ヒノキ花粉症はいつからいつまで? 飛散ピークと終息時期をご紹介 ヒノキ花粉症はいつからいつまで? 飛散ピークと終息時期をご紹介

ヒノキ花粉症はいつからいつまで? 飛散ピークと終息時期をご紹介

ヒノキ花粉症はいつからいつまで? 飛散ピークと終息時期をご紹介

スギ花粉症の発症から1カ月ほど遅れてシーズンを迎えるヒノキ花粉症。近年は戦後に建材用として植林されたヒノキが成長してさかんに花粉を付けるようになってきました。それに比例してヒノキ花粉症に悩む人が増えています。

スギ花粉症の発症から1カ月ほど遅れてシーズンを迎えるヒノキ花粉症。近年は戦後に建材用として植林されたヒノキが成長してさかんに花粉を付けるようになってきました。それに比例してヒノキ花粉症に悩む人が増えています。

春はヒノキ花粉症の季節

春はヒノキ花粉症の季節

ヒノキ花粉の飛散時期は、地域にもよりますが3月後半から5月にかけてです。飛散のピークは4月中旬頃で、花粉症の不快な症状も強まります。
スギ花粉症の人がヒノキ花粉症を併発する割合は高く、約70%といわれています。スギ花粉とヒノキ花粉の両方に反応する人では、3月下旬になり、ようやくスギ花粉症の症状が落ち着いたと安堵するやいなや、再びくしゃみ・鼻みず・鼻づまりに悩まされるということに。うららかな春に花粉症の症状のピークが2回くることになります。

ヒノキ花粉の飛散時期は、地域にもよりますが3月後半から5月にかけてです。飛散のピークは4月中旬頃で、花粉症の不快な症状も強まります。
スギ花粉症の人がヒノキ花粉症を併発する割合は高く、約70%といわれています。スギ花粉とヒノキ花粉の両方に反応する人では、3月下旬になり、ようやくスギ花粉症の症状が落ち着いたと安堵するやいなや、再びくしゃみ・鼻みず・鼻づまりに悩まされるということに。うららかな春に花粉症の症状のピークが2回くることになります。

ヒノキの飛散時期・終息時期、そしてピーク時期は?

ヒノキの飛散時期・終息時期、そしてピーク時期は?

お住いのエリアの飛散開始時期、飛散ピーク時期、飛散終息時期を知って、タイミングよく対策を! そして、ヒノキ花粉症の季節を乗り切りましょう。

【ヒノキ花粉の飛散状況】

エリア
飛散開始時期
飛散終息時期
ピーク時期
北海道
4月下旬
6月いっぱい
飛散量は少ない
東北
3月中旬
5月中旬
4月
関東
1月下旬
7月上旬
3月中旬から4月いっぱい
東海
3月中旬
5月中旬
4月上旬から中旬
関西
1月下旬
5月いっぱい
4月上旬から中旬
九州
3月初旬
5月中旬
3月中旬から4月上旬


ただし、その年によって花粉の飛散状況は変わります。天気予報などをこまめにチェックして最新の飛散状況を参考にしてください。

お住いのエリアの飛散開始時期、飛散ピーク時期、飛散終息時期を知って、タイミングよく対策を! そして、ヒノキ花粉症の季節を乗り切りましょう。

【ヒノキ花粉の飛散状況】

エリア
飛散開始時期
飛散終息時期
ピーク時期
北海道
4月下旬
6月いっぱい
飛散量は少ない
東北
3月中旬
5月中旬
4月
関東
1月下旬
7月上旬
3月中旬から4月いっぱい
東海
3月中旬
5月中旬
4月上旬から中旬
関西
1月下旬
5月いっぱい
4月上旬から中旬
九州
3月初旬
5月中旬
3月中旬から4月上旬


ただし、その年によって花粉の飛散状況は変わります。天気予報などをこまめにチェックして最新の飛散状況を参考にしてください。

過去のヒノキ花粉観測値データ

過去のヒノキ花粉観測値データ

ヒノキ花粉の総飛散量は、前年の夏の気候に影響されます。
猛暑で雨が少ない夏ほど雄花が多く付き、翌年の春に多くの花粉を飛散するようになります。
さらに、前年の総花粉量が多かった翌年の飛散量は少ないという傾向がありますので、過去の観測値データから、今シーズンの飛散予想をすることもできます。
また、東京都では、過去のヒノキ花粉の観測値データを公開しています。シーズン中には、毎日、都内各地域の状況を観測してデータ化しています。このような過去の観測値データからもその年の飛散ピーク時期等を読み解くことは可能でしょう。

ヒノキ花粉の総飛散量は、前年の夏の気候に影響されます。
猛暑で雨が少ない夏ほど雄花が多く付き、翌年の春に多くの花粉を飛散するようになります。
さらに、前年の総花粉量が多かった翌年の飛散量は少ないという傾向がありますので、過去の観測値データから、今シーズンの飛散予想をすることもできます。
また、東京都では、過去のヒノキ花粉の観測値データを公開しています。シーズン中には、毎日、都内各地域の状況を観測してデータ化しています。このような過去の観測値データからもその年の飛散ピーク時期等を読み解くことは可能でしょう。

ヒノキの生息地域

ヒノキの生息地域

ヒノキはスギと同じ針葉樹の仲間です。関東地方より南に多く生育しており、北海道や沖縄ではほとんど見られません。
日本の国土は約7割が森林で、そのうち約4割が人工林です。人工林の樹木で最も多いのはスギですが、ヒノキはその次に多く、人工林の25%を占めます。

ヒノキはスギと同じ針葉樹の仲間です。関東地方より南に多く生育しており、北海道や沖縄ではほとんど見られません。
日本の国土は約7割が森林で、そのうち約4割が人工林です。人工林の樹木で最も多いのはスギですが、ヒノキはその次に多く、人工林の25%を占めます。

ヒノキの生息地域 ヒノキの生息地域

出典:農林水産省Webサイト(http://www.rinya.maff.go.jp/j/sin_riyou/kafun/data.html)

出典:農林水産省Webサイト(http://www.rinya.maff.go.jp/j/sin_riyou/kafun/data.html)

しかし、人工林をもつ地域はある程度限られています。下の地図を見てもわかるように、スギの人工林は全国にありますが、ヒノキに関しては北海道、東北の中・北部、北陸などには人工林がありません。

天然林もありますので、これらの地域のヒノキの花粉量は少ないと断言することはできないかもしれませんが、参考にはなるでしょう。

しかし、人工林をもつ地域はある程度限られています。下の地図を見てもわかるように、スギの人工林は全国にありますが、ヒノキに関しては北海道、東北の中・北部、北陸などには人工林がありません。

天然林もありますので、これらの地域のヒノキの花粉量は少ないと断言することはできないかもしれませんが、参考にはなるでしょう。

ヒノキの生息地域 ヒノキの生息地域

出典:農林水産省Webサイト(http://www.rinya.maff.go.jp/j/sin_riyou/kafun/data.html)

出典:農林水産省Webサイト(http://www.rinya.maff.go.jp/j/sin_riyou/kafun/data.html)

こんな日は花粉が多い!

こんな日は花粉が多い!

その日の天気や気温によって、ヒノキ花粉の飛散量は変わります。
飛散量が多いのは、次のような日です。

・最高気温が高めの日
・雨上がりの翌日で天気がよい日
・晴天で風の強い日
・湿度が低い(乾燥した)日

とくに気温が高く、強い南風の日、つまり、春一番のような風が吹く日は、スギやヒノキの花粉が大量に飛散しますので要注意です!
そんな日のお出かけでは、マスク、メガネ、帽子などで花粉から身を守りましょう。

その日の天気や気温によって、ヒノキ花粉の飛散量は変わります。
飛散量が多いのは、次のような日です。

・最高気温が高めの日
・雨上がりの翌日で天気がよい日
・晴天で風の強い日
・湿度が低い(乾燥した)日

とくに気温が高く、強い南風の日、つまり、春一番のような風が吹く日は、スギやヒノキの花粉が大量に飛散しますので要注意です!
そんな日のお出かけでは、マスク、メガネ、帽子などで花粉から身を守りましょう。

教えてくれた先生

教えてくれた先生

松脇 由典 先生 松脇 由典 先生

松脇 由典 先生

松脇 由典 先生

医療法人社団 恵芳会
松脇クリニック品川 院長
耳鼻咽喉科・アレルギー科医師
松脇クリニック品川

医療法人社団 恵芳会
松脇クリニック品川 院長
耳鼻咽喉科・アレルギー科医師
松脇クリニック品川

【略歴】
1994年3月東京慈恵会医科大学 医学部 医学科卒業
1994年5月東京慈恵会医科大学付属病院にて研修開始
2006年8月東京慈恵会医科大学 耳鼻咽喉科講座 講師
医療法人社団恵芳会 松脇クリニック品川 理事長
現在に至る

【学会】
日本耳鼻咽喉科学会・専門医/日本アレルギー学会・専門医/日本鼻科学会
耳鼻咽喉科臨床学会/耳鼻咽喉科短期滞在手術研究会/
品川気道アレルギー研究会・代表
アレルギー・好酸球研究会

【賞罰】
平成24年日本鼻科学会 第19回学会賞
平成18年米国アレルギー喘息免疫学会 Featured
presentation
平成17年東京慈恵会医科大学 金杉賞

【略歴】
1994年3月東京慈恵会医科大学 医学部 医学科卒業
1994年5月東京慈恵会医科大学付属病院にて研修開始
2006年8月東京慈恵会医科大学 耳鼻咽喉科講座 講師
医療法人社団恵芳会 松脇クリニック品川 理事長
現在に至る

【学会】
日本耳鼻咽喉科学会・専門医/日本アレルギー学会・専門医/日本鼻科学会
耳鼻咽喉科臨床学会/耳鼻咽喉科短期滞在手術研究会/
品川気道アレルギー研究会・代表
アレルギー・好酸球研究会

【賞罰】
平成24年日本鼻科学会 第19回学会賞
平成18年米国アレルギー喘息免疫学会 Featured
presentation
平成17年東京慈恵会医科大学 金杉賞