赤ちゃんの体調不良や腸内環境の不調は、便によって分かります。中でも気をつけたいのが、便秘と下痢。どちらも早期対処がカギになるので、普段からしっかり観察し、対処法を知っておくと安心です。
赤ちゃんの体調不良や腸内環境の不調は、便によって分かります。中でも気をつけたいのが、便秘と下痢。どちらも早期対処がカギになるので、普段からしっかり観察し、対処法を知っておくと安心です。
監修
監修
兵庫医科大学小児科学講座 教授
奥田 真珠美(おくだ ますみ)先生
兵庫医科大学小児科学講座 教授
奥田 真珠美(おくだ ますみ)先生
和歌山県立医科大学医学部卒業後、社会保険紀南綜合病院、済生会有田病院、和歌山労災病院、兵庫医科大学ささやま医療センター、愛知医科大学病院等を経て現職。
【専門】小児消化器、小児感染症(ヘリコバクター・ピロリ、腸管感染症、胃癌予防、慢性便秘など)
和歌山県立医科大学医学部卒業後、社会保険紀南綜合病院、済生会有田病院、和歌山労災病院、兵庫医科大学ささやま医療センター、愛知医科大学病院等を経て現職。
【専門】小児消化器、小児感染症(ヘリコバクター・ピロリ、腸管感染症、胃癌予防、慢性便秘など)
排便が週3回より少ない、または排便時に苦しむ様子があれば、便秘かもしれません。
また、おなかのハリは、腸内フローラが乱れ(悪玉菌が優勢になり)、異常発酵によって発生したガスがたまっているのかも。
なるべく早く対処をして、毎日~3日に1回のスムーズな排便リズムを取り戻すことが大切です。
ひどい便秘や強いおなかのハリ、嘔吐がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
●ガスがたまっているときは
綿棒浣腸で腸の働きを促進し、ガスを出しやすくします。
●便が硬いときは
母乳の場合は飲んだ量が分かりづらく、実は水分不足になっていることも。
授乳の前後に赤ちゃんの体重を量る、哺乳瓶で量を量って与えるなどして、水分が足りているか知る工夫を。
排便が週3回より少ない、または排便時に苦しむ様子があれば、便秘かもしれません。
また、おなかのハリは、腸内フローラが乱れ(悪玉菌が優勢になり)、異常発酵によって発生したガスがたまっているのかも。
なるべく早く対処をして、毎日~3日に1回のスムーズな排便リズムを取り戻すことが大切です。
ひどい便秘や強いおなかのハリ、嘔吐がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
●ガスがたまっているときは
綿棒浣腸で腸の働きを促進し、ガスを出しやすくします。
●便が硬いときは
母乳の場合は飲んだ量が分かりづらく、実は水分不足になっていることも。
授乳の前後に赤ちゃんの体重を量る、哺乳瓶で量を量って与えるなどして、水分が足りているか知る工夫を。
もともとやわらかい赤ちゃんの便ですが、いつもより水っぽくなっていたり、急に回数が増えると下痢かもしれません。
体の小さな赤ちゃんは、脱水症状も心配です。
排便回数が多すぎるとき、発熱や嘔吐を併発したとき、水分がとれなくなったときは、早めに医療機関の受診を。
便の色に病気のサインが出ていることもあります。
●下痢になったときは
こまめにおむつを交換してあげましょう。
お尻をシャワーで洗い、しっかり乾かしてあげることも大切。
ウイルスが原因の場合もあるため、おむつ替えの後には手を洗い、ママへの二次感染も防ぎます。
●脱水症状のならないために
ミルクや湯冷まし、ベビー用イオン飲料などを与えてあげて。
飲むのを嫌がる場合は、回数を分けてあげてみてください。
もともとやわらかい赤ちゃんの便ですが、いつもより水っぽくなっていたり、急に回数が増えると下痢かもしれません。
体の小さな赤ちゃんは、脱水症状も心配です。
排便回数が多すぎるとき、発熱や嘔吐を併発したとき、水分がとれなくなったときは、早めに医療機関の受診を。
便の色に病気のサインが出ていることもあります。
●下痢になったときは
こまめにおむつを交換してあげましょう。
お尻をシャワーで洗い、しっかり乾かしてあげることも大切。
ウイルスが原因の場合もあるため、おむつ替えの後には手を洗い、ママへの二次感染も防ぎます。
●脱水症状のならないために
ミルクや湯冷まし、ベビー用イオン飲料などを与えてあげて。
飲むのを嫌がる場合は、回数を分けてあげてみてください。