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2. 頭皮ケアで脱毛予防

シャンプーにも正しい方法があります

みなさんは正しいシャンプーの方法をご存知でしょうか?男性の場合は、短い髪の方が多いので、さっと濡らしてささっと洗って…と特に時間もかけずに髪を洗う方が大半だと思います。ちゃんと髪の奥まで濡れていない髪にシャンプーを塗りつけたり、コンディショナーをさっと流す程度では、頭皮に成分が残って毛穴に詰まってしまう可能性もあります。シャンプーは、しっかり濡れた髪に泡立ててこそ洗浄力を発揮します。コンディショナーもしっかりと洗い流すことが重要です。

また、洗い方については、爪を立てて洗うと、頭皮に傷がついてしまいます。まずは、お湯で髪の毛の汚れを洗い流し、頭皮までしっかりと濡らします。その後で、シャンプーを適量手に取って泡立て、1か所に偏らないように頭頂部から後頭部まで数回に分けて頭髪に塗布します。指の腹で優しく丁寧に洗い、頭皮の血行を良くするようにマッサージしましょう。その後、シャンプーをよく洗い流します。どうしても利き手でない方が流しづらいので、鏡などでシャンプーが落ちているかどうか、よく確認してください。

髪の毛は毛母細胞から生まれ、その細胞に栄養を届けるのは血液です。なので、頭皮マッサージなどによって、頭の血流を活発にすることは髪にとって、とても必要なことなのです。

また、シャンプーは洗浄力が強いものがいいというわけではありません。洗浄力が強いものは、頭皮の皮脂を必要以上に取り去ってしまうので、頭皮が乾燥してフケが出やすくなったり、逆に、乾燥を防ぐために皮脂が余剰に分泌され、臭いやかゆみ、湿疹の原因となることもあります。正しいシャンプーの仕方でケアしているのに、べたつきやかゆみ、におい、湿疹等が気になるようでしたら、シャンプーをその症状の改善に特化したものに変えてみるといいかもしれません。

効果的な頭皮マッサージとは

先ほどもご紹介しましたが、毛髪は頭皮にある毛根から生えているもので、その毛根にある毛母細胞の細胞分裂によって生み出されています。毛母細胞が活発に働くには、栄養を運んだり酸素を供給する血液がちゃんと毛根に届く必要があります。その証拠に、頭皮の血流が悪くなると、頭皮が乾燥しやすくなり、毛髪も抜けやすくなることがすでにわかっています。

血流をよくするためにマッサージが効果的と言われていますが、強い力で押しつけたりマッサージをやりすぎると、かえって頭皮に負担をかけることになり逆効果です。シャンプーや発育毛剤を使用した時などに、指の腹を使って気持ちよいと思う程度の力でマッサージしましょう。時間としては、朝晩に1回3~4分が目安です。ただし、湿疹など頭皮のトラブルがある場合には、頭皮に負担をかけることになりますので、控えた方がよいでしょう。

生活習慣が頭皮環境に大きく影響

外部からの刺激によって頭皮環境は左右されますが、生活習慣によっても頭皮環境は大きく変わることが分かっています。理想的な毛髪の状態を保つためには生活習慣を整え、心身ともに健康であることが重要です。

摂取した栄養素によって、その人の肉体の活動は支えられています。ということは、偏った食事や暴飲暴食は頭皮にも悪い影響を及ぼします。とくに髪にとって必要な栄養素である、たんぱく質をはじめ、ビタミンやミネラル(特に鉄、亜鉛、銅)が不足すると、薄毛などを誘発します。ダイエットなどによる過度な食事制限も毛髪に負担をかけることになります。

また、髪の根元へと栄養を運んでいるのは血液なので、頭皮の血行がよいと頭皮環境は良いということができます。頭皮の血行は自律神経の働きがかかわっているので、自律神経のバランスを整えるのも頭皮環境を改善するために必要です。ストレスや睡眠不足は自律神経のバランスを崩しやすいので、適度な運動や趣味などでストレスを発散し、十分な睡眠がとれるように睡眠時間の確保に努めましょう。

脱毛予防に大切な頭皮のケアについて