中性脂肪注意報!アルコールのお供「おつまみ」にも気をつけよう

中性脂肪注意報!アルコールのお供「おつまみ」にも気をつけよう

中性脂肪注意報!アルコールのお供「おつまみ」にも気をつけよう 中性脂肪注意報!アルコールのお供「おつまみ」にも気をつけよう

忘年会や新年会の季節になると、ついつい暴飲暴食していませんか。中性脂肪が気になる方は特に、おつまみ選びに気を配ることが大切です。

今回は、飲み会のときにできる中性脂肪対策について、管理栄養士に解説していただきました。

<監修>
中山 沙折(なかやま さおり)
食品メーカーにて品質保証部、微生物検査を担当。
管理栄養士としてダイエット指導や栄養指導、特定保健指導を手掛ける。
また、幼少期から18歳まで自身が高度肥満だった経験から、心身共に痩身に関する造詣が深い。三児の母。

忘年会や新年会の季節になると、ついつい暴飲暴食していませんか。中性脂肪が気になる方は特に、おつまみ選びに気を配ることが大切です。

今回は、飲み会のときにできる中性脂肪対策について、管理栄養士に解説していただきました。

<監修>
中山 沙折(なかやま さおり)
食品メーカーにて品質保証部、微生物検査を担当。
管理栄養士としてダイエット指導や栄養指導、特定保健指導を手掛ける。
また、幼少期から18歳まで自身が高度肥満だった経験から、心身共に痩身に関する造詣が深い。三児の母。

アルコール・お酒好きが心がけるべき中性脂肪対策の基本

アルコール・お酒好きが心がけるべき中性脂肪対策の基本

中性脂肪値が高くなる原因は、食べ過ぎと飲み過ぎによるものがほとんどです。脂質を控えても糖質とたんぱく質を過剰に食べると、脂肪として身体に蓄えられていきます。特にお酒をよく飲む方は、中性脂肪が高くなる傾向にあります。

中性脂肪が高くても自覚症状はほとんどないため、そのままにしていると高血圧、動脈硬化、糖尿病と気づかないうちに病気に進行してしまうこともあります。

アルコールの飲み過ぎは厳禁です。また、飲酒にはおつまみがつきもののため、食べ合わせ・飲み合わせに注意しなければいけません。

中性脂肪値が高くなる原因は、食べ過ぎと飲み過ぎによるものがほとんどです。脂質を控えても糖質とたんぱく質を過剰に食べると、脂肪として身体に蓄えられていきます。特にお酒をよく飲む方は、中性脂肪が高くなる傾向にあります。

中性脂肪が高くても自覚症状はほとんどないため、そのままにしていると高血圧、動脈硬化、糖尿病と気づかないうちに病気に進行してしまうこともあります。

アルコールの飲み過ぎは厳禁です。また、飲酒にはおつまみがつきもののため、食べ合わせ・飲み合わせに注意しなければいけません。

中性脂肪対策で控えるべき食べ物・摂っても良い食べ物の見分け方

中性脂肪対策で控えるべき食べ物・摂っても良い食べ物の見分け方

中性脂肪対策で控えるべき食べ物・摂っても良い食べ物の見分け方 中性脂肪対策で控えるべき食べ物・摂っても良い食べ物の見分け方

中性脂肪対策には、暴飲暴食をしないことはもちろん、バランスの良い食事とアルコールの適正量を守ることが基本です。すでに中性脂肪が高めの方は、減らす効果のある食べ物を積極的に摂るとよいでしょう。食物繊維は中性脂肪値を下げる働きがあるため、野菜や海藻類はすすんで食べましょう。

脂質にはいくつか種類があり、良質なものを摂取することで中性脂肪を下げることができます。積極的に取るべき脂質は「多価不飽和脂肪酸」で、マグロ、サンマ、ハマチ、サバなどに多く含まれています。「一価不飽和脂肪酸」も良質な脂質で、オリーブオイルや大豆油など植物性の油に含まれます。どちらも血液中の中性脂肪値と悪玉コレステロールを下げる働きがあります。

一方で、「飽和脂肪酸」は肉類や乳製品の脂に多く含まれ、中性脂肪値と悪玉コレステロールを上げてしまいます。中性脂肪対策を考えるときは脂肪の質に注意して、そのうえで脂質と糖質の極端に多いものは避けるようにしましょう。

また、コレステロールの多く含まれる食品を摂りすぎないことも大切です。特に気をつけたい食品は、牛や豚のレバーなどの内臓肉、イクラやたらこなどの魚卵類です。うなぎやあなご、うになどにもコレステロールが多く含まれるため、食べ過ぎないようにしましょう。

中性脂肪対策には、暴飲暴食をしないことはもちろん、バランスの良い食事とアルコールの適正量を守ることが基本です。すでに中性脂肪が高めの方は、減らす効果のある食べ物を積極的に摂るとよいでしょう。食物繊維は中性脂肪値を下げる働きがあるため、野菜や海藻類はすすんで食べましょう。

脂質にはいくつか種類があり、良質なものを摂取することで中性脂肪を下げることができます。積極的に取るべき脂質は「多価不飽和脂肪酸」で、マグロ、サンマ、ハマチ、サバなどに多く含まれています。「一価不飽和脂肪酸」も良質な脂質で、オリーブオイルや大豆油など植物性の油に含まれます。どちらも血液中の中性脂肪値と悪玉コレステロールを下げる働きがあります。

一方で、「飽和脂肪酸」は肉類や乳製品の脂に多く含まれ、中性脂肪値と悪玉コレステロールを上げてしまいます。中性脂肪対策を考えるときは脂肪の質に注意して、そのうえで脂質と糖質の極端に多いものは避けるようにしましょう。

また、コレステロールの多く含まれる食品を摂りすぎないことも大切です。特に気をつけたい食品は、牛や豚のレバーなどの内臓肉、イクラやたらこなどの魚卵類です。うなぎやあなご、うになどにもコレステロールが多く含まれるため、食べ過ぎないようにしましょう。

中性脂肪が気になる方が注意したいおつまみ3選

中性脂肪が気になる方が注意したいおつまみ3選

中性脂肪が気になる方が注意したいおつまみ3選 中性脂肪が気になる方が注意したいおつまみ3選

①揚げもの

①揚げもの

から揚げや軟骨揚げ、メンチカツなどはおつまみの定番ですが、中性脂肪をぐんと上げてしまいます。食べる際は、みんなで分けて少量だけ食べるようにしましょう。

から揚げや軟骨揚げ、メンチカツなどはおつまみの定番ですが、中性脂肪をぐんと上げてしまいます。食べる際は、みんなで分けて少量だけ食べるようにしましょう。

②シーザーサラダ、ポテトサラダ

②シーザーサラダ、ポテトサラダ

シーザーサラダやポテトサラダは、一見ヘルシーで野菜の補給として食べることの多いメニューです。しかし、どちらもドレッシングやマヨネーズ、ベーコン、チーズ、じゃがいもなどが入っているため、脂質や糖質が多いおつまみです。

サラダは生野菜サラダを選び、ドレッシングも和風のものをかけるようにしましょう。

シーザーサラダやポテトサラダは、一見ヘルシーで野菜の補給として食べることの多いメニューです。しかし、どちらもドレッシングやマヨネーズ、ベーコン、チーズ、じゃがいもなどが入っているため、脂質や糖質が多いおつまみです。

サラダは生野菜サラダを選び、ドレッシングも和風のものをかけるようにしましょう。

③麺類やご飯もの

③麺類やご飯もの

締めの炭水化物は欠かせない方も多いでしょう。せっかく脂質選びに気を配っても、最後に食べ過ぎては意味がなくなってしまいます。

締めのラーメンや雑炊などは、糖質・脂質ともに摂り過ぎになってしまいます。炭水化物を控える代わりに、野菜や大豆製品などを多く食べるようにしましょう。

締めの炭水化物は欠かせない方も多いでしょう。せっかく脂質選びに気を配っても、最後に食べ過ぎては意味がなくなってしまいます。

締めのラーメンや雑炊などは、糖質・脂質ともに摂り過ぎになってしまいます。炭水化物を控える代わりに、野菜や大豆製品などを多く食べるようにしましょう。

中性脂肪が気になる方におすすめのおつまみ3選

中性脂肪が気になる方におすすめのおつまみ3選

中性脂肪が気になる方におすすめのおつまみ3選 中性脂肪が気になる方におすすめのおつまみ3選

①刺身の盛り合わせ

①刺身の盛り合わせ

新鮮な魚には、不飽和脂肪酸であるDHAとEPAが豊富に含まれ、動脈硬化を予防してくれます。刺身はおつまみにぴったりなメニューですが、塩分の摂りすぎにならないように、醤油は少量だけつけましょう。

新鮮な魚には、不飽和脂肪酸であるDHAとEPAが豊富に含まれ、動脈硬化を予防してくれます。刺身はおつまみにぴったりなメニューですが、塩分の摂りすぎにならないように、醤油は少量だけつけましょう。

②大豆系メニュー

②大豆系メニュー

豆腐サラダや豆乳鍋、納豆などの大豆製品は、低カロリー・低糖質です。そのうえ、中性脂肪とコレステロール値を低下させる作用もあり、安心して食べられます。大豆製品に含まれる大豆イソフラボンには抗酸化作用もあるため、健康にも美容にも嬉しい食品です。

豆腐サラダや豆乳鍋、納豆などの大豆製品は、低カロリー・低糖質です。そのうえ、中性脂肪とコレステロール値を低下させる作用もあり、安心して食べられます。大豆製品に含まれる大豆イソフラボンには抗酸化作用もあるため、健康にも美容にも嬉しい食品です。

③焼き鳥の盛り合わせ

③焼き鳥の盛り合わせ

焼き鳥は低糖質であり、焼く段階で余分な脂が落とされます。豚バラや皮などの脂肪の多い部位は避け、ささみ、砂肝やねぎま、野菜串を選ぶようにしましょう。

焼き鳥は低糖質であり、焼く段階で余分な脂が落とされます。豚バラや皮などの脂肪の多い部位は避け、ささみ、砂肝やねぎま、野菜串を選ぶようにしましょう。

まとめ

まとめ

中性脂肪は気になるものの、やはりお酒は楽しく飲みたいものです。普段から和食中心の食生活を心がけ、お酒の席でも太りにくく中性脂肪を上げないおつまみを選べるようになるとよいですね。

普段の生活を振り返ってみて、食べ過ぎないことはもとより、欠食せず、食事の内容を見直し、休息を十分にとることも大切です。運動不足を感じたときは、車や電車を使わず歩いてみるなど、日々のちょっとした心がけを続けていきましょう。

中性脂肪は気になるものの、やはりお酒は楽しく飲みたいものです。普段から和食中心の食生活を心がけ、お酒の席でも太りにくく中性脂肪を上げないおつまみを選べるようになるとよいですね。

普段の生活を振り返ってみて、食べ過ぎないことはもとより、欠食せず、食事の内容を見直し、休息を十分にとることも大切です。運動不足を感じたときは、車や電車を使わず歩いてみるなど、日々のちょっとした心がけを続けていきましょう。