夏バテにおすすめ!「豚肉の冷しゃぶ麺」

これから夏本番ですね。夏は暑さだけでなく、湿度も高くなるので、体が疲れやすくなります。

今回は夏バテを予防してくれる食材や料理、食欲がでないときに食べやすい料理をご紹介します。

香味野菜や、酸味、コクのある調味料などをうまく使えば、食欲がないときにも、食べやすい味に!

簡単に作れ、栄養バランスがよく、スタミナアップできるメニューなのでぜひ試してみてください。

<監修>
三井 愛(栄養士)
食品メーカー商品開発を経て、2007年より、ジャパン・フードコーディネーター・スクールチーフプロデューサーに就任。
食の世界を目指す後進の指導・育成に邁進する傍ら、自らメニュー開発・商品開発・スタイリング・食育教室など、さまざまなフードプロジェクトに携わる。
栄養士、中学・高等学校第1種教員免許家庭科、日本茶アドバイザー、キャリアコンサルタントなど資格多数。

食欲不振だと疲れやすくなる?

暑い日が続くと、食欲がでない、眠れない、体が疲れやすいなど、夏バテの症状がでやすくなります。

暑い時期はついつい冷たい食べ物や飲み物を取りがちになり、栄養バランスが崩れて体調を悪くしてしまいます。

冷たいそうめんやそば、アイス、ジュースなどは、一時的に体を冷やしてくれますが、栄養面では炭水化物に偏りがち。

栄養バランスの悪い食事が続くと体の疲れがなかなかとれなくなり、疲労状態が続くことにもなります。

そんな夏バテになる前に、良質なタンパク質、ビタミン、ミネラルを積極的にとり、暑さに負けない健康な体作りを心がけましょう。

夏バテの時どんな栄養を取ると良い?

夏バテのときは、ずばりビタミンB1の摂取がおすすめです!

ビタミンB1は、糖質の代謝を促してくれるので、体内で糖質がエネルギーに変わり、体の中から元気がでてきます。

ビタミンB1は、豚肉、カツオ、ウナギなどに多く含まれています。

また、緑黄色野菜などに多く含まれている、カロテン、ビタミンC、ビタミンEなどの栄養素もおすすめです。

これらの栄養素は抗酸化作用があり、紫外線から体を守ってくれます。

また、夏は汗をかくことも多くなりますが、汗をかくと水分だけでなくビタミンやミネラルなども失われます。

水分を取るときに水に塩を少し入れるなど、ミネラルを補給する工夫をしましょう!

食欲がなくても食べられる栄養満点レシポ

それでは、食欲がでないときに食べると効果的なレシピを2つご紹介します。

【豚肉の冷しゃぶ麺】

ビタミンB1が豊富な豚肉を冷しゃぶにすると余分な脂を落とせるのでとてもヘルシーです。

ビタミンB1は、ニンニクに含まれるアリシンと合わせるとビタミンB1の効果が持続すると言われています。

すりおろしニンニクをめんつゆに入れれば、アリシンも摂取でき、ニンニクの香味が食欲を増進させてくれます。

さらに、ビタミンCやβカロテン、食物繊維を多く含むパプリカを一緒に食べれば、栄養をバランスよく取ることができて疲労回復に抜群の一皿です。

ゴマとニンニクの風味が効いた酸味のあるめんつゆは、暑い時期にも食が進みます。

中華麺の代わりにうどん、そうめんでもおいしく頂けます。

<材用>(2人分)
中華麺 2玉
薄切り豚肉(しゃぶしゃぶ用) 100g
オクラ 4本
黄パプリカ 1/4個
赤パプリカ 1/4個
レタス 2枚
白ゴマ 適量
●めんつゆ
練りゴマ 大さじ2
めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ2
酢 大さじ2
砂糖 大さじ1
ニンニク(すりおろし) 小さじ1

<作り方>
①豚肉は一口大に切り、ゆでておく。

②オクラは、ゆでて、へたの部分を切り落とし、輪切りにする。パプリカは千切りにする。レタスは、一口大にちぎっておく。めんつゆの材料は混ぜ合わせておく。

③麺はゆでて流水で冷やし、水気を切っておく。

④お皿に③の麺をのせ、②の野菜をしき、その上に豚肉をのせて白ゴマをふり、めんつゆをかける。

【キュウリと鶏肉の梅肉和え】

栄養がないと思われがちなキュウリですが、ビタミンやミネラルが豊富で、特にカリウムが多く含まれています。

キュウリを食べれば、汗をかいたときに失われるカリウムやビタミンCなどを補うことができ、熱中症対策にも効果的です。

鶏むね肉は高タンパク質・低脂質で、さらに良質なタンパク質を取ることが可能です。

また、梅干しには酸味成分のクエン酸が含まれています。クエン酸は疲労物質の乳酸の生成を抑える働きがあり、疲労回復の効果が期待できる成分です。
多めに作って、常備菜としておくのもおすすめです。

<材料>(2~3人分)
キュウリ 2本
鶏むね肉 200g
じゃこ 大さじ2
塩昆布 大さじ1
梅干し 2個

<作り方>
① キュウリを乱切りにする。
鶏むね肉は、余分な脂を取っておく。
鍋に水500ml、酒大さじ1(分量外)、塩少々を入れ、火にかけ、沸騰したら、鶏肉を入れ、約6分加熱する。
火が通ったら、取り出し、一口大にほぐしておく。梅干しは、種を取り、実の部分を粗く刻んでおく。

② ボールに①とじゃこ、塩昆布を入れ、混ぜ合わせる。
ボールにラップをして、冷蔵庫に入れ、味をなじませておく。

まとめ

夏は、屋内ではクーラーの冷風で冷えて寒さを感じ、屋外では日差しで体が温められ、その温度差で自律神経が乱れやすくなるとも言われています。

自律神経が乱れると、体がだるいなど、疲れにもつながります。

暑い夏を乗り切るためには、栄養バランスのよい食事と、こまめな水分補給、十分な睡眠時間が欠かせません。

暑さに負けない体を維持するためにも、今回のメニューにぜひチャレンジしてみてください。

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