疲労回復の食事・食べ物には、食べたいものを!
注目の「快食療法」とは?

日々のストレスで疲れている時こそ、休養と共に快食や快眠を心がけ、脳にエネルギー補給をしてあげることが大切です。

脳の疲れのケアとして、「快食療法」を提唱している横倉恒雄先生に、その極意を教えていただきましょう。

<監修>
横倉恒雄先生(横倉クリニック院長)
1998年東京都港区芝に横倉クリニックを開設。健康外来サロンや脳疲労専門外来も開設し、脳科学をベースに女性のトータルヘルスを指導する。
著書に『脳疲労に克つ』(角川SSC新書)など。

食べ方1つで、脳は元気を取り戻す

ストレスがたまった時に、無意識に何かを口にしてしまったり、やけ食いをしてしまったりという経験がありませんか?

食欲がコントロールできない状態というのは、脳が疲れている兆候といえます。

こういう時にこそ、快眠や快食など自分が気持ちよいと思えることを積極的にしていくことが大切。「快」の気分を得ることで脳は元気になっていきます。

ところが私たちは、脳の健康に必要な「快食」をすることが難しくなっています。

“糖質制限”や“カロリー制限”など、美容や健康のために食欲は制限するべきもの、と無意識に思ってしまっているのです。

そこでおすすめしたいのが、横倉先生が提唱する「快食療法」です♪

本能に従って食欲を満たす「快食療法」とは?

「快食療法」とは、1日3食や、決まった時間に食べるなどの概念に縛られず、「お腹が空いた時に、快いと感じる量や環境で食事を摂る」というものです。

この食べ方を実践すると、太るのが心配という人もいるでしょう。

「肥満の野生動物なんていませんよね?本能で生きる野生の動物は、お腹が空いたら食べ物を探し、空いていない時に無駄に食べたりはしません。快食療法は、乱れている人間の本能を本来の形に戻し、正しい食欲と共に、心身の健康を取り戻すためのものです」
と横倉先生。

気になる「快食療法」の極意はこちら。

①時間にとらわれず、心地よい空腹感が起きてから食べる。

②体によいか悪いかではなく、自分の味覚を優先し、食べたい物を食べる。

③他のことをしながらではなく、おいしく、楽しく、食べることに集中する。

④食べ過ぎてしまった時も、罪悪感はもたないこと。

⑤食べ終わったら、「ああ、おいしかった」と声にすると、満足感が倍増。

本能と理性のバランスをとりながら実践を

時間にとらわれずに食べるとはいっても、勤務先や学校などでは昼食の時間が決まっていますし、現代人が本能を優先して生活するのは簡単ではありません。

ですから例えば、お昼休みにちゃんとお腹が空くように、朝ごはんの時間や量を調整するなど、そこは理性の力で知恵を絞って取り組んでみることが大切です。

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