適切な体温コントロールとは?トレーニング後のアイシングが大事な理由

適切な体温コントロールとは?トレーニング後のアイシングが大事な理由

適切な体温コントロールとは?トレーニング後のアイシングが大事な理由 適切な体温コントロールとは?トレーニング後のアイシングが大事な理由

皆さんはアイシングというワードを1度は耳にされた事があるかと思います。トレーニングされる方の場合、アイシングというよりクールダウンと表現する方が聞き慣れているワードかもしれませんね。この記事では、アイシングやクールダウンに掘り下げてご紹介したいと思います。

<監修>
織居さやか
インストラクター、パーソナルトレーナー、介護予防運動アドバイザー。指導歴20年。スポーツクラブなどでボディメイク、セルフケアストレッチ、ヨガ、健康体操などのレッスンを行う他、イベント講師、整形外科にてリハビリトレーナーとしても勤務するなど子供からシニアまで幅広い層の運動指導を行う。

皆さんはアイシングというワードを1度は耳にされた事があるかと思います。トレーニングされる方の場合、アイシングというよりクールダウンと表現する方が聞き慣れているワードかもしれませんね。この記事では、アイシングやクールダウンに掘り下げてご紹介したいと思います。

<監修>
織居さやか
インストラクター、パーソナルトレーナー、介護予防運動アドバイザー。指導歴20年。スポーツクラブなどでボディメイク、セルフケアストレッチ、ヨガ、健康体操などのレッスンを行う他、イベント講師、整形外科にてリハビリトレーナーとしても勤務するなど子供からシニアまで幅広い層の運動指導を行う。

トレーニング後に行うアイシング、クールダウンとは

トレーニング後に行うアイシング、クールダウンとは

アイシングとは外傷による応急処置Rest安静、Icing冷却、Compression圧迫、Elevation挙上の頭文字をとったRICEの中の1つとしての意味で使われることがあります。またアスリートやスポーツ選手などが捻挫や打ち身などをした際に氷嚢などで冷やすイメージが大きいかと思います。

健康思考でジム通いやランニングをされる方なら、クールダウンの時間を大事にされている方も多いと思いますが、運動による疲労を残さないように沢山運動した後に身体の機能回復や、上がった体温や心拍数を元に戻したりするためにとても重要なものなのです。

車のアクセルをウォーミングアップ、ブレーキをクールダウンと例えてみましょう。

急発進、急ブレーキでは危険運転や事故を招き車体にも負担がかかりますよね。私たち人間の体もウォーミングアップで徐々に体を動かしてクールダウンで、ゆっくり筋肉をほぐし、熱を発散する事で筋肉や心肺機能はもちろん体全体にかかる負担も軽くするのです。

スポーツ経験者の方ならランニングやバスケットボール、バレーボールなど膝に負担のかかるスポーツの後に膝をアイシングしたり、スポーツジムでマシントレーニングの後にストレッチエリアで体を伸ばしたり、ジムのお風呂やサウナに入る方はサウナや入浴で体を温めた後、水風呂に入って一度上がった体温を下げたりという光景を目にした事があるのではないでしょうか?

意識してアイシングやクールダウンをするというよりトレーニングをされる方にはルーティンの一部になっていることも多く感じます。

アイシングとは外傷による応急処置Rest安静、Icing冷却、Compression圧迫、Elevation挙上の頭文字をとったRICEの中の1つとしての意味で使われることがあります。またアスリートやスポーツ選手などが捻挫や打ち身などをした際に氷嚢などで冷やすイメージが大きいかと思います。

健康思考でジム通いやランニングをされる方なら、クールダウンの時間を大事にされている方も多いと思いますが、運動による疲労を残さないように沢山運動した後に身体の機能回復や、上がった体温や心拍数を元に戻したりするためにとても重要なものなのです。

車のアクセルをウォーミングアップ、ブレーキをクールダウンと例えてみましょう。

急発進、急ブレーキでは危険運転や事故を招き車体にも負担がかかりますよね。私たち人間の体もウォーミングアップで徐々に体を動かしてクールダウンで、ゆっくり筋肉をほぐし、熱を発散する事で筋肉や心肺機能はもちろん体全体にかかる負担も軽くするのです。

スポーツ経験者の方ならランニングやバスケットボール、バレーボールなど膝に負担のかかるスポーツの後に膝をアイシングしたり、スポーツジムでマシントレーニングの後にストレッチエリアで体を伸ばしたり、ジムのお風呂やサウナに入る方はサウナや入浴で体を温めた後、水風呂に入って一度上がった体温を下げたりという光景を目にした事があるのではないでしょうか?

意識してアイシングやクールダウンをするというよりトレーニングをされる方にはルーティンの一部になっていることも多く感じます。

アイシング、クールダウンで期待できる効果

アイシング、クールダウンで期待できる効果

アイシング、クールダウンで期待できる効果 アイシング、クールダウンで期待できる効果

筋力トレーニングや激しい運動をすると乳酸という疲労物質が体内に蓄積します。その為、筋肉が硬くなり疲れが抜けにくくなったり筋肉痛を引き起こしたりします。クールダウンのストレッチなどで筋肉を和らげると共に、運動して活発になった交感神経の働きを緩めます。

また、運動後は白血球数が減少し激しい運動をすると一時的に免疫が落ちると言われています。クールダウンやアイシングが直接的に免疫アップに繋がる訳ではありませんが、運動後に体調を崩しやすい方は、運動後のクールダウンをしっかり行うと体温の変化による風邪や体調不良の予防にも繋がります。

逆に糖尿病やリウマチなどの局所の血液循環に障害がある方は、冷やし過ぎてしまうと血流が悪くなり凍傷を起こす危険もありますので、注意が必要です。

筋力トレーニングや激しい運動をすると乳酸という疲労物質が体内に蓄積します。その為、筋肉が硬くなり疲れが抜けにくくなったり筋肉痛を引き起こしたりします。クールダウンのストレッチなどで筋肉を和らげると共に、運動して活発になった交感神経の働きを緩めます。

また、運動後は白血球数が減少し激しい運動をすると一時的に免疫が落ちると言われています。クールダウンやアイシングが直接的に免疫アップに繋がる訳ではありませんが、運動後に体調を崩しやすい方は、運動後のクールダウンをしっかり行うと体温の変化による風邪や体調不良の予防にも繋がります。

逆に糖尿病やリウマチなどの局所の血液循環に障害がある方は、冷やし過ぎてしまうと血流が悪くなり凍傷を起こす危険もありますので、注意が必要です。

アイシング、クールダウンの具体的な方法

アイシング、クールダウンの具体的な方法

アイシング、クールダウンの具体的な方法 アイシング、クールダウンの具体的な方法

一般的にクールダウンというと、ストレッチマットの上で呼吸を整えながら静的ストレッチを長めにゆっくり行うのが、健康志向で運動されている方には身近に感じるかと思います。

他にもランニングの後ならば、走る動きから速度を落とし最後の数分はウォーキングに流れを持って行くなど、運動して上がった心拍数を徐々に通常に戻していく、体を動かして活発になった交感神経を落ち着かせていくなど、一気に動きを止めるのではなく、徐々にブレーキをかけていくイメージで行うのがベストです。

運動中や、運動後に筋肉の張りや痛みなどの違和感がある時のみ患部を冷やすアイシングをプラスしてください。

一般的にクールダウンというと、ストレッチマットの上で呼吸を整えながら静的ストレッチを長めにゆっくり行うのが、健康志向で運動されている方には身近に感じるかと思います。

他にもランニングの後ならば、走る動きから速度を落とし最後の数分はウォーキングに流れを持って行くなど、運動して上がった心拍数を徐々に通常に戻していく、体を動かして活発になった交感神経を落ち着かせていくなど、一気に動きを止めるのではなく、徐々にブレーキをかけていくイメージで行うのがベストです。

運動中や、運動後に筋肉の張りや痛みなどの違和感がある時のみ患部を冷やすアイシングをプラスしてください。

まとめ

まとめ

筋トレやランニングなどされる方で、翌日疲れが抜けない、運動したのに逆に身体がスッキリしないなどの不調が出る方ほど、整理運動のクールダウンが足りていない傾向にあります。ただ運動をするだけでなく、その後のクールダウン含め運動の効果が期待できます。

夏や晴れた日に運動を行う方も多いと思いますが、そのような気候だと運動して発汗量も増えます。濡れた服でそのままストレッチや、長時間体をほぐすと逆に体が冷えすぎてしまいますので、沢山汗をかいたらシャワーで汗を流す、または着替えてからゆっくり涼しい場所で体をほぐし、使った筋肉を労りましょう。

筋トレやランニングなどされる方で、翌日疲れが抜けない、運動したのに逆に身体がスッキリしないなどの不調が出る方ほど、整理運動のクールダウンが足りていない傾向にあります。ただ運動をするだけでなく、その後のクールダウン含め運動の効果が期待できます。

夏や晴れた日に運動を行う方も多いと思いますが、そのような気候だと運動して発汗量も増えます。濡れた服でそのままストレッチや、長時間体をほぐすと逆に体が冷えすぎてしまいますので、沢山汗をかいたらシャワーで汗を流す、または着替えてからゆっくり涼しい場所で体をほぐし、使った筋肉を労りましょう。

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