メディトリートシリーズとは

腟カンジダの治療は、医療機関では腟の中に挿入する腟坐剤タイプの腟剤の他、腟周辺に塗布するクリーム等の外用剤が用いられます。
メディトリートシリーズは、腟坐剤タイプとクリームタイプの腟カンジダ再発治療薬です。

メディトリートシリーズの特長

本剤の使用は、過去に腟カンジダで 医師の診断・治療を受けた方に限ります。

特長1:再発治療薬

メディトリートは、ミコナゾール硝酸塩を有効成分とする、腟カンジダ再発治療薬です。日本では1980年2月に腟坐剤医療用医薬品として販売されております。

特長2:腟坐剤とクリームが併用できる。

OTC医薬品として、腟坐剤タイプとクリームタイプの併用ができるようになりました。症状のある部位にあわせて、適切な剤型を選択して治療できます。

腟坐剤とクリームの使い分け


症状のある部位に合わせて、適切な剤型を選択して治療を開始します。

*1にカンジダ症状がある

外陰症状はないか、外陰病変は腟口部のみの狭い範囲に認められる

■適切な剤型
メディトリート(腟坐剤)を使用してください

*1及び外陰*2にカンジダ症状がある

外陰病変は腟口部より広い範囲に認められる

■適切な剤型
メディトリート(腟坐剤)とメディトリートクリーム(外陰用クリーム)を併用してください

外陰*2にカンジダ症状がある

外陰病変は腟口部より広い範囲に認められ、腟症状はない

■適切な剤型
メディトリートクリーム(外陰用クリーム)を使用してください。ただし、メディトリート(腟坐剤)との併用が望まれます※腟内にも原因菌が増殖している可能性があるため、腟坐剤との併用が望まれます

*1おりもの、熱感、かゆみ等
*2 発疹(*1)を伴うかゆみがあらわれた場合
(*1)発赤、ただれ等、皮膚にみられる変化のことをいいます。
※メディトリートクリームは外陰症状(発疹を伴うかゆみ)があらわれた場合にお使いください。
ご不明な点がありましたら、薬剤師に相談してください。


メディトリート

メディトリート 坐剤 メディトリート 坐剤

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特長1

スムーズに奥まで届き、体温で溶けてやさしく広がります。

小型の坐剤なので、スムーズに奥まで挿入でき、体温で溶けるので、有効成分がすみやかに広がります。

スムーズに奥まで届き、体温で溶けてやさしく広がります。 スムーズに奥まで届き、体温で溶けてやさしく広がります。

特長2

毎日1個の使用で、6日間!

就寝前に腟深部に、坐剤1個を挿入し6日間の連続使用をしてください。

第1類医薬品

腟坐剤の使用意向 腟坐剤の使用意向

成分

1個中 ミコナゾール硝酸塩 100mg

効果・効能

腟カンジダの再発(過去に医師の診断・治療を受けた方に限る)

使い方

坐剤のとり出し方・挿入の仕方

用法・用量

成人(15歳以上60歳未満)、1日1回1個を就寝前に腟深部に挿入してください。なお、6日間連続使用してください。ただし、3日間使用しても症状の改善がみられないか、6日間使用しても症状が消失しない場合は、医師の診療を受けてください。

年令
15歳以上60歳未満 15歳未満60歳以上
1回量
1個
使用しないこと
使用回数   1日1回(就寝前) 使用しないこと

メディトリートクリーム

メディトリート クリーム メディトリート クリーム

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特長1

患部に直接塗れるクリームタイプ

クリームタイプなのでべたつかず、患部に塗り広げやすくなっています。

特長2

1日2~3回の使用で6日間

外陰部にかゆみがあったら使用してください。
かゆみがとれたら使用を終了しても差し支えありません。

第1類医薬品

成分

1g中 ミコナゾール硝酸塩 10mg

効果・効能

腟カンジダの再発による、発疹を伴う外陰部のかゆみ(過去に医師の診断・治療を受けた方に限る)
ただし、腟症状(おりもの、熱感等)を伴う場合は、必ず腟剤(腟に挿入する薬)を併用してください。

使用量の目安(患部直径6cm程度の場合)

用法・用量

成人(15歳以上60歳未満)、1日2~3回、適量を患部に塗布してください。ただし、3日間使用しても症状の改善がみられないか、6日間使用しても症状が消失しない場合は、医師の診療を受けてください。

  1. 外陰部症状のみの場合:本剤を使用してください。腟剤(腟に挿入する薬)との併用が望まれます。
  2. 腟症状(おりもの、熱感等)を伴う場合:本剤に腟剤(腟に挿入する薬)を併用してください。
年令
15歳以上60歳未満 15歳未満60歳以上
1回量
適量 使用しないこと
使用回数   1日2~3回 使用しないこと

臨床試験結果について

有効性評価


(承認申請時添付データ)

対象:外陰腟カンジダ症患者128例(5施設)
投与方法:メディトリートを1日1回1個、経腟投与 / メディトリートクリームを1日2~3回 適量を外陰部に塗布
投与期間:6日間

(承認申請時添付データ)

対象:外陰腟カンジダ症患者
*投与前後とも「症状なし」の症例を除く
*小数点第2位を四捨五入

安全性評価


副作用発現率

腟坐剤単独使用例:64例中副作用の発現はなかった
クリーム単独使用例:16例中副作用の発現はなかった
同時使用例(腟坐剤とクリームの併用):48例中2例(4.2%)に副作用が発現した

* 発現した副作用 2例は軽度であり、重篤なものはありませんでした。内訳は「性器灼熱感」2件、「女性陰部そう痒症」が1件の合計2例3件でした。(承認申請時添付データ)

メディトリートシリーズを使用する前に

次の項目に該当する場合は使用しないでください。


(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります)

1.次の人は使用しないでください。

  • 初めて発症したと思われる人。
  • 本剤の成分に対しアレルギー症状を起こしたことがある人。
  • 15歳未満または60歳以上の人。
  • 妊婦または妊娠していると思われる人。
  • 発熱、悪寒、下腹部痛、背中や肩の痛み、色のついたまたは血に染まったおりもの、魚臭いおりもの、生理の停止、腟からの不規則または異常な出血、腟または外陰部における潰瘍、浮腫またはただれがある人。
  • 糖尿病の診断を受けた人。
  • ワルファリン等の抗凝血剤を服用している人。[メディトリート(腟坐剤)]
  • 本疾病を頻繁に繰り返している人。(1~2ヵ月に1回または6ヵ月以内に2回以上)
  • 腟カンジダの再発かわからない人。

 

2.次の部位には使用しないで下さい。

  • 腟内以外の部位。 [メディトリート(腟坐剤)]
  • 腟周辺(外陰)以外の部位。 [メディトリートクリーム(外陰用クリーム)]

 

3.メディトリート(腟坐剤)を使用中に次の医薬品を外陰部に使用しないで下さい。

  • カンジダ治療薬以外の外皮用薬。

次の項目に該当する場合は使用前に 医師または薬剤師に相談してください。


●医師の治療を受けている人。
●本人または家族がアレルギー体質の人。
●薬によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
●授乳中の人。

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