人を疲れさせるNGワード
【500人に聞きました】

家族や職場の仲間など身近な人からの何気ないひと言で、どっと疲れることってありませんか?

疲れている時に、そんなひと言でトドメを刺されてしまうと、仕事や家事のモチベーションも、ぐんと下がってしまいます。

そこで20代~60代の男女500人に、人から言われると、どっと疲れを感じるひと言について聞いてみました。

日々を共にする人たちとのコミュニケーションを円滑にするヒントを探ってみたいと思います。

第1位 否定されてしまうひと言

第1位は――

・「それくらい憶えてもらわないと困る」(20代男性/会社員)
・「まだ終わんないの?」(30代男性/会社員)
・「それじゃダメだ」(40代女性/パート・アルバイト)

といった、職場での上司や先輩などから頭ごなしに責められるような、否定の言葉にどっと疲れを感じるという声が多く寄せられました。

・営業じゃないのに「お前は営業としてダメだ!」という指摘。(20代女性/会社員)
・上司からの「使えねー」(30代男性/会社員)

――といった理不尽な言葉や、心ないひと言を言い捨てられてしまった方も……。

そのひと言がプレッシャーとなって萎縮してしまったり、やる気が失せてしまったりする方も多いようです。

これでは、仕事の能率が上がらず、職場の空気も悪くなるなど、決して良いことはありません。

言ってしまった上司や先輩側としては、仕事が思うように進まず、「自分がやった方が早い」などと焦る気持ちもあるかと思いますが、ぜひ温かい目で見守り、後輩のやる気を引き出すような言葉をかけるように、心がけてみてはいかがでしょうか。

第2位 上から目線で指図されるひと言

1位と僅差の第2位は――

・「アレやっといて」と余計な雑務を命じる上司のセリフ(20代男性/パート・アルバイト)
・深夜のクライアントからの「お願いできますか」という電話(30代男性/自営業)
・家で仕事している時、子どもから大声で「ママー!」(30代女性/専業主婦)

など、職場や家庭で「アレやって」「コレやって」と指図されると、どっと疲れるという声も多く聞かれました。

職場では、上司から「ちょっといいですか?」などと呼ばれると、めんどうな仕事を頼まれることを察して、話を聞く前からぐったり……
というケースも多くあがりました。

特に、忙しいときに仕事を頼まれたり、「早くしろ!」と急かされたり、「いいから、やれ!」などと状況を無視して雑に指図されると疲れが倍増するようです。

家庭では、お母さんが家族から食事を催促されたり、「部屋が汚い」と暗に掃除するように指摘されたりというような家事に関する事柄が多く、

「だったら、自分でやってくれ!」

といったお母さん側の悲痛な叫びも聞こえてきました。

職場でも家庭でも、相手の状況も考えずに、一方的に指示されることが疲れにつながっているようです。

お願いごとをするときは上から目線で言い放つのではなく、まずは相手への思いやりを大切にしたいものですね。

第3位 自己中心的なひと言

第3位は――

・マナーが悪く、客側の都合で何でも返品しにきて、ごねる。(40代女性/専業主婦)
・何かを食べたり飲んだりする時の「一口ちょうだい」(30代女性/会社員)

といった、自分勝手な人からのクレーム対応や、一方的なワガママの聞き役になるしかないような状況で発せられるひと言でした。

何度も同じ話を聞かされたり、自分で考えもせずに何度も質問をくり返したりする人につき合わなければいけないシーンも多くあがりました。

さらには、怒鳴られて一方的に怒りをぶつけられてしまったというケースも……。

相手が感情的になって冷静な話し合いができなかったり、自分のペースを乱されてしまったりするような状況が、疲れを増幅させているようです。

第4位 容姿の変化を指摘されるひと言

第4位は――

・「白髪が増えたね」(50代女性/会社員)
・「老けたんじゃない?」(60代男性/派遣・契約社員)
・「ちょっと、太くなった?」(60代女性/専業主婦)

など、容姿の変化について指摘されるひと言がランクイン。

これらの言葉でどっと疲れてしまうのは男女を問わず40代~60代の方に多く、自分でも気にかけている加齢による変化をズバリ指摘されるケースが多いようです。

特に、子どもやパートナーなど家族からの

「顔がたるんでオババの顔してる」

など遠慮がなく、歯に衣着せぬひと言は、グサッと胸に刺さるようです。

ふだんなら笑って返せても、疲れているときに言われてしまうと言い返す気力すら湧いてこなかったり、言われるがままガックリと落ち込んでしまう、なんていうこともありそうです。

加齢など容姿の変化に気づいたときは、親しき仲にも礼儀ありで、見たままをストレートに言ってしまうより、「ちょっと疲れてる?」など相手を気づかう言葉をかけるようにしてはいかがでしょうか。

またネガティブな変化ばかり指摘せず、ポジティブな変化に気づいたときに、きちんと伝えてあげると、疲れている人の元気の源になりそうです。

第5位、一方的に決めつけられるひと言

第5位は――

・「いつも元気だね」(60代女性/専業主婦)
・「何も悩みなさそうだね」(30代女性/会社員)

など、自分のことをよく知っているかのように決めつけられてしまうひと言。

特に主婦の方は事実とは裏腹に、
「お前は暇でいいよな」
「自由な時間が多くていいね」
などと夫や知人に言われると、どっと疲れてしまうようです。

20代の方からは、
「若いんだから大丈夫だよね」
と言われると、疲れを隠して頑張らなければいけないとプレッシャーになる、という声も寄せられました。

こうした決めつけは、発言している側も疲れていたり、つらい状況ゆえに、立場の違う相手がうらやましくて思わず口走ってしまう場合も多いのかもしれませんね。

悪気なく言ってしまいがちなひと言とは?

こうして上位にあがる言葉を見ていると、単なる悪口というわけではなく、どれも相手の状況を考えず、一方的に発せられる心ないひと言が、人をどっと疲れさせてしまっているのがわかります。

言ってしまう側も、疲れてたり、余裕がない状況だとなおさらに、言葉に気をつかえなくなってしまうのかもしれません。

しかし、そんな何気なく発したひと言は、相手のやる気をそいでしまったり、あなたと相手の間に壁を作ったりして、その後のコミュニケーションにも影響してしまいます。

疲れているときこそ、思ったことをそのままの勢いで口にせず、ちょっとひと息おいてから、おだやかに声をかけることが大切なようです。


【調査概要】
疲れに関する調査
調査時期:2019年2月
調査対象:全国、1年以内に栄養ドリンクの飲用経験がある、20代~60代の男女500名
調査手法:インターネット調査

よく読まれている関連記事