。また、腸内に長くとどまると、 腸が水分を余分に吸収して硬くなってしまいます。便秘の時は水分もしっかりとって、うんちに必要な水分を確保しましょう。

うんちの形をチェックする「ブリストル便性状スケール」の図 うんちの形をチェックする「ブリストル便性状スケール」の図
色をチェック 色をチェック

うんちの色というと茶色が思い浮かびますが、なぜ茶色いのか知っていますか?
それは「胆汁」に含まれる「ビリルビン」という物質が便を茶色くしているためです。
このビリルビンは、腸内のpHが酸性かアルカリ性かによって色が変わる性質をもっています。

うんちの色というと茶色が思い浮かびますが、なぜ茶色いのか知っていますか?
それは「胆汁」に含まれる「ビリルビン」という物質が便を茶色くしているためです。
このビリルビンは、腸内のpHが酸性かアルカリ性かによって色が変わる性質をもっています。

うんちの色と原因の図 うんちの色と原因の図

大腸の中に善玉菌が多いと、腸内は酸性に傾き、うんちは健康な黄褐色に。悪玉菌が増えると、腸内はアルカリ性に傾くため、黒っぽい焦げ茶色になるのです。
※黒色の場合は腸内で、赤色の場合は肛門近くで出血している可能性があるため医療機関を受診ください。

大腸の中に善玉菌が多いと、腸内は酸性に傾き、うんちは健康な黄褐色に。悪玉菌が増えると、腸内はアルカリ性に傾くため、黒っぽい焦げ茶色になるのです。
※黒色の場合は腸内で、赤色の場合は肛門近くで出血している可能性があるため医療機関を受診ください。

においをチェック においをチェック

においにも腸内細菌が関係しています。腸内細菌には大きく「 善玉菌 」「 日和見菌 」「 悪玉菌 」に分類でき、中でも「 悪玉菌 」はお肉などのたんぱく質や脂質をエサとして好みます。食生活がお肉や脂っこいものに偏り、悪玉菌が増えると、うんちのにおいが強くなります。

においにも腸内細菌が関係しています。腸内細菌には大きく「 善玉菌 」「 日和見菌 」「 悪玉菌 」に分類でき、中でも「 悪玉菌 」はお肉などのたんぱく質や脂質をエサとして好みます。食生活がお肉や脂っこいものに偏り、悪玉菌が増えると、うんちのにおいが強くなります。

腸内細菌のイメージイラスト 腸内細菌のイメージイラスト

また、便秘でおなかの中にうんちが長くとどまっていると、悪玉菌が増える悪循環を招き、うんちのにおいも強くなります。一方、おなかの中の「善玉菌」を増やすと、便秘の改善にもなり、便のにおいは抑えられると考えられています。

また、便秘でおなかの中にうんちが長くとどまっていると、悪玉菌が増える悪循環を招き、うんちのにおいも強くなります。一方、おなかの中の「善玉菌」を増やすと、便秘の改善にもなり、便のにおいは抑えられると考えられています。

量をチェック 量をチェック

食事の量や排便回数にもよりますが、理想的な うんちの量はバナナ1~2本くらいと言われています。 便の量、つまり便のカサになるものは不溶性食物繊維なので、毎食、不溶性食物繊維をとっている人ほど便の量は多くなり、逆に肉類中心の食事をしている人は便の量が少ない傾向にあります。ちなみに水溶性食物繊維はうんちを軟らかくする働きがあります。

食事の量や排便回数にもよりますが、理想的な うんちの量はバナナ1~2本くらいと言われています。 便の量、つまり便のカサになるものは不溶性食物繊維なので、毎食、不溶性食物繊維をとっている人ほど便の量は多くなり、逆に肉類中心の食事をしている人は便の量が少ない傾向にあります。ちなみに水溶性食物繊維はうんちを軟らかくする働きがあります。

良いうんちをつくるには?

良いうんちをつくるには?


良いうんちを出すためには、善玉菌はもちろん、善玉菌の餌になるオリゴ糖や食物繊維を取り入れることや、うんちの水分を確保してくれる果物などの水溶性食物繊維を摂ることが大切です。そしてなにより、体全体の新陳代謝がうまくいくように、体を動かし、しっかり睡眠を取りましょう。「質の良いうんち」をつくるために7つの項目を取り入れた生活習慣を意識してみてください。

良いうんちを出すためには、善玉菌はもちろん、善玉菌の餌になるオリゴ糖や食物繊維を取り入れることや、うんちの水分を確保してくれる果物などの水溶性食物繊維を摂ることが大切です。そしてなにより、体全体の新陳代謝がうまくいくように、体を動かし、しっかり睡眠を取りましょう。「質の良いうんち」をつくるために7つの項目を取り入れた生活習慣を意識してみてください。

「質の良いうんち」をつくるために7つの項目の表 「質の良いうんち」をつくるために7つの項目の表
「質の良いうんち」をつくるために「つくる力」「育てる力」「出す力」が大切 「質の良いうんち」をつくるために「つくる力」「育てる力」「出す力」が大切

腸内環境を映すとともに、毎日の健康チェックにも有効なうんち。毎日チェックすることが、健康の秘訣といえそうですね!

腸内環境を映すとともに、毎日の健康チェックにも有効なうんち。毎日チェックすることが、健康の秘訣といえそうですね!

男性は下痢に、女性は便秘になりがちなのはどうして?

男性は下痢に、女性は便秘になりがちなのはどうして?


お手洗いの写真 お手洗いの写真

男性に下痢症が多いのは、アルコールや冷たい飲み物、脂っこい食べ物を多く食べるので消化不良を起こしやすく、また、ストレスなどの影響を受ける自律神経との連動が原因と考えられます。一方女性は、筋力が男性よりも弱いため、便を押し出す力も弱く、更に生理周期によりホルモンバランスの影響を受けやすいため、便秘になりやすいと考えられます。

男性に下痢症が多いのは、アルコールや冷たい飲み物、脂っこい食べ物を多く食べるので消化不良を起こしやすく、また、ストレスなどの影響を受ける自律神経との連動が原因と考えられます。一方女性は、筋力が男性よりも弱いため、便を押し出す力も弱く、更に生理周期によりホルモンバランスの影響を受けやすいため、便秘になりやすいと考えられます。